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僕は愛する双子の姉に危険な好奇心を向ける
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美羽の手が類の手を掴み、下半身へと誘う。
「触って」
「ミュー。なんか、エロい……」
そう言われて自分のしたことに気づき、美羽は手を引っ込めた。
「も、もうしないっっ」
「え、ごめっっ。違う。ミューがエロ可愛すぎてっていうか、僕も余裕なくて……」
焦ってしどろもどろになる類に、美羽はクスクス笑った。さっき『エロい』なんて言われて余裕のある類に悔しい気持ちになったけど、お互いどうしていいかわからないのは一緒なのだ。
「ね。一緒に気持ちよくなろ」
「うん、そうだね……」
微笑みあって唇を重ねる。舌を絡ませながら、類の指がヌルヌルした蜜穴を何度もなぞる。その度に、膣奥がキュンキュンと締め付けられる。
類の指が欲しいって訴えてる……
もう耐えられないほどに欲望が大きくなり、美羽は類の手を再び取るとぐいと押し当てた。類はそれを合図に、ツプ……と指の先端を蜜穴に差し込む。
大丈夫。まだ。痛くない。
美羽は痛みを忘れるように、貪るように口づけを深く激しくした。
いいよ、大丈夫だから。
来て、類……
類の指が先端から滴った蜜で濡れ、それを潤滑剤にしてゆっくりと奥へと突き進む。
「ンクッ」
膣をキュンと締め付けた美羽に、指を締め付けられた類も顔を顰める。けれど、口づけを止めることなく、更に奥へと指を伸ばす。
もうこれ以上いけないというところまで来て、類は柔らかく熱い唇を離し、空いたもう一方の手で美羽の額の汗を拭った。
「もっと、耐えられる?」
「うん。大丈夫……」
微笑んで見せた美羽に類が瞳を揺らめかせ、ギューッと抱き締めた。
「あぁーっっ、もう!!
ミュー、好きすぎる!! ねぇ、こんなこと誰にもしないでよ」
「ふふっ、誰にもしないよ。
類以外の人となんて、考えられない」
「一生ミューは、僕だけのものだからね」
「うん、分かってるよ」
まるで結婚式の誓いのように、ふたりは瞳を見つめ合わせると、敬虔な様子で唇を重ねた。
互いの純粋な愛情が混ざり合い、溶け合って、ひとつになる。
ーー揺るがない永遠の愛を、感じていた。
「触って」
「ミュー。なんか、エロい……」
そう言われて自分のしたことに気づき、美羽は手を引っ込めた。
「も、もうしないっっ」
「え、ごめっっ。違う。ミューがエロ可愛すぎてっていうか、僕も余裕なくて……」
焦ってしどろもどろになる類に、美羽はクスクス笑った。さっき『エロい』なんて言われて余裕のある類に悔しい気持ちになったけど、お互いどうしていいかわからないのは一緒なのだ。
「ね。一緒に気持ちよくなろ」
「うん、そうだね……」
微笑みあって唇を重ねる。舌を絡ませながら、類の指がヌルヌルした蜜穴を何度もなぞる。その度に、膣奥がキュンキュンと締め付けられる。
類の指が欲しいって訴えてる……
もう耐えられないほどに欲望が大きくなり、美羽は類の手を再び取るとぐいと押し当てた。類はそれを合図に、ツプ……と指の先端を蜜穴に差し込む。
大丈夫。まだ。痛くない。
美羽は痛みを忘れるように、貪るように口づけを深く激しくした。
いいよ、大丈夫だから。
来て、類……
類の指が先端から滴った蜜で濡れ、それを潤滑剤にしてゆっくりと奥へと突き進む。
「ンクッ」
膣をキュンと締め付けた美羽に、指を締め付けられた類も顔を顰める。けれど、口づけを止めることなく、更に奥へと指を伸ばす。
もうこれ以上いけないというところまで来て、類は柔らかく熱い唇を離し、空いたもう一方の手で美羽の額の汗を拭った。
「もっと、耐えられる?」
「うん。大丈夫……」
微笑んで見せた美羽に類が瞳を揺らめかせ、ギューッと抱き締めた。
「あぁーっっ、もう!!
ミュー、好きすぎる!! ねぇ、こんなこと誰にもしないでよ」
「ふふっ、誰にもしないよ。
類以外の人となんて、考えられない」
「一生ミューは、僕だけのものだからね」
「うん、分かってるよ」
まるで結婚式の誓いのように、ふたりは瞳を見つめ合わせると、敬虔な様子で唇を重ねた。
互いの純粋な愛情が混ざり合い、溶け合って、ひとつになる。
ーー揺るがない永遠の愛を、感じていた。
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