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健気なプリンセスは嫉妬した秘密の恋人である教育係にお仕置きされて、愛を知る
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ジェルヴェはローターを、エレノアの敏感な蕾の部分に押し当てた。
「あっ、あぁん、あっ、いくぅっっ!!」
目眩がする程の快感の波が押し寄せ、ビクンビクンと蕾が震えるのと同時に全身が粟立ち、頭が真っ白になり頂点へと達した。
「ハァッ……ハァッ……ハァ」
凄い……今までに感じたことないほど、大きな快感だった。まだ、躰が余韻に包まれてる。
ジェルヴェが、快感に浸り切っているエレノアに告げる。
「では、今度はプリンセス、貴女が私を気持ちよくして下さいますか」
ジェルヴェは優雅な仕草でフロックコートを脱ぎ、シャツのボタンを外していく。その仕草に、エレノアが見惚れる。
なんて美しいの……
エレノアは快感の余韻に浸りながら、ジェルヴェの姿を自然と目で追っていた。
気づいた時には、ジェルヴェが一糸纏わぬ姿でエレノアの前に立っていた。事務処理が多く、城に篭って仕事をすることが多いと思えぬ程、ジェルヴェの躰は引き締まっており、均整の整った美しいラインが蝋燭の仄かな灯りに照らし出されていた。
そして、色香を纏ったジェルヴェの中心には、大きく太く育った雄々しい彼自身が天を見上げるように猛り、先端から蜜が溢れ誘うようにテラテラと光っていた。
エレノアはその姿を見ただけで下半身に蜜が溢れ出し、欲情で胸が高鳴っていた。
「これは、外して差し上げましょう」
そう言って、ジェルヴェは足首の紐は解いてくれたものの、手首はまだ拘束されたままだった。
そして、両脇の下を両手でぐっと持ち上げ、ヘッドボードに背をつけた形でエレノアは座らされた。
「貴女のその可愛い口で、私を愛して下さいますか」
ジェルヴェがエレノアの目の前に膝立ちになると、雄々しく猛った彼のものがちょうどエレノアの口の近くにあった。
「っ!!」
エレノアが羞恥で顔を真っ赤にし、顔を逸らそうとすると、ジェルヴェはエレノアの顎を掴み、顔を背けさせないよう固定した。
ジェルの、ものが……こんなに近くに……
見られているのは自分ではなく、ジェルヴェの方だというのに、エレノアはまるで自分が視姦されているような錯覚に陥った。
見ているだけで、躰全体がジェルを欲しがって、熱くなってくる……
エレノアは、思わず喉をコクリと鳴らした。
ジェルヴェが右手で自身をもち、エレノアの口元へと持っていく。
もう……私には、抗うことなんて……出来ない。
目の前に差し出されたジェルヴェのものを、恐る恐る舌先で触れる。先端から溢れる蜜が舌に絡みつき、更に欲情を焚きつけられる。
舌でジェルヴェの逞しいものを上下に擦り、先端の蜜を舐め取ると、
「ッ!」
ジェルヴェの躰が揺れ、小さく声が洩れる。
私の愛撫で感じてくれてる。嬉しい……
エレノアは思いきって口を開け、大きくて逞しく猛った彼自身を咥えてみた。
こ、んなに大きいものが……私の中にはいってたなんて……
口の中が彼自身でいっぱいになり、息苦しさを感じるものの、ジェルヴェに喜んで欲しくて必死に口を動かす。だが、手首を拘束されているため、うまく動くことが出来ないでいた。
「プリンセス、貴女という人は……」
そんなエレノアを見て、ジェルヴェは彼女への愛情を感じずにはいられなかった。
ジェルヴェはエレノアが苦しくならないように奥へと深く突かないよう、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ハァ……気持ちいいですよ、エレノア」
普段は教育係という立場をわきまえ、「プリンセス」または「貴女」としか呼んでくれないジェルヴェが唯一恋人としての甘いひとときの中で自分の名前を呼んでくれるのは、本当にエレノアにとって特別で、胸がキュンと甘く疼いた。
エレノアはそんなジェルヴェの言葉に応えるように、舌を動かしながら口で彼自身を愛した。段々とエレノアの中で彼自身の質量が増していき、深くまで突かれていなくてもエレノアは息苦しさを感じた。
エレノアの口から溢れる蜜と彼自身の反り立つ先端から溢れる蜜とのハーモニーが、ジェルヴェが腰を律動させる度にグチュグチュと卑猥な水音を奏でていく。
