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第4章 少年期〜青年期 学園3学年〜卒業編
12話 現状確認
しおりを挟む*本日の投稿は諸事情により少し遅れて投稿していますが、引き続きご愛読ください。m(_ _)m
どうも、僕です。今日は朝早くから起こされたので、現実逃避気味に自分の今のステータスを確認しています・・・・
(そう言えばさー、最近、ステータスの確認してなかったよねぇー( ̄▽ ̄))
と、言う言葉から始まった現実逃避・・・・
・・・そして、久しぶりに確認した自分のステータスがコレ・・・・・・
=====================
+ 名前 + アメトリン・ノブル・デューキス
+ 年齢 + 12歳
+ 性別 + 男性 〔前魂性別 女性〕
+ 種族 + 人族・・・?????????
+ 体力 + 97,050
+ 魔力 + 非表示
+スキル+《属性魔法》↑UP
火魔法4→7 水魔法7→9
土魔法5→8 風魔法7→9
氷魔法7→10 雷魔法10
木魔法7→9 光魔法6→9
闇魔法5→8 聖魔法6→8
暗魔法5→8 無魔法7→8
回復魔法7→10 時空魔法6→9
生活魔法6→10
《魔法スキル》↑UP
無詠唱9→10 付与魔法7→9
多重詠唱8→10 合成魔法5→7
精霊魔法3→6
《戦闘スキル》
総合武術
《支援スキル》New ↑UP
探索8→10 追跡7→9
罠5→7 先読7→10
無心8→9 気配感知9→10
気配遮断8→10 気配操作7→10
身体強化7→8 魔力完全制御7→10
並列思考8→10 罠感知6→7
精神強化5→8 New探求7
New神力操作5
《耐性スキル》New ↑UP
精神攻撃耐性7→9 物理攻撃耐性4→7
悪臭耐性4→5 混乱耐性5→7
麻痺耐性4→6 毒耐性2→7
New瘴気耐性5
《技術スキル》New ↑UP
釣り4→7 描画6→9
歌唱9→10 礼儀作法9→10
計算7→10 組立7→10
採取7→8 解体6→8
採掘3→6 伐採6→7
速読8→10 筆写5→8
乗馬7→10 宝飾細工8→10
木工細工4→7 紙細工8→10
楽器演奏5→8 測量4→6
解読3→5 速記5→8
水泳3→7 威圧4→8
New造形3 New鍛造3
開拓農耕5→7 家事生活7→8
服飾縫製6→8 New調合錬金3
《特殊スキル》New ↑UP
New真眼6 特殊隠蔽10
無限収納8→10 瞬間記憶9→10
超回復6→9 全言語理解10
New全情報開示 魔法創造6→9
念話7→10 神託3→6
New神力5
+ 加護 + *異世界の神“月詠“の愛し子
*異世界の神“天照“の愛し子
主神リトスティーナの愛し子
精霊王の愛し子
慈悲と豊穣の女神アナトフローラの加護
+ 称号 + *転生者
神々の愛し子(偽装中 正しくは“神々の友人“)
聖獣達を授かりし者(偽装中 正しくは“神獣の主人“)
公爵家の天使
魔法を紡ぎし者
紫電の奏者
研究好き(偽装中 正しくは“マッドサイエンティスト“)
断罪者
鬼ごっこの達人(偽装中 正しくは“公爵家の隠密泣かせ“)
スキルを集める者
精霊達に愛されし者
New動物達のアイドル
New一人前の冒険者
New神力を発現せし者
※(隠蔽中・ダンジョンフロアの殲滅者)
※(隠蔽中・神託を授けし者)
※(隠蔽中・誤魔化し上手)
※ 上記の*マークは日本語表記です。
・※マークは表示されていません。
・( )の中身は本人にしか見えません。
=======================
(うーん、スキルの統合はあんまり上手く行ってないなぁ~(*´Д`*))
天華『しょうがないですよ。複数の特定のスキルをレベル8まで上げなければ“統合スキル“にはなりませんからね、スキル統合に必要な特定スキルの習得とレベル上げに力を入れたのはここ最近ですから、近いうちに“統合スキル“も増えますよ』
(だと良いけどねぇ~(*´ー`*)・・・あ、称号が増えてる~)
ジュール『本当だね~、この前の神力関連のスキルも出てるね、なんかレベル高いね?』
(・・・?、そうなの?~)
夜月『アトリー、寝るなよ?』
(え~~、気持ち良いんだもん、眠くなっちゃうよ~~( ̄▽ ̄))
