4 / 9
仲のいいバイト仲間だと思ってたら、いきなり襲われちゃいました!
4
しおりを挟む
「はーい、すぐ行きまーす」
さっきまでの艶めかしい喘ぎ声からは想像出来ないくらいの、仕事モードな声で返した。
あー、イけなかったぁ……
身体中に熱が籠もってる。アソコが物足りなさそうにヒクヒクしてる。
「惜しいな、あとちょっとだったのに……」
豪が軽く言って、もう背を向けて扉から出てった。
私もその後を慌てて追い、控室に在庫管理表を戻すついでにトイレに入り、濡れてベトベトになったショーツを脱いでカバンの奥の方に押し込んだ。
ノーパンで働くの、嫌だけど……濡れたショーツ履いてるよりいいよね……
フロアに入るとすぐに友美さんに声をかけられた。
「美愛ちゃんは、3卓の団体さん担当、お願いね。お冷は行ったけど、注文はまだだから」
「分かりましたぁ」
3卓に行くと、
わっ、サイアク……
平日の夕方にも関わらず、野球のユニフォームに身を包んだおじさん達の団体がガヤガヤと騒いでる。普通ならこういう連中は日曜の午後に来るんだけど、たぶん社内の野球大会とか、そういう類のイベントがあったのだろう。
絶対、生中とかばっかだよね。ジョッキ重いから嫌なんだけど……
バーコード親父が大きく手を振って、注文の合図をした。
そんなに大きく振らなくても、すぐ近くにいるんだから、見えるってば。
心では毒づきながらも、笑顔で対応するプロな私。
「おっ、可愛い嬢ちゃんだなぁ、いくつ?」
余計な話はいいから、注文してよ……
「16です。お客様、ご注文はお決まりですか?」
「16! ジェーケーってやつかぁ、いいねぇ。肌なんてツヤツヤだ。
それにしても、最近の娘は発育いいねぇ……」
そう言いながら、上から下まで舐め回すように見られて気色悪さに鳥肌が立つ。ここの制服は胸周りがきつく、腰をキュッとエプロンで締めるため、かなりボディラインがはっきり見える。しかもミニスカートだし。ファミレス業界のエロい制服ナンバー1だと、豪がこの前の飲み会で話してた。
さっき豪に舐められた乳首がまだ勃ったままだ。ブラジャーで隠れてはいるけれど、こいつらにそれを気付かれたらどうしよう……
それより私、ノーパンじゃん!!
なんでこんな日にぃ、もぉ最悪っっ!!
豪を、恨みたい気持ちでいっぱいになる。
結局野球親父たちは、何をもっても先ずはビールを飲みたかったらしく、案外あっさりと解放されてホッとした。
てか、生中20個とか、ここ居酒屋じゃないんですけどっっ!!
ジョッキの樽が空っぽになって、バックヤードに新しいの取りに行かなきゃだしあ~あ、ついてない……
空の樽を転がしながらバックヤードに行くと、豪がタバコを吸っていた。
おいおい、高校生。こんな所で何、堂々とタバコ吸ってんのよ。
「うぃーっす」
「うぃーっす」
さっきの行為が嘘だったかのように普通に挨拶。
「あ、そのジョッキ樽運ぶの手伝ってもらっていい?」
「いいけど、1億円な」
「何それっ。今持ってないからツケにしといて」
そんなやり取りをしながらも、ちゃんとビール樽を取り出してくれるやっぱり良い奴。
「んなぁ、さっきトイレ行ってたけど、もしかしてヌイタ?」
「んなわけないでしょっっ!!
……濡れたショーツだと気持ち悪いから、脱いだだけだし」
豪が咥えてたタバコを指にかけて、ニヤリと笑った。
「マジで!?
ノーパンのウェイトレスとか、ヤバすぎるんですけど」
「好きでやってるわけじゃないからっ!!」
「……ちょっと、見してみ」
豪の瞳に怪しい光が宿る。
「ヤダ。
もう、仕事中だし。早く戻らないと生中遅いって文句言われちゃう」
「一瞬だけ!
したら、これ運んでセッティングまでしてやる」
豪が肩でビール樽を差した。
それは……して欲しい、かも……
「ほんとに、一瞬だから……ね」
スカートを秒速で捲くって下ろした。
「やっべーーーっっ!! キタコレーーーっっ!!
ごちっす。これで1日バイト乗り切れるわぁ♪」
さっきまでの艶めかしい喘ぎ声からは想像出来ないくらいの、仕事モードな声で返した。
あー、イけなかったぁ……
身体中に熱が籠もってる。アソコが物足りなさそうにヒクヒクしてる。
「惜しいな、あとちょっとだったのに……」
豪が軽く言って、もう背を向けて扉から出てった。
私もその後を慌てて追い、控室に在庫管理表を戻すついでにトイレに入り、濡れてベトベトになったショーツを脱いでカバンの奥の方に押し込んだ。
ノーパンで働くの、嫌だけど……濡れたショーツ履いてるよりいいよね……
フロアに入るとすぐに友美さんに声をかけられた。
「美愛ちゃんは、3卓の団体さん担当、お願いね。お冷は行ったけど、注文はまだだから」
「分かりましたぁ」
3卓に行くと、
わっ、サイアク……
平日の夕方にも関わらず、野球のユニフォームに身を包んだおじさん達の団体がガヤガヤと騒いでる。普通ならこういう連中は日曜の午後に来るんだけど、たぶん社内の野球大会とか、そういう類のイベントがあったのだろう。
絶対、生中とかばっかだよね。ジョッキ重いから嫌なんだけど……
バーコード親父が大きく手を振って、注文の合図をした。
そんなに大きく振らなくても、すぐ近くにいるんだから、見えるってば。
心では毒づきながらも、笑顔で対応するプロな私。
「おっ、可愛い嬢ちゃんだなぁ、いくつ?」
余計な話はいいから、注文してよ……
「16です。お客様、ご注文はお決まりですか?」
「16! ジェーケーってやつかぁ、いいねぇ。肌なんてツヤツヤだ。
それにしても、最近の娘は発育いいねぇ……」
そう言いながら、上から下まで舐め回すように見られて気色悪さに鳥肌が立つ。ここの制服は胸周りがきつく、腰をキュッとエプロンで締めるため、かなりボディラインがはっきり見える。しかもミニスカートだし。ファミレス業界のエロい制服ナンバー1だと、豪がこの前の飲み会で話してた。
さっき豪に舐められた乳首がまだ勃ったままだ。ブラジャーで隠れてはいるけれど、こいつらにそれを気付かれたらどうしよう……
それより私、ノーパンじゃん!!
なんでこんな日にぃ、もぉ最悪っっ!!
豪を、恨みたい気持ちでいっぱいになる。
結局野球親父たちは、何をもっても先ずはビールを飲みたかったらしく、案外あっさりと解放されてホッとした。
てか、生中20個とか、ここ居酒屋じゃないんですけどっっ!!
ジョッキの樽が空っぽになって、バックヤードに新しいの取りに行かなきゃだしあ~あ、ついてない……
空の樽を転がしながらバックヤードに行くと、豪がタバコを吸っていた。
おいおい、高校生。こんな所で何、堂々とタバコ吸ってんのよ。
「うぃーっす」
「うぃーっす」
さっきの行為が嘘だったかのように普通に挨拶。
「あ、そのジョッキ樽運ぶの手伝ってもらっていい?」
「いいけど、1億円な」
「何それっ。今持ってないからツケにしといて」
そんなやり取りをしながらも、ちゃんとビール樽を取り出してくれるやっぱり良い奴。
「んなぁ、さっきトイレ行ってたけど、もしかしてヌイタ?」
「んなわけないでしょっっ!!
……濡れたショーツだと気持ち悪いから、脱いだだけだし」
豪が咥えてたタバコを指にかけて、ニヤリと笑った。
「マジで!?
ノーパンのウェイトレスとか、ヤバすぎるんですけど」
「好きでやってるわけじゃないからっ!!」
「……ちょっと、見してみ」
豪の瞳に怪しい光が宿る。
「ヤダ。
もう、仕事中だし。早く戻らないと生中遅いって文句言われちゃう」
「一瞬だけ!
したら、これ運んでセッティングまでしてやる」
豪が肩でビール樽を差した。
それは……して欲しい、かも……
「ほんとに、一瞬だから……ね」
スカートを秒速で捲くって下ろした。
「やっべーーーっっ!! キタコレーーーっっ!!
ごちっす。これで1日バイト乗り切れるわぁ♪」
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説

