7 / 30
2章:交流戦前の合宿
午後の訓練 前編
しおりを挟む
昼食後、合宿所の外周にきているシリル達他チームメイトである。
「ここがスタート地点だ、交流戦はチームっていっても個人だからな。 特に一緒に走らなくてもいいぞ」というヤゼフ。
シリルとガリスは、スタート地点にたっている。
「ヤゼフ教官、シリル君は、小柄なので今日中に男子のメニューで大丈夫なんでしょうか?」ってイロナが聞いてくる。
「うん、大丈夫だぞ」と飄々というと、「本人がいってるんだから、大丈夫だ」というのであった。
「シリル君、大丈夫か? 年齢も君が一番年下なんだ。」って今度はマレクに言われたぞ。
そしたら、ガリスが爆笑し始める。
「シリルなら、平気っすよ。 体力バカなんで」
「体力バカいうなだぞ。 ガリス、勝負だぞ」って言ってやった。
「ほんとーに、ほんとーに軽く流してくれるっすか?」といわれ「うん、わかってるぞ」と俺はニヤリ笑うのであった。 体力バカはシュンさんのほうだぞ。
「疲れたら適当に休憩な、はじめ」ってヤゼフが言ってようやくスタートだぞ。
ガリスがもの凄いスピードで走りはじめ、他チームメイト達も唖然とするが、だいたい時速20KM~30KMの速度で走っている。 俺は立ったままであった。
「シリル君は走らないのか!」ってヤゼフがやや怒鳴るが、「うん、走るぞ。 ガリスが、60KM走ったら、走るぞ」っていった。
「まぁ、すきにしろ」って言われて、「うん、そうするぞ」と返事しとく。
ヤゼフは、ガリスが全く速度を落とす事なく約90KM以上の速度で走っているのにも驚いていた。
30分ぐらい経過すると、ガリスがスタート地点に通過する前に「シリル、お待たせっす」といい、「おう、了解だぞ」と言って走り始めるのだった。
シリルは、ガリスよりも早く走っている。
それから、スピードは落ちる事なく2時間後に、「おわったぞ」といってスタート地点に戻ってくるシリルだが息ひとつきれていない。
シリルがゴールして、2分後にガリスが「やっぱ負けたか」といいながら、こちらもスタート地点にもどってくるのだった。
ヤゼフはヤゼフで信じられない表情を浮かべている。
「本当におわったのか?」
「うん、おわったぞ」といって、俺とガリスとともにカウンターをヤゼフに見せると200KMとなっていた。
「本当に終わってるな。 速すぎだろ。」とブツブツ言っているヤゼフ
「素振りはどこでやるんだぞ?」
いまだにブツブツいって、正直、信じられんと唖然としているヤゼフだ。
「あー、あそこの施設だ。 建物の所に監視官がいるから使い方ききながらやれ」と場所を指でさすのであった。
シリルとガリスは頷きながら、指定された場所へ向かう。
◇◇◇
素振りの場所で、素振りを軽くながしながらシリルとガリスは、念話で会話している。
ガリス:「にしても混魔族は、魔力コントロールなってませんね。」
シリル:「だぞ。 だからだぞ、交流戦に人間とハンデあったとしても負けるんだぞ。」
ガリス:「ですね。」
シリル:「にしても、素振りって意味ないぞ。 あきたぞ。」
ガリス:「ええ、実践が一番っす。」
シリル:「早くおわらせて、模擬戦するのだぞ。」
ガリス:「え! 魔王様、身体強化なしですよね。」
シリル