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サバイバル編
スマホ見るだけじゃつまんねぇ!!!
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「みんな、行っちゃいましたね」
初っ端から誰かが殺されるなんてあってほしくないんだけど、そうも言ってられないからな。
基本的に2人行動だから、誰かが死んだら相方が怪しくなる。自分の身を守るためにも、パートナーと支え合わないとな。
そのためにも仲良くなっておかないと...
「あんた、なんでこれに参加したの?」
「パチスロばっかで働きもせず、親のスネかじって生きてるんです。3億円があれば、僕も変われるのかなって」
なんか、自分で言っててもめちゃくちゃ思うわ。クズだなぁ。
「はは、そんなことのために命張っちゃったのね。毎日パチ屋か。あんたの親も大変だろうねぇ」
この人結構失礼なこと言ってくるなぁ...
でも事実だから言い返せねぇわ。正論は人を傷つけるんだぞ!ほぼ初対面でこれは酷くない?
「親には毎日のように働けって言われてましたよ。情けない話です」
「あんたの親は、あんたが居なくなってどう思ってるかな。やっぱり金取られても、やっぱり我が子はかわいいのかな...」
この人、絶対家族関係で何かあった感じだ...
そんなもんどうしろっていうんだよ!すっごい切ない表情じゃん!俺励ませばいいの?わかんねぇよ!
「ごめん、ちょっとしんみりしちゃったね。私スマホ確認してるから、あんたは休んでていいよ」
うわぁ...気まずすぎる。でも下手に触れて傷抉ったりしちゃうとダメだしなぁ。休むついでに怪しい人と危険な人でも考えとこ。
怪しい人は今のところ居ないよね。多分。
強いて言うなら武器のない人と一緒に行きたがってたヤマト君か?
いや、でもあの子はただ単に人を信じれないだけの可能性も結構あるような...
危険な人はいっぱいいるな。ほとんどの人が武器持ちだし。
特に危ないのは銃持ちのマサヒロさんかな?いや、ナナミさんも投擲が得意って言ってたな。
とにかく、遠距離からの攻撃手段がある人は敵に回すと厄介だから仲良くなりたい...
~数時間後~
それにしても静かすぎるな。さすがにずっとこれは嫌だから話しかけてみ
ーートンッ!
!?
ナナミさんなにやってんの?怖い...
木にナイフ投げてるよこの人。しかもスマホ見ながらノールックで当ててるんですけど...
「あの、スマホの確認俺がやりましょうか?」
ながらスマホは危険だって言われなかったのか?しかもナイフ投げながらとか...
スマホ見てなくても危ないってのに。
こんな危ないことされるくらいなら俺がスマホ見てるわ。
「え?いや、大丈夫大丈夫!」ーートンッ
えぇ...この人俺と話しながら投げてるやん。てかこの人何個ナイフ持ってんだよ。
「てか、なんでナイフ投げてるんですか?」
「的に何かを投げてると無心になれるの。子供の頃からこういうのが好きで、射的とか輪投げとかよくやってたんだ。
大人になってからはダーツやってて、投げることだけに集中できるから何も考えなくてもいいのよ」ーートンッ
あぁ...やっぱりこの人危険人物だわ。怖いわこの人、、、
上手くやってけるかな......
「ただいま......!?」
ケントさんとミカさん戻ってきたのか。そりゃ驚くよなぁ...
「な、なにやってるんですか...?」
「何って、ナイフ投げてる。ちゃんとスマホ確認しながらやってるから安心して」ーートンッ
安心できるわけないんだよなぁ...
「ふぅ、ちょっと手が疲れてきたし、そろそろやめ時かな」
疲れてなくてもやめ時だろ。オールウェイズやめ時だよ。むしろやり時なんてねぇよ。
「木材、もう結構集まったんだ。それで今運んでるってわけ」
仕事が早いなぁ。とは言っても、もう夕暮れ時かぁ。そろそろみんな戻ってくるんじゃないかな。
「ただいま~」
ほらやっぱり。意外と勘が鋭い俺氏。
とりあえずみんな生きててよかった...
