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433.抗えない命令
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「は、い……」
躰の芯が熱くなるのを感じながら、美羽は類の顔にふくよかな膨らみを寄せた。その先端が、類の唇に触れる。
「ンッッ」
羽で擽られたような柔らかい刺激にすらビクビクと震える美羽に、類がクスリと笑みを零す。
「フフッ……やらしいね。自分から求めるなんて」
「ッッ」
内腿が震える。類の言葉で、快感を感じてしまっている。
ぁ、だめ……濡れちゃう。
類がスカートから手を入れて、パンティーの両端に指を差し入れた。
「濡れたら気持ち悪いでしょ。腰、浮かせて?」
「ぁ、でも……」
脱いでしまったら、歯止めが効かなくなってしまいそうで恐い。
腰を浮かせる動作を躊躇っていると、類がクイと顎をあげて首を傾げた。
「ねぇ。ミューに選択肢を与えたと思ってるの? 僕は、脱いでって優しく命令してあげたんだけど?」
王座に君臨する支配者のような視線に、背筋がゾクゾクと震慄する。
「……ご、ごめんなさいっ」
理不尽だと思うのに、消せない背徳感が潜んでいるのに……類に命令されることに、従わされることに、悦びが芽生えていた。
腰を浮かせるけれど、脚を開いて類に跨った状態では途中までしか下ろせない。
「脚、曲げて」
今度は抵抗することなく片脚を曲げ、パンティーを潜らせていく。スカートの下で行われているエロティックな行為に、興奮が高まっていく。次にもう片方の脚を曲げた途端、スルスルとパンティーが下りてくる感覚にゾクゾクと皮膚が粟立つ。
「ねぇ、僕のも脱がせてよ」
類の甘えた表情と声音に、美羽の胸がキュンと締め付けられるように切なく鳴った。
片足に絡まったパンティーが気になりながらも類に頷き、ベルトの金具に指を掛ける。スカートで覆われているので類の中心がどうなっているのか見えないが、ファスナーに手を触れるとそこが盛り上がっているのが手に伝わってきた。
ぁ。類の、大きくなってる……
美羽は無意識に喉をコクリと鳴らし、唾を飲み込んでいた。
ドクンと花芽が脈打つのを感じながら、慎重にファスナーを下ろしていく。それからパンツの両端に指をかけて自らの体重を浮かせると、類も腰を上げた。膝まで下ろすと、あとは自然にスルスルと下りていく。
次に、ボクサーパンツに指を引っ掛け、類が苦しくならないように引っ張って十分な空間を空け、慎重に下ろしていく。
再び類に跨がると、先ほどまで布を通じて感じていた類の体温が直に触れ、鼓動が速くなる。彼の肌の温かさを、肌触りを知ってしまったら、もっとほしくなってしまう。
「ミューの肌に触れるの、気持ちいい。もっと、感じたくなる」
自分が考えているのと同じタイミングで類に言われ、胸が熱くなる。
類の手が足首に留まっているパンティーを掴み、美羽にヒールを脱がせて足から抜き去った。
「もう、遅かったみたいだね……濡れてる」
パンティーのクロッチ部分を見つめてから、類に耳元で囁かれ、耳から一気に全身の熱が上がっていく。
「まだ、何もしてないのに。期待、してるんだ?」
「……」
羞恥心を煽られ、答えられずにいる美羽を、類は決して許してくれない。
「ねぇ、期待してるんでしょ?」
「し、てます……」
「フフッ。何を期待してるの?」
「ッッ!
