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80.明かされた心の内
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「おぉぉぉぉお前っ! それでも、弟か! あんなに面倒みてやったのに!!」
ジョージの言葉は、今では咆哮を呈していた。その声音には、憎しみさえ籠もっている。
「えぇ、兄様には感謝していますよ。いきなり現れた、どこの馬の骨とも分からない私に優しくし、実の兄のように接してくれました。本当に、嬉しかった。
けれど、いつしか貴方は私に対して距離を置くようになり、避けるようになりましたね。そして、大学入学を機に家を出て、滅多に顔を見せることはなくなりました。
あの頃の私には、それがどれだけ辛かったか。兄様には、決して分からないでしょうね……」
そう言ったステファンの言葉尻には哀愁が込められており、サラは思わず少年時代のステファンの孤独だった時代を想像して、胸が締め付けられるような痛みを覚えた。
すると、かろうじて聞き取れるぐらいのジョージの小さい声が落とされる。
「あぁ……確かに。あの頃の私は、お前を避けていた。お前の顔を見るのが……辛かったんだ。
生まれた時からクリステンセン財閥の後継者として育てられ、常に一番を求められていた私は、血反吐を吐くほどの努力をし、やっとのことで学力を維持していた。
だが、お前は……成績優秀、スポーツも難なくこなし、加えて母親譲りの美貌。そんなお前に嫉妬し、劣等感を持つようになっていたんだ……11も年下のお前に対して、な。
一番堪え難かったのは、お前のピアノの才能だった。父様は、その才能を愛していた。自分の子供が何をしようと心を動かさず、興味を持たない父様が、お前のピアノリサイタルだけは欠かすことなく熱心に顔を出した。
どんなに努力しようと、ピアノの才能なんて一朝一夕で身につけられるものではない。私は、それが恨めしくて仕方なかった……」
サラは、愕然とした。
お父様が、ステファンをそんな風に思っていたなんて。
いつでも弟を優しく見守り、励まし、心配していたと思っていました。
それは、偽りだったのですか? 心の奥底ではずっと弟を恨み、父親の愛情を得られなかったことへの嫉妬を抱いていたのですか?
私は……ステファンと私が恋仲になることで、彼とお父様の間に亀裂が入ることをずっと恐れていましたが、私がステファンと恋仲になる前……いいえ。私が、生まれる前から……もうふたりの間には、既に深い亀裂が入っていたのですか?
ずっと私は両親に愛され、ステファンに優しく見守られ、幸せな家族だと信じていました。
ーー今、それが……幻影のように、砂塵となって消えていく。
壁越しに、ジョージの震える声が聞こえる。
「……仕方、なかったんだ。
ナタリーと一緒になりたかった。もう、父様の操り人形にはなりたくなかった。
それに……これは、ステファン。お前のためでもあったんだ」
「私の、ため?」
思ってもいなかったジョージの言葉に、ステファンは言葉尻を上げた。
「確かに父様は、お前のピアノの才能を愛していた。だが、それはあくまで趣味としての範囲だ。
物覚えがよく、何においても器用にこなし、感情に左右されない冷静な判断力をもつお前を……父様は、クリステンセン財閥の後継者に、と考えていたんだ」
「え……」
ステファンの声が上擦り、戸惑いの色が窺える。何事においても先を見通す力のある彼でも、それは全く初耳のようだった。
「何、を……言っているのですか。
あの人が亡くなった時に私に遺したものといえば、コンサートホールだけ。私を後継者に据えることを考えていたなど、ありえません」
僅かだが、ステファンの声が震えている。
「ステファン、今まで黙っていたが……父様が遺したあの遺言状は、お前がクリステンセン家に引き取られる数日前に弁護士を呼び、親族を集めて書かれたものだ。
『全財産の3分の1を妻に、3分の1を長男であるジョージに、残りの3分の1は親族に均等に分けることとする。もし妻が先に亡くなった場合の妻の相続分は、全て長男のジョージに。そして、次男のステファンにはコンサートホールを譲る』
それは、愛人の子供を養子として受け入れるに当たって、ステファンに財産を相続させないということを明確にしておかなければ、妻や親族の猛反対にあうことが分かっていた父様の画策だった。母様や親族は、その遺言状があったからこそ、お前をクリステンセン家の養子として迎え入れることをやむなく認めた。愛人の子供を養子に迎えるなど、一族にとっては異例のことだ。
