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42.あの日の過ちー14
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起き上がった類は避妊具を外してクルッと縛り、テーブルからティッシュを抜いて包むとソファ横のゴミ箱に捨てた。
「ねぇ……こんなとこに捨てて、大丈夫?」
「親帰ってくるのは明日だし、それまでに捨てとけば大丈夫だから」
いつもどちらかの部屋で行為に及ぶ時にも、ゴミの処理には気を使う。類の部屋にわざと成人雑誌やアダルトビデオを散らかしておいてティッシュの山に埋もれさせたり、時にはわざわざコンビニにまで捨てに行くこともある。
ほんの小さなことから私たちの関係が露呈するんじゃないかと思うと、すごく恐い……
類が美羽を抱き上げ、膝の上に乗せた。プリーツスカートが下り、露わになった乳房が余計に卑猥に映る。
「ミュー、心配しないで。ちゃんと忘れずに捨てとくから」
「うん……」
類が美羽をぎゅっと抱き締め、乳房に頬ずりする。
「柔らかくて気持ちいい……」
「フフッ、類ってば」
猫のように甘えてくる類が愛おしくて、美羽は艶のある髪を撫でて指で解していった。類となら、こんな戯れを何時間していたって飽きることがない。
いつからこんな気持ちを持ち始めたのか考えてみても、思い付かない。
きっと、記憶さえもまだない……生まれる前からのものなのだから。
やがて類が水蜜桃のように瑞々しい美羽の乳房を撫で、揉みしだき始める。
「ンフ……」
甘やかな声を上げる美羽に、類が欲情の火を灯す。ぎゅっと乳房を絞り出すように掌全体で掴まれると、紅い蕾がグッと類の顔の間近にまで迫り出す。
「また、ミューが欲しくなってきちゃった……」
類が真っ赤な舌を伸ばし、チロリと舐める。
明日は学校休みだし、今日はきっと朝まで寝かせてもらえない……
そんな覚悟を胸に、美羽もまた欲情を灯した瞳で見つめ返した。
「私も、まだ類が足りない……」
美羽の言葉を聞き、類の瞳が意地悪く細められる。
「ねぇ、胸寄せてみて」
美羽が恥ずかしがると分かっているのに、いつもわざと言ってくる。それでも美羽は両方の乳房を包み込むとギュッと真ん中に寄せた。そこに類がバフッと顔を埋めこみ、それから舌を伸ばして左右の蕾を交互に舐める。
「ウクッ……やっぱりこれ、恥ずかしい……類」
真っ赤になって瞳をウルウルさせる美羽に、類はますます興奮し、舌を艶かしく動かした。
「フフッ、可愛いよ……ミュー」
類の長い腕がソファの下へと潜り込み、手にしたそれを美羽に渡した。
「ぇ?」
「さっき、余分にポケットから抜いて、忍び込ませといた。ミュー、つけて?」
今度は類が美羽の乳房を包み込んでギュッと真ん中に寄せながら、蕾を咥えた。淫らに蕾を揺らして愛撫する類に、美羽は拒否することも出来ず包装を破ろうとして、ビクンと跳ねた。
「ゃ、ぁ……も、類ぃ……ハァッ、出来ない……」
「クスクス……頑張って」
容赦なく類の指と舌で弄られて、美羽はビクビク躰を震わせながらようやく中身を取り出し、プリーツスカートの下に手を潜り込ませると、類の下半身の中心へと手を伸ばした。
凄い……もう、こんなに硬くなってる……
そう感じた途端にキュンと膣奥が切なく疼き、その間にも類が蕾に舌を絡ませて吸ってきて、美羽の欲情が刺激されて蜜が溢れ出してくる。
ゴムの真ん中の摘みを指で挟み込み、手探りでそっと上に被せた途端、それがピクリと震えた。指の腹を使ってゆっくりと巻き下ろしていく。薄い膜越しにも熱がジンジンと伝わってきて、思わず喉元から溢れ出した蜜をゴクリと飲み込んだ。根元まで被さると、類の吐息が耳を揺らした。
