【R18】仲のいいバイト仲間だと思ってたら、いきなり襲われちゃいました!

奏音 美都

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仲のいいバイト仲間だと思ってたら、いきなり襲われちゃいました!

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「はーい、すぐ行きまーす」

 さっきまでの艶めかしい喘ぎ声からは想像出来ないくらいの、仕事モードな声で返した。

 あー、イけなかったぁ……

 身体中に熱が籠もってる。アソコが物足りなさそうにヒクヒクしてる。

「惜しいな、あとちょっとだったのに……」

 豪が軽く言って、もう背を向けて扉から出てった。

 私もその後を慌てて追い、控室に在庫管理表を戻すついでにトイレに入り、濡れてベトベトになったショーツを脱いでカバンの奥の方に押し込んだ。

 ノーパンで働くの、嫌だけど……濡れたショーツ履いてるよりいいよね……

 フロアに入るとすぐに友美さんに声をかけられた。

「美愛ちゃんは、3卓の団体さん担当、お願いね。お冷は行ったけど、注文はまだだから」
「分かりましたぁ」

 3卓に行くと、

 わっ、サイアク……

 平日の夕方にも関わらず、野球のユニフォームに身を包んだおじさん達の団体がガヤガヤと騒いでる。普通ならこういう連中は日曜の午後に来るんだけど、たぶん社内の野球大会とか、そういう類のイベントがあったのだろう。

 絶対、生中とかばっかだよね。ジョッキ重いから嫌なんだけど……

 バーコード親父が大きく手を振って、注文の合図をした。

 そんなに大きく振らなくても、すぐ近くにいるんだから、見えるってば。

 心では毒づきながらも、笑顔で対応するプロな私。

「おっ、可愛い嬢ちゃんだなぁ、いくつ?」

 余計な話はいいから、注文してよ……

「16です。お客様、ご注文はお決まりですか?」
「16! ジェーケーってやつかぁ、いいねぇ。肌なんてツヤツヤだ。
 それにしても、最近の娘は発育いいねぇ……」

 そう言いながら、上から下まで舐め回すように見られて気色悪さに鳥肌が立つ。ここの制服は胸周りがきつく、腰をキュッとエプロンで締めるため、かなりボディラインがはっきり見える。しかもミニスカートだし。ファミレス業界のエロい制服ナンバー1だと、豪がこの前の飲み会で話してた。

 さっき豪に舐められた乳首がまだ勃ったままだ。ブラジャーで隠れてはいるけれど、こいつらにそれを気付かれたらどうしよう……

 それより私、ノーパンじゃん!!
 なんでこんな日にぃ、もぉ最悪っっ!!

 豪を、恨みたい気持ちでいっぱいになる。

 結局野球親父たちは、何をもっても先ずはビールを飲みたかったらしく、案外あっさりと解放されてホッとした。

 てか、生中20個とか、ここ居酒屋じゃないんですけどっっ!!

 ジョッキの樽が空っぽになって、バックヤードに新しいの取りに行かなきゃだしあ~あ、ついてない……

 空の樽を転がしながらバックヤードに行くと、豪がタバコを吸っていた。

 おいおい、高校生。こんな所で何、堂々とタバコ吸ってんのよ。

「うぃーっす」
「うぃーっす」

 さっきの行為が嘘だったかのように普通に挨拶。

「あ、そのジョッキ樽運ぶの手伝ってもらっていい?」
「いいけど、1億円な」
「何それっ。今持ってないからツケにしといて」

 そんなやり取りをしながらも、ちゃんとビール樽を取り出してくれるやっぱり良い奴。

「んなぁ、さっきトイレ行ってたけど、もしかしてヌイタ?」
「んなわけないでしょっっ!!
 ……濡れたショーツだと気持ち悪いから、脱いだだけだし」

 豪が咥えてたタバコを指にかけて、ニヤリと笑った。

「マジで!?
 ノーパンのウェイトレスとか、ヤバすぎるんですけど」
「好きでやってるわけじゃないからっ!!」
「……ちょっと、見してみ」

 豪の瞳に怪しい光が宿る。

「ヤダ。
 もう、仕事中だし。早く戻らないと生中遅いって文句言われちゃう」
「一瞬だけ!
 したら、これ運んでセッティングまでしてやる」

 豪が肩でビール樽を差した。

 それは……して欲しい、かも……

「ほんとに、一瞬だから……ね」

 スカートを秒速で捲くって下ろした。

「やっべーーーっっ!! キタコレーーーっっ!!
 ごちっす。これで1日バイト乗り切れるわぁ♪」
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