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健気なプリンセスは嫉妬した秘密の恋人である教育係にお仕置きされて、愛を知る
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「ハァッ、ハァッ、ハァッ……」
く、るしい。イキたい、のにイケない……絶頂に後少しで、届きそうなのに。ジリジリと快楽の炎が深奥で燻り続けている。
エレノアは顔を歪め、短く息を吐きながら、艶かしく躰を揺らした。
「では、次のお仕置きに参りましょうか」
ジェルヴェに耳の輪郭を舌でなぞりながら妖しく囁かれ、その声だけでエレノアは下半身が熱をもって疼くのを感じた。
ジェルヴェがフロックコートのポケットからコロンとしたピンクの卵型のローターを取り出す。それは、エレノアが今まで見たことのないものだった。
「こ、これは?」
「時空を越えることができるという闇商人から買った、未来の性具です。ディルドとは違い、ここを押すと自動的に振動が発生し、快感が十倍にも二十倍にもなるとか。
いい機会ですから、試してみましょうか」
ジェルヴェがボタンを押すと、卵形のローターが細かく振動した。
な、に……これ。
性具って言ってたけど、どうするの?
不安な表情を見せるエレノアに、ジェルヴェが妖しく微笑んだ。
「さぁ、始めましょうか」
ブブブ……という音と共にローターが、ジェルヴェの手によってエレノアの淫らに蜜を溢れさせている割れ目へと当てられる。上下にやわやわと擦られ、エレノアは未知の刺激に背中を弓なりに反らし、卑猥な水音よりも声を響かせる。
「あぁっっ!」
やがてヒラヒラとした花弁を押しのけ、紅くぷっくりとした蕾に一定の刺激を与えられる。
「あっ、あっ、あぁっ!!」
腰が自然に浮き上がり、足の指に力が入り、脚がピンと張って硬直し、蕾が快感にビクビクと震える。エレノアは、絶頂の波が押し寄せてくるのを感じた。
イキ、そう……
するとその瞬間、ジェルヴェのローターを持つ手が蕾から離され、それとともに快感の波がひいていく。
「あ、いやっ……」
思わず声を洩らすエレノアに、
「そう簡単には、イかせませんよ」
ふふっとジェルヴェが、悪戯を楽しむかのように告げた。
エレノアの蜜壷からはダラダラと蜜が溢れ出し、蕾は真っ赤にひくつき、達する時を今か今かと待ち侘びているのに……ジェルヴェはローターをエレノアの一番感じる蕾ギリギリで避け、円を描くようにやわやわと一定の刺激を与え続けた。
くる、しい……
毎回、エレノアが快感の波が押し寄せてきた途端に外すという行為を繰り返され、エレノアの頭は快感を求める情欲に支配されていく。
目尻には涙が溜まり、口から零れる蜜を止めることすらできなくなっていた。
「あぁ……ジェル……もう、ゆるし、て……」
おかしく……なっちゃう……
ハァハァという喘ぎ声に消されそうなくらいの掠れた声で、エレノアがジェルヴェに懇願する。そんなエレノアの乱れた姿に、すぐにでも押し倒して蹂躙したい欲を抑え込み、ジェルヴェがエレノアを覗きこみ、尋ねる。
「貴女は私に、どうして欲しいのですか」
いつもならそんなことを聞かれても恥ずかしくて答えることの出来ないエレノアだったが、幾度も焦らされ、どうしようもない欲情に躰を支配され、口から自然と言葉がついてでる。
「ジェル、おねが、い。いか、せて……」
「貴女は誰に、イかせてほしいのですか」
「ジェル、に……いか、せて…ほしいんです」
それだけではまだ、足りません。
ジェルヴェは、一番聞きたかった問いをエレノアに投げかける。
「プリンセス、貴女は誰のものですか?」
「ジェル……貴方の。貴方だけの、ものです」
その言葉を聞いたジェルヴェは、満足そうに微笑む。
「いいでしょう」
く、るしい。イキたい、のにイケない……絶頂に後少しで、届きそうなのに。ジリジリと快楽の炎が深奥で燻り続けている。
エレノアは顔を歪め、短く息を吐きながら、艶かしく躰を揺らした。
「では、次のお仕置きに参りましょうか」
ジェルヴェに耳の輪郭を舌でなぞりながら妖しく囁かれ、その声だけでエレノアは下半身が熱をもって疼くのを感じた。
ジェルヴェがフロックコートのポケットからコロンとしたピンクの卵型のローターを取り出す。それは、エレノアが今まで見たことのないものだった。
「こ、これは?」
「時空を越えることができるという闇商人から買った、未来の性具です。ディルドとは違い、ここを押すと自動的に振動が発生し、快感が十倍にも二十倍にもなるとか。
いい機会ですから、試してみましょうか」
ジェルヴェがボタンを押すと、卵形のローターが細かく振動した。
な、に……これ。
性具って言ってたけど、どうするの?
不安な表情を見せるエレノアに、ジェルヴェが妖しく微笑んだ。
「さぁ、始めましょうか」
ブブブ……という音と共にローターが、ジェルヴェの手によってエレノアの淫らに蜜を溢れさせている割れ目へと当てられる。上下にやわやわと擦られ、エレノアは未知の刺激に背中を弓なりに反らし、卑猥な水音よりも声を響かせる。
「あぁっっ!」
やがてヒラヒラとした花弁を押しのけ、紅くぷっくりとした蕾に一定の刺激を与えられる。
「あっ、あっ、あぁっ!!」
腰が自然に浮き上がり、足の指に力が入り、脚がピンと張って硬直し、蕾が快感にビクビクと震える。エレノアは、絶頂の波が押し寄せてくるのを感じた。
イキ、そう……
するとその瞬間、ジェルヴェのローターを持つ手が蕾から離され、それとともに快感の波がひいていく。
「あ、いやっ……」
思わず声を洩らすエレノアに、
「そう簡単には、イかせませんよ」
ふふっとジェルヴェが、悪戯を楽しむかのように告げた。
エレノアの蜜壷からはダラダラと蜜が溢れ出し、蕾は真っ赤にひくつき、達する時を今か今かと待ち侘びているのに……ジェルヴェはローターをエレノアの一番感じる蕾ギリギリで避け、円を描くようにやわやわと一定の刺激を与え続けた。
くる、しい……
毎回、エレノアが快感の波が押し寄せてきた途端に外すという行為を繰り返され、エレノアの頭は快感を求める情欲に支配されていく。
目尻には涙が溜まり、口から零れる蜜を止めることすらできなくなっていた。
「あぁ……ジェル……もう、ゆるし、て……」
おかしく……なっちゃう……
ハァハァという喘ぎ声に消されそうなくらいの掠れた声で、エレノアがジェルヴェに懇願する。そんなエレノアの乱れた姿に、すぐにでも押し倒して蹂躙したい欲を抑え込み、ジェルヴェがエレノアを覗きこみ、尋ねる。
「貴女は私に、どうして欲しいのですか」
いつもならそんなことを聞かれても恥ずかしくて答えることの出来ないエレノアだったが、幾度も焦らされ、どうしようもない欲情に躰を支配され、口から自然と言葉がついてでる。
「ジェル、おねが、い。いか、せて……」
「貴女は誰に、イかせてほしいのですか」
「ジェル、に……いか、せて…ほしいんです」
それだけではまだ、足りません。
ジェルヴェは、一番聞きたかった問いをエレノアに投げかける。
「プリンセス、貴女は誰のものですか?」
「ジェル……貴方の。貴方だけの、ものです」
その言葉を聞いたジェルヴェは、満足そうに微笑む。
「いいでしょう」
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