……る、いに……触れて、もらえること、を……」
掠れた吐息と共に美羽が途切れながらも精一杯答えると、類は満足げな表情を浮かべた。
「さっきの続き、してほしいの?」
類が真っ赤な舌を見せ、露わになっている美羽の膨らみへと近づけた。あと数ミリで、美羽の触れてほしい尖りに触れる……その距離がもどかしくて、美羽は胸を揺らした。
「して」
「して?」
「して、ください……」
躰の芯が熱くなるのを感じながら、美羽は類の顔にふくよかな膨らみを寄せた。その先端が、類の唇に触れる。
「ンッッ」
羽で擽られたような柔らかい刺激にすらビクビクと震える美羽に、類がクスリと笑みを零す。
「フフッ……やらしいね。自分から求めるなんて」
「ッッ」
内腿が震える。類の言葉で、快感を感じてしまっている。
ぁ、だめ……濡れちゃう。
類がスカートから手を入れて、パンティーの両端に指を差し入れた。
「濡れたら気持ち悪いでしょ。腰、浮かせて?」
「ぁ、でも……」
脱いでしまったら、歯止めが効かなくなってしまいそうで恐い。
腰を浮かせる動作を躊躇っていると、類がクイと顎をあげて首を傾げた。
「ねぇ。ミューに選択肢を与えたと思ってるの? 僕は、脱いでって優しく命令してあげたんだけど?」
王座に君臨する支配者のような視線に、背筋がゾクゾクと震慄する。
「……ご、ごめんなさいっ」
理不尽だと思うのに、消せない背徳感が潜んでいるのに……類に命令されることに、従わされることに、悦びが芽生えていた。
腰を浮かせるけれど、脚を開いて類に跨った状態では途中までしか下ろせない。
「脚、曲げて」
今度は抵抗することなく片脚を曲げ、パンティーを潜らせていく。スカートの下で行われているエロティックな行為に、興奮が高まっていく。次にもう片方の脚を曲げた途端、スルスルとパンティーが下りてくる感覚にゾクゾクと皮膚が粟立つ。
「ねぇ、僕のも脱がせてよ」
類の甘えた表情と声音に、美羽の胸がキュンと締め付けられるように切なく鳴った。
片足に絡まったパンティーが気になりながらも類に頷き、ベルトの金具に指を掛ける。スカートで覆われているので類の中心がどうなっているのか見えないが、ファスナーに手を触れるとそこが盛り上がっているのが手に伝わってきた。
ぁ。類の、大きくなってる……
美羽は無意識に喉をコクリと鳴らし、唾を飲み込んでいた。
ドクンと花芽が脈打つのを感じながら、慎重にファスナーを下ろしていく。それからパンツの両端に指をかけて自らの体重を浮かせると、類も腰を上げた。膝まで下ろすと、あとは自然にスルスルと下りていく。
次に、ボクサーパンツに指を引っ掛け、類が苦しくならないように引っ張って十分な空間を空け、慎重に下ろしていく。
再び類に跨がると、先ほどまで布を通じて感じていた類の体温が直に触れ、鼓動が速くなる。彼の肌の温かさを、肌触りを知ってしまったら、もっとほしくなってしまう。
「ミューの肌に触れるの、気持ちいい。もっと、感じたくなる」
自分が考えているのと同じタイミングで類に言われ、胸が熱くなる。
類の手が足首に留まっているパンティーを掴み、美羽にヒールを脱がせて足から抜き去った。
「もう、遅かったみたいだね……濡れてる」
パンティーのクロッチ部分を見つめてから、類に耳元で囁かれ、耳から一気に全身の熱が上がっていく。
「まだ、何もしてないのに。期待、してるんだ?」
「……」
羞恥心を煽られ、答えられずにいる美羽を、類は決して許してくれない。
「ねぇ、期待してるんでしょ?」
「し、てます……」
「フフッ。何を期待してるの?」
「ッッ!
……る、いに……触れて、もらえること、を……」
掠れた吐息と共に美羽が途切れながらも精一杯答えると、類は満足げな表情を浮かべた。
「さっきの続き、してほしいの?」
類が真っ赤な舌を見せ、露わになっている美羽の膨らみへと近づけた。あと数ミリで、美羽の触れてほしい尖りに触れる……その距離がもどかしくて、美羽は胸を揺らした。
「して」
「して?」
「して、ください……」
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