初っ端から誰かが殺されるなんてあってほしくないんだけど、そうも言ってられないからな。
基本的に2人行動だから、誰かが死んだら相方が怪しくなる。自分の身を守るためにも、パートナーと支え合わないとな。
そのためにも仲良くなっておかないと...
「あんた、なんでこれに参加したの?」
「パチスロばっかで働きもせず、親のスネかじって生きてるんです。3億円があれば、僕も変われるのかなって」
なんか、自分で言っててもめちゃくちゃ思うわ。クズだなぁ。
「はは、そんなことのために命張っちゃったのね。毎日パチ屋か。あんたの親も大変だろうねぇ」
この人結構失礼なこと言ってくるなぁ...
でも事実だから言い返せねぇわ。正論は人を傷つけるんだぞ!ほぼ初対面でこれは酷くない?
「親には毎日のように働けって言われてましたよ。情けない話です」
「あんたの親は、あんたが居なくなってどう思ってるかな。やっぱり金取られても、やっぱり我が子はかわいいのかな...」
この人、絶対家族関係で何かあった感じだ...
そんなもんどうしろっていうんだよ!すっごい切ない表情じゃん!俺励ませばいいの?わかんねぇよ!
「ごめん、ちょっとしんみりしちゃったね。私スマホ確認してるから、あんたは休んでていいよ」
うわぁ...気まずすぎる。でも下手に触れて傷抉ったりしちゃうとダメだしなぁ。休むついでに怪しい人と危険な人でも考えとこ。
怪しい人は今のところ居ないよね。多分。
強いて言うなら武器のない人と一緒に行きたがってたヤマト君か?
いや、でもあの子はただ単に人を信じれないだけの可能性も結構あるような...
危険な人はいっぱいいるな。ほとんどの人が武器持ちだし。
特に危ないのは銃持ちのマサヒロさんかな?いや、ナナミさんも投擲が得意って言ってたな。
とにかく、遠距離からの攻撃手段がある人は敵に回すと厄介だから仲良くなりたい...
~数時間後~
それにしても静かすぎるな。さすがにずっとこれは嫌だから話しかけてみ
ーートンッ!
!?
ナナミさんなにやってんの?怖い...
木にナイフ投げてるよこの人。しかもスマホ見ながらノールックで当ててるんですけど...
「あの、スマホの確認俺がやりましょうか?」
ながらスマホは危険だって言われなかったのか?しかもナイフ投げながらとか...
スマホ見てなくても危ないってのに。
こんな危ないことされるくらいなら俺がスマホ見てるわ。
「え?いや、大丈夫大丈夫!」ーートンッ
えぇ...この人俺と話しながら投げてるやん。てかこの人何個ナイフ持ってんだよ。
「てか、なんでナイフ投げてるんですか?」
「的に何かを投げてると無心になれるの。子供の頃からこういうのが好きで、射的とか輪投げとかよくやってたんだ。
大人になってからはダーツやってて、投げることだけに集中できるから何も考えなくてもいいのよ」ーートンッ
あぁ...やっぱりこの人危険人物だわ。怖いわこの人、、、
上手くやってけるかな......
「ただいま......!?」
ケントさんとミカさん戻ってきたのか。そりゃ驚くよなぁ...
「な、なにやってるんですか...?」
「何って、ナイフ投げてる。ちゃんとスマホ確認しながらやってるから安心して」ーートンッ
安心できるわけないんだよなぁ...
「ふぅ、ちょっと手が疲れてきたし、そろそろやめ時かな」
疲れてなくてもやめ時だろ。オールウェイズやめ時だよ。むしろやり時なんてねぇよ。
「木材、もう結構集まったんだ。それで今運んでるってわけ」
仕事が早いなぁ。とは言っても、もう夕暮れ時かぁ。そろそろみんな戻ってくるんじゃないかな。
「ただいま~」
ほらやっぱり。意外と勘が鋭い俺氏。
とりあえずみんな生きててよかった...
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