ナイトプールで熱い夜
狭山雪菜
恋愛
萌香は、27歳のバリバリのキャリアウーマン。大学からの親友美波に誘われて、未成年者不可のナイトプールへと行くと、親友がナンパされていた。ナンパ男と居たもう1人の無口な男は、何故か私の側から離れなくて…?
この作品は、「小説家になろう」にも掲載しております。


【完結】大学で人気の爽やかイケメンはヤンデレ気味のストーカーでした
あさリ23
恋愛
大学で人気の爽やかイケメンはなぜか私によく話しかけてくる。
しまいにはバイト先の常連になってるし、専属になって欲しいとお金をチラつかせて誘ってきた。
お金が欲しくて考えなしに了承したのが、最後。
私は用意されていた蜘蛛の糸にまんまと引っかかった。
【この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません】
ーーーーー
小説家になろうで投稿している短編です。あちらでブックマークが多かった作品をこちらで投稿しました。
内容は題名通りなのですが、作者的にもヒーローがやっちゃいけない一線を超えてんなぁと思っています。
ヤンデレ?サイコ?イケメンでも怖いよ。が
作者の感想です|ω・`)
また場面で名前が変わるので気を付けてください


眠り姫は甘い悪魔に染められる
なかな悠桃
恋愛
仙徳ちなは、ある夢を見ていた。それは普段とは真逆の性格の同期、上出天音がいる世界・・・。
※※今の連載が落ち着いたら続編を書く予定にしてるので、何カ所か含みのある内容になり意味が分からないと思います。すみません(´;ω;`)
※※見直してはおりますが、誤字脱字などお見苦しい点ございましたら申し訳ございません。


【R18】愛され総受け女王は、20歳の誕生日に夫である美麗な年下国王に甘く淫らにお祝いされる
奏音 美都
恋愛
シャルール公国のプリンセス、アンジェリーナの公務の際に出会い、恋に落ちたソノワール公爵であったルノー。
両親を船の沈没事故で失い、突如女王として戴冠することになった間も、彼女を支え続けた。
それから幾つもの困難を乗り越え、ルノーはアンジェリーナと婚姻を結び、単なる女王の夫、王配ではなく、自らも執政に取り組む国王として戴冠した。
夫婦となって初めて迎えるアンジェリーナの誕生日。ルノーは彼女を喜ばせようと、画策する。

コクって、フラれて、ツキあって
カゲ
恋愛
「私、彼氏居るから」
彼の告白に美穂はそう答えた。
落ち込む彼に美穂は続けて、
「彼氏じゃなきゃダメ?」
と美穂はそう聞いてくる。
彼は今まで通りの関係で居たい、という意味だと思ったが、実は美穂の意図は違っていて…?
彼と美穂の彼氏・彼女でない関係が始まっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる