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双子の姉を愛し、艶かしい彼女の躰に溺れた僕が辿る運命は……

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 たっぷりと蜜が絡みついた指を抜くと、それをミューの紅く染まった可愛い蕾にデコレーションした。ツヤツヤ光沢を見せるそれは、美味しそうにプルンと揺れた。

「ッハァ……」

 ミューの濡れた声に煽られ、その蕾を押し潰し、摘まみ、こよりのように捻って彼女の快感を引き出していく。カレーの匂いが鼻腔を擽る。いつもなら両親に隠れるようにして真夜中ベッドに忍び込み、密やかに行われる戯れが、明るい電気の下、キッチンという日常的な場所で行われているのだと思うと余計に興奮してくる。

 もっと、欲しい……

 そう思ったタイミングで、ミューが躰を捻って正面で抱き合った。いつもそう。僕たちは違いが求めてるものにシンパシーを感じるんだ。だから、より快感の高みへと上っていける。

 吸いつきそうなほどにしっとりとした極上のミューの肌に僕の熱を擦り付ける。それはまるで、マーキングのようだ。僕の匂いをミューに擦り付けることで別の雄が近づかなくなるなら、僕はいつまでだって全身に僕の匂いを擦り付けるだろう。

 更に近づきたくてミューの股を割って脚を絡ませると、ミューの背中が官能的にしなった。深くなっていく情熱的な口づけに酔い、舌を寄り添わせ、絡ませ合う。

「ンンッ……ァ、ハァッ……類ぃ……」
「ミュー、飲んで……」

 口内に溜まった蜜を飲ませるのは支配欲の表れ。それを素直に飲み干すミューが、僕のそれを満たしていく。

「ンァ」
「震えてる、ミュー。クスッ、可愛い……」

 蕾を摘みながら肌を合わせる。僕の腕の中で快感に染まっていくミューは、息を呑むほどに美しい。全て、支配してしまいたい。

 唇から首筋へと舌を這わせていく。

「ミューの鎖骨、綺麗」

 丁寧に舌で愛撫し、軽く甘噛みすると、ミューがフルッと肩を震わせた。

 ミューの躰はどこも綺麗で、全身を愛撫し、崇拝せずにいられない。ミューは僕の隷属者でありながら、僕の女神でもあるから。

 胸の膨らみから谷間へと舌を撫で下りていくと、汗の混じった塩気を僅かに感じた。

「ふふっ……ちょっとしょっぱい」
「あっ、やだ! やめ、て。シャワー浴びたいっっ」

 ミューはいつでも素直な反応を見せるから、つい揶揄いたくなる。耳まで熱くして瞳を潤ませるミューが可愛くて仕方ない。

 くるりと背を向けて逃げ出そうとするけど、僕がさせるわけないでしょ?

 ミューの背中に腕を回し、豊かな膨らみに沈み込むように顔を押し付けた。何が入ってるんだろうって思うほど柔らかくて、気持ちいい。鼻から息を吸って香りを味わい、胸の谷間にキスをした。

「やめない。ミューの匂いが消えちゃうから、洗い流さないで……」

 ミューの匂いなら、すぐに分かる。恥ずかしがるから言わないけど、生理の時の匂いだってすぐに分かるんだ。たぶん、匂いがなくてもなんとなく分かっちゃうけどね。どんな匂いも、ミューの匂いなら愛してる。

「恥ずか、しいよ……」

 俯いた美羽の顔を覗き込み、軽く唇に触れる。

「いいね、ミューの恥ずかしがる顔……もっと、見せて。お願い?」

 首を傾げて可愛くおねだりされると、ミューが大抵の頼みは断れないことを僕はよく知っている。ミューだって、そんな僕の性格をよく知ってる筈なのに、それを聞き入れてくれる。健気で献身的。そんな彼女を僕の欲でもっともっと汚したくなる。

「ンッ……」

 ミューは恥ずかしがりながらも、胸の下で手を組んで胸をグッと持ち上げた。

「すごい盛り上がってる……」

 左の蕾を指で弄りながら、右の蕾に真っ赤な舌をゆっくりと寄せていく。フルフルと震えながらそれを見つめるミューの顔を、目線だけ上げて見つめた。ミューは溢れ出る色香を隠そうともせず、欲情に濡れた瞳で見つめ返した。

「舐めて欲しいの、ミュー?」

 ミューは顔を赤らめてコクンと頷くけれど、そんな返事じゃ僕が満足できるわけないでしょ?

「聞こえないよ、ミュー……」

 ミューは喉をコクリと鳴らし、目で恥ずかしいと訴えてきたけど、許してあげない。

 ほら、言ってみせてよ……僕をもっと欲情させて。

 抵抗を諦めたミューが、悩ましげな声を上げた。

「お、願い……ハァッ……舐め、て」
「フフッ、よく出来ました」
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