その後、父様はステファンを養子に迎え入れ、無関心を装いながらも、お前のことについて逐一報告させていた。お前の学力や運動神経の良さ、正確で冷静な判断力、他人に左右されない力強さ、母親から譲り受けた容姿と身のこなし、人を惹きつけるカリスマ性。そして……母様からの折檻にも耐える忍耐強さまで加味し、お前がクリステンセン財閥の未来を担う後継者としてふさわしいと判断したのだ。
父様は、『ステファンが二十歳になったら遺言状を書き換え、自分の後継者にステファンを任命する』と、はっきり私に仰ったよ。それまでにステファンの商才を磨き、親族から有無を言わせぬ程にその実力を見せつけるとも、な……」
「そ、んな……」
ステファンが、絶句する。
「クリステンセン財閥の長男であり、後継者として育てられてきたはずの私よりも、父様がお前を選んだという事実は、私の心を引き裂いた。お前に嫉妬し、憎み、恨む気持ちが自分の中でどんどん募っていった。
だから……私を慕ってくれているお前には私の醜いそんな心を見せたくなくて、私は次第にお前と距離を置くようになったのだ。
だが……信じられないかもしれないが、私は同時にお前を愛してもいたのだ。お前がクリステンセン家に来た時から、私はお前のことを守り、実の兄のようになりたいと思っていた。
そして、ステファン……お前の才能を妬みながらも、お前には好きなピアノの道を歩んで欲しいと、心の底から願っていたんだ」
ジョージは、胸の奥底から絞り出すように、そう言った。
テーブルがガタン、と揺れた。
「う、そ……嘘、です。
あの、人は……私の、ことなど……興味をもったことは、一度も...一度だって、ありませんでした。興味をもっていたのは、母から受け継いだ……ピアノの、才能、だけ……」
ステファンの声が大きく震え、激しく動揺しているのが壁越しに聞いているサラにも伝わってきた。
ジョージが、フゥ……と息を吐き出した。
「愛人が産んだ子供を甘やかせば、お前が辛い立場に追い込まれると考えたのだろう。父様は……心からお前の母を愛し、そして心の底では、お前のことを愛していたのだ。
どんな形であろうと、お前は父様に愛されていたのだよ。私と違って、な」
ジョージは、寂しく笑った。
ジョージの言葉は、今では咆哮を呈していた。その声音には、憎しみさえ籠もっている。
「えぇ、兄様には感謝していますよ。いきなり現れた、どこの馬の骨とも分からない私に優しくし、実の兄のように接してくれました。本当に、嬉しかった。
けれど、いつしか貴方は私に対して距離を置くようになり、避けるようになりましたね。そして、大学入学を機に家を出て、滅多に顔を見せることはなくなりました。
あの頃の私には、それがどれだけ辛かったか。兄様には、決して分からないでしょうね……」
そう言ったステファンの言葉尻には哀愁が込められており、サラは思わず少年時代のステファンの孤独だった時代を想像して、胸が締め付けられるような痛みを覚えた。
すると、かろうじて聞き取れるぐらいのジョージの小さい声が落とされる。
「あぁ……確かに。あの頃の私は、お前を避けていた。お前の顔を見るのが……辛かったんだ。
生まれた時からクリステンセン財閥の後継者として育てられ、常に一番を求められていた私は、血反吐を吐くほどの努力をし、やっとのことで学力を維持していた。
だが、お前は……成績優秀、スポーツも難なくこなし、加えて母親譲りの美貌。そんなお前に嫉妬し、劣等感を持つようになっていたんだ……11も年下のお前に対して、な。
一番堪え難かったのは、お前のピアノの才能だった。父様は、その才能を愛していた。自分の子供が何をしようと心を動かさず、興味を持たない父様が、お前のピアノリサイタルだけは欠かすことなく熱心に顔を出した。
どんなに努力しようと、ピアノの才能なんて一朝一夕で身につけられるものではない。私は、それが恨めしくて仕方なかった……」
サラは、愕然とした。
お父様が、ステファンをそんな風に思っていたなんて。
いつでも弟を優しく見守り、励まし、心配していたと思っていました。
それは、偽りだったのですか? 心の奥底ではずっと弟を恨み、父親の愛情を得られなかったことへの嫉妬を抱いていたのですか?
私は……ステファンと私が恋仲になることで、彼とお父様の間に亀裂が入ることをずっと恐れていましたが、私がステファンと恋仲になる前……いいえ。私が、生まれる前から……もうふたりの間には、既に深い亀裂が入っていたのですか?