こんな風に寝ぼけつつゆったりと念話しながら自分のステータスを確認しているかと言うと、僕は身動きが散れない状態で暇を持て余しているからなのだ。何故そんな事になっているかと言うと、今日はカイ兄様の結婚式当日、結婚式の主役はもちろんデューキス公爵家全員が朝早くから張り切って準備をしている最中だ、だから僕も朝から起きてすぐおめかしをすることに、・・・でも何故か今日の主役でもないのに、オーリー達専属使用人から念入りに肌のお手入れをされている最中だ・・・
(ねぇ~、なんで僕はこんなに念入りなお肌のお手入れされてるんだろうねぇ~、主役はカイ兄様達なのに~( ´ ▽ ` ))
夜月『それはアトリーが日頃から手入れをさせないからだろう?こんな時だからここぞとばかりに念入りにされるんだ』
(む~、お手入れしなくても十分お肌はプルプルの髪はツヤツヤだよ?それに僕は男の子なんだから気合いを入れてお手入れしなくても良いじゃないかなぁ)
主役でもないのに念入りなお手入れにゴネていると・・・
ソル「アトリー様、髪とお肌のお手入れが終わりましたよ。次はお召し物を着て、最後に御髪を整えましょう」
「むぅ?・・・うん、分かった・・・」
ソルに肩を叩かれ、瞑っていた目を開き、目を瞬かせながら身体を起こすと、マッサージのおかげか身体が凄く軽く感じた。ソルに差し出される服を次々着ていき、あとは仕上げにジャケットを着るだけになった僕をカインが流れるように誘導しドレッサーの前の椅子へ、その流れにいつものように身を任せ、静かに席に着くと、一応リクエストを聞かれるが、僕はいつも通り・・・
「今日の装いに似合うようにお任せで・・・」
と言って、気合いを入れて動き始めるオーリー達を鏡越しに眺めながら再度目を閉じて、僕のヘアースタイルを決める会議の討論を聞きながら、ふくらはぎまで伸びた髪を綺麗に纏まるのを待つ。
(はぁ~、今日はどんな髪型になるのかなぁ、流石にここまで伸びると髪を纏めるのは面倒だと思うんだけど、それでも髪は切らせてくれないんだよなぁ、なんでだろう?(*´Д`*)・・・それにどこから習得して来たのか分からんけど、3年前からヘッドスパまでするようになったんだよね・・・こっちの世界ってヘッドスパとかする文化の国ってあった?( ̄▽ ̄)少なくともこの国にはなかったはずなんだけど、何処からこの技術が流れてきたんだろう?)
先程までの全身マッサージの他に、3年前からいつの間にか追加されたヘッドスパでのお手入れを不思議に思っていると・・・
天華『あぁ、それは以前、仁君達がまだこの世界にいた時にご家族の女性陣達と専属使用人達が、彩さんから現代日本の美容について色々と聞いていた時に教えてもらってたみたいですよ・・・』
(うおぅ、女性陣と専属使用人達の美への探究心が止まらなかった結果か( ´ ▽ ` )・・・、てか、いつの間にそんな事を聞き出してたんだか、うちの使用人達は凝り性だから再現度が半端ねぇんよな、話を聞いただけであれだけの技を身につけるのは流石と言うべきか、よくやると言うべきか(*´Д`*)・・・・)
天華『良いじゃないですか、自分の主人の美しさを維持し、さらなる高みを目指そうと日々邁進する姿は、向上心があって』
(それはそうなんだけどぉ、こう言うのは女性陣を主に持ってる人達が力を入れるのは分かるんだ、でも、そこでなんで僕にまでするのかが分からない(*´ー`*)・・・僕は男の子らしくなりはしたいけど、美は求めてないんだよな・・・・、でも、マッサージは気持ち良いから、強くは拒否もできない・・・くっ、ある意味これは罠だ!_:(´ཀ`」 ∠):一度ハマったら抜け出せない!蟻地獄みたいな罠だ!\(( °ω° ))/)
天華『何アホな事を言っているんですか、もう・・・・』
僕のアホな発言に溜め息混じりにツッコミを入れてくる天華は今は僕の膝の上にチョコンとお座りしている。今日は結婚式に相応しい薄ピンク色のレースリボンをああしらったフリルのつけ襟をつけていた。一眼見た時から可愛さで胸がキュンキュンして程なくキュン死するところだった。ジュールは天華とお揃いで、夜月は僕とのお揃いに見える藍色のリボンのついた付け襟をつけてまったり寛いでいた。