「ミュー、入れて……」
顔を上げると、蠱惑的な表情に魅入られてコクンと頷いた。
「ねぇ……こんなとこに捨てて、大丈夫?」
「親帰ってくるのは明日だし、それまでに捨てとけば大丈夫だから」
いつもどちらかの部屋で行為に及ぶ時にも、ゴミの処理には気を使う。類の部屋にわざと成人雑誌やアダルトビデオを散らかしておいてティッシュの山に埋もれさせたり、時にはわざわざコンビニにまで捨てに行くこともある。
ほんの小さなことから私たちの関係が露呈するんじゃないかと思うと、すごく恐い……
類が美羽を抱き上げ、膝の上に乗せた。プリーツスカートが下り、露わになった乳房が余計に卑猥に映る。
「ミュー、心配しないで。ちゃんと忘れずに捨てとくから」
「うん……」
類が美羽をぎゅっと抱き締め、乳房に頬ずりする。
「柔らかくて気持ちいい……」
「フフッ、類ってば」
猫のように甘えてくる類が愛おしくて、美羽は艶のある髪を撫でて指で解していった。類となら、こんな戯れを何時間していたって飽きることがない。
いつからこんな気持ちを持ち始めたのか考えてみても、思い付かない。
きっと、記憶さえもまだない……生まれる前からのものなのだから。
やがて類が水蜜桃のように瑞々しい美羽の乳房を撫で、揉みしだき始める。
「ンフ……」
甘やかな声を上げる美羽に、類が欲情の火を灯す。ぎゅっと乳房を絞り出すように掌全体で掴まれると、紅い蕾がグッと類の顔の間近にまで迫り出す。
「また、ミューが欲しくなってきちゃった……」
類が真っ赤な舌を伸ばし、チロリと舐める。
明日は学校休みだし、今日はきっと朝まで寝かせてもらえない……
そんな覚悟を胸に、美羽もまた欲情を灯した瞳で見つめ返した。
「私も、まだ類が足りない……」
美羽の言葉を聞き、類の瞳が意地悪く細められる。
「ねぇ、胸寄せてみて」
美羽が恥ずかしがると分かっているのに、いつもわざと言ってくる。それでも美羽は両方の乳房を包み込むとギュッと真ん中に寄せた。そこに類がバフッと顔を埋めこみ、それから舌を伸ばして左右の蕾を交互に舐める。
「ウクッ……やっぱりこれ、恥ずかしい……類」
真っ赤になって瞳をウルウルさせる美羽に、類はますます興奮し、舌を艶かしく動かした。
「フフッ、可愛いよ……ミュー」
類の長い腕がソファの下へと潜り込み、手にしたそれを美羽に渡した。
「ぇ?」
「さっき、余分にポケットから抜いて、忍び込ませといた。ミュー、つけて?」
今度は類が美羽の乳房を包み込んでギュッと真ん中に寄せながら、蕾を咥えた。淫らに蕾を揺らして愛撫する類に、美羽は拒否することも出来ず包装を破ろうとして、ビクンと跳ねた。
「ゃ、ぁ……も、類ぃ……ハァッ、出来ない……」
「クスクス……頑張って」
容赦なく類の指と舌で弄られて、美羽はビクビク躰を震わせながらようやく中身を取り出し、プリーツスカートの下に手を潜り込ませると、類の下半身の中心へと手を伸ばした。
凄い……もう、こんなに硬くなってる……
そう感じた途端にキュンと膣奥が切なく疼き、その間にも類が蕾に舌を絡ませて吸ってきて、美羽の欲情が刺激されて蜜が溢れ出してくる。
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「ミュー、入れて……」
顔を上げると、蠱惑的な表情に魅入られてコクンと頷いた。
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