ずっと私は両親に愛され、ステファンに優しく見守られ、幸せな家族だと信じていました。
ーー今、それが……幻影のように、砂塵となって消えていく。
壁越しに、ジョージの震える声が聞こえる。
「……仕方、なかったんだ。
ナタリーと一緒になりたかった。もう、父様の操り人形にはなりたくなかった。
それに……これは、ステファン。お前のためでもあったんだ」
「私の、ため?」
思ってもいなかったジョージの言葉に、ステファンは言葉尻を上げた。
「確かに父様は、お前のピアノの才能を愛していた。だが、それはあくまで趣味としての範囲だ。
物覚えがよく、何においても器用にこなし、感情に左右されない冷静な判断力をもつお前を……父様は、クリステンセン財閥の後継者に、と考えていたんだ」
「え……」
ステファンの声が上擦り、戸惑いの色が窺える。何事においても先を見通す力のある彼でも、それは全く初耳のようだった。
「何、を……言っているのですか。
あの人が亡くなった時に私に遺したものといえば、コンサートホールだけ。私を後継者に据えることを考えていたなど、ありえません」
僅かだが、ステファンの声が震えている。
「ステファン、今まで黙っていたが……父様が遺したあの遺言状は、お前がクリステンセン家に引き取られる数日前に弁護士を呼び、親族を集めて書かれたものだ。
『全財産の3分の1を妻に、3分の1を長男であるジョージに、残りの3分の1は親族に均等に分けることとする。もし妻が先に亡くなった場合の妻の相続分は、全て長男のジョージに。そして、次男のステファンにはコンサートホールを譲る』
それは、愛人の子供を養子として受け入れるに当たって、ステファンに財産を相続させないということを明確にしておかなければ、妻や親族の猛反対にあうことが分かっていた父様の画策だった。母様や親族は、その遺言状があったからこそ、お前をクリステンセン家の養子として迎え入れることをやむなく認めた。愛人の子供を養子に迎えるなど、一族にとっては異例のことだ。
その後、父様はステファンを養子に迎え入れ、無関心を装いながらも、お前のことについて逐一報告させていた。お前の学力や運動神経の良さ、正確で冷静な判断力、他人に左右されない力強さ、母親から譲り受けた容姿と身のこなし、人を惹きつけるカリスマ性。そして……母様からの折檻にも耐える忍耐強さまで加味し、お前がクリステンセン財閥の未来を担う後継者としてふさわしいと判断したのだ。
父様は、『ステファンが二十歳になったら遺言状を書き換え、自分の後継者にステファンを任命する』と、はっきり私に仰ったよ。それまでにステファンの商才を磨き、親族から有無を言わせぬ程にその実力を見せつけるとも、な……」
「そ、んな……」
ステファンが、絶句する。
「クリステンセン財閥の長男であり、後継者として育てられてきたはずの私よりも、父様がお前を選んだという事実は、私の心を引き裂いた。お前に嫉妬し、憎み、恨む気持ちが自分の中でどんどん募っていった。
だから……私を慕ってくれているお前には私の醜いそんな心を見せたくなくて、私は次第にお前と距離を置くようになったのだ。
だが……信じられないかもしれないが、私は同時にお前を愛してもいたのだ。お前がクリステンセン家に来た時から、私はお前のことを守り、実の兄のようになりたいと思っていた。
そして、ステファン……お前の才能を妬みながらも、お前には好きなピアノの道を歩んで欲しいと、心の底から願っていたんだ」
ジョージは、胸の奥底から絞り出すように、そう言った。
テーブルがガタン、と揺れた。
「う、そ……嘘、です。
あの、人は……私の、ことなど……興味をもったことは、一度も...一度だって、ありませんでした。興味をもっていたのは、母から受け継いだ……ピアノの、才能、だけ……」
ステファンの声が大きく震え、激しく動揺しているのが壁越しに聞いているサラにも伝わってきた。
ジョージが、フゥ……と息を吐き出した。
「愛人が産んだ子供を甘やかせば、お前が辛い立場に追い込まれると考えたのだろう。父様は……心からお前の母を愛し、そして心の底では、お前のことを愛していたのだ。
どんな形であろうと、お前は父様に愛されていたのだよ。私と違って、な」
ジョージは、寂しく笑った。
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