すると、いつの間にか今日のヘアースタイルが決まり、物凄い丁寧に、かつ、手早く連携をし僕の髪を結い始めた、どうやら今日は完全なアップスタイルでビシッとカッコよく整える方向のようだ・・・
・・・・数分後・・・・
オーリー「アトリー様、御髪が整いましたのでご確認ください」
そう声をかけられ、目を開けると・・・
「ん、・・・・おぉ・・・・」
(この髪型、前世で着物を着る時よくセットしてもらった“夜会巻き“に似てる・・・・)
「・・・スッキリしてていいね、何より派手さがないのがいい。これなら今回の服によく似合うし、目立たないから変に注目を集めなくて済みそうだ・・・」
そう、今回の衣装は藍色を主に使ったシンプルかつ品のある、前世ではよく見かけたデザインのジャケットスーツだ。特出して派手な装飾は一切無く、この世界ではシンプルを極めたかのようなスーツだが、僕は懐かしい感じのするスーツをそれが良いと強く望んで仕立ててもらった。
オーリー「最初は今回のお召し物があまりにも質素でしたので髪型に迷いましたが、このようにスッキリとした髪型にしますとなかなかしっくりきますね・・・」
と、オーリーや他の専属達も言うので、今回の衣装決めに口を出してよかった、と、1人納得顔で頷くのだった。
ソル「アトリー様、ジャケットをどうぞ」
「うん、ありがとう、ソル」
仕上げにスーツのジャケットを羽織りきっちり前を止めて、再度、姿見で服装を確認して乱れがない事を確認していると・・・
コンコンッ
カミィ姉様「アトリー?入っていい?準備は済んだかしら?」
「あ、どうぞ入っていいですよ」
部屋を訪ねてきたのは今回の結婚式前から実家に帰ってきていたカミィ姉様だった。入室を許可すると専属達が素早く動き、僕の部屋の扉を開けてカミィ姉様を招き入れた。
「カミィ姉様、おはようございます。何かご用でしたか?ご用がありましたら呼んで頂ければ、すぐに僕の方からお伺い致しましたのに、あまり無理をなさらないでください」
カミィ姉様「おはよう、アトリー、いいのよ、私が来たくて来たのだし、少しぐらいは運動したほうがいいとライラ先生から言われましたもの、それにしても、今回は本当にそんな格好で出るの・・・って、言いたかったのだけど、・・・案外、その質素さが他の来客の装いより際立つかもね?」
「えっ?そうですか?目立たないないようにこの服にしたのに・・・」
カミィ姉様「うーんそうね、他の来客の装いは煌びやかなものが多いでしょうから、逆に何も飾らない今のアトリーの装いは凄く目立つと思うわ・・・」
「むぅ・・・それなら、少し装飾をつけたら没個性になるかな?・・・」
カミィ姉様「・・・そうねぇ、少しつけてみてたらどう?」
と、カミィ姉様の発言で逆に目立つと分かった僕は、当初、目立つ事を避けるため、装飾の類もつける予定ではなかったのだが、逆に目立つと言われてしまっては意味がないとなり、自分の所有している装飾品類を急遽全て出して、今回の服装にあう装飾品を見繕うことになった。その時もカミィ姉様に助言をもらいつつ決める事になったので、カミィ姉様には体に負担にならないようにソファに座ってもらって、一緒に装飾品選びをしてもらおうとなった。
(そうそう、もう気づいた人もいると思うけど、今回のカミィ姉様の実家帰りの理由は出産のための一時的なものだ、やっと今世で甥っ子姪っ子ができるとあって、僕はここ最近浮かれっぱなしなんだよ♪早く可愛い赤ちゃんに会いたいなっ♫)
身重なカミィ姉様を気遣いながらスーツに合いそうな装飾品を身につけては、姉様の前に出て良し悪しの判定をお願いする。そんな事を数回してみて、やっと似合う物を見つけて、やっと、今日の装いが完了した。
「カミィ姉様、相談に乗ってくださってありがとうございました」
カミィ姉様「うんん、気にしないで、とても楽しかったわ、ふふっ・・・」
(カミィ姉様の笑顔が母様そっくりになって来たなぁ、やっぱり母親になると同じような表情になるんだな・・・)
カミィ姉様の柔らかく微笑む姿を見て、母様に似て来たなってしみじみ思っているうちに、結婚式の会場である神殿に移動することになった。新郎新婦はすでに神殿で準備を始めているので、あとは他の親族が神殿に向かうだけ・・・
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