くる、しくて……息が、出来ない……
そう思った瞬間、ジェルヴェのものがエレノアの口から外された。
「あっ、あぁん、あっ、いくぅっっ!!」
目眩がする程の快感の波が押し寄せ、ビクンビクンと蕾が震えるのと同時に全身が粟立ち、頭が真っ白になり頂点へと達した。
「ハァッ……ハァッ……ハァ」
凄い……今までに感じたことないほど、大きな快感だった。まだ、躰が余韻に包まれてる。
ジェルヴェが、快感に浸り切っているエレノアに告げる。
「では、今度はプリンセス、貴女が私を気持ちよくして下さいますか」
ジェルヴェは優雅な仕草でフロックコートを脱ぎ、シャツのボタンを外していく。その仕草に、エレノアが見惚れる。
なんて美しいの……
エレノアは快感の余韻に浸りながら、ジェルヴェの姿を自然と目で追っていた。
気づいた時には、ジェルヴェが一糸纏わぬ姿でエレノアの前に立っていた。事務処理が多く、城に篭って仕事をすることが多いと思えぬ程、ジェルヴェの躰は引き締まっており、均整の整った美しいラインが蝋燭の仄かな灯りに照らし出されていた。
そして、色香を纏ったジェルヴェの中心には、大きく太く育った雄々しい彼自身が天を見上げるように猛り、先端から蜜が溢れ誘うようにテラテラと光っていた。
エレノアはその姿を見ただけで下半身に蜜が溢れ出し、欲情で胸が高鳴っていた。
「これは、外して差し上げましょう」
そう言って、ジェルヴェは足首の紐は解いてくれたものの、手首はまだ拘束されたままだった。
そして、両脇の下を両手でぐっと持ち上げ、ヘッドボードに背をつけた形でエレノアは座らされた。
「貴女のその可愛い口で、私を愛して下さいますか」
ジェルヴェがエレノアの目の前に膝立ちになると、雄々しく猛った彼のものがちょうどエレノアの口の近くにあった。
「っ!!」
エレノアが羞恥で顔を真っ赤にし、顔を逸らそうとすると、ジェルヴェはエレノアの顎を掴み、顔を背けさせないよう固定した。
ジェルの、ものが……こんなに近くに……
見られているのは自分ではなく、ジェルヴェの方だというのに、エレノアはまるで自分が視姦されているような錯覚に陥った。
見ているだけで、躰全体がジェルを欲しがって、熱くなってくる……
エレノアは、思わず喉をコクリと鳴らした。
ジェルヴェが右手で自身をもち、エレノアの口元へと持っていく。
もう……私には、抗うことなんて……出来ない。
目の前に差し出されたジェルヴェのものを、恐る恐る舌先で触れる。先端から溢れる蜜が舌に絡みつき、更に欲情を焚きつけられる。
舌でジェルヴェの逞しいものを上下に擦り、先端の蜜を舐め取ると、
「ッ!」
ジェルヴェの躰が揺れ、小さく声が洩れる。
私の愛撫で感じてくれてる。嬉しい……
エレノアは思いきって口を開け、大きくて逞しく猛った彼自身を咥えてみた。
こ、んなに大きいものが……私の中にはいってたなんて……
口の中が彼自身でいっぱいになり、息苦しさを感じるものの、ジェルヴェに喜んで欲しくて必死に口を動かす。だが、手首を拘束されているため、うまく動くことが出来ないでいた。
「プリンセス、貴女という人は……」
そんなエレノアを見て、ジェルヴェは彼女への愛情を感じずにはいられなかった。
ジェルヴェはエレノアが苦しくならないように奥へと深く突かないよう、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ハァ……気持ちいいですよ、エレノア」
普段は教育係という立場をわきまえ、「プリンセス」または「貴女」としか呼んでくれないジェルヴェが唯一恋人としての甘いひとときの中で自分の名前を呼んでくれるのは、本当にエレノアにとって特別で、胸がキュンと甘く疼いた。
エレノアはそんなジェルヴェの言葉に応えるように、舌を動かしながら口で彼自身を愛した。段々とエレノアの中で彼自身の質量が増していき、深くまで突かれていなくてもエレノアは息苦しさを感じた。
エレノアの口から溢れる蜜と彼自身の反り立つ先端から溢れる蜜とのハーモニーが、ジェルヴェが腰を律動させる度にグチュグチュと卑猥な水音を奏でていく。
くる、しくて……息が、出来ない……
そう思った瞬間、ジェルヴェのものがエレノアの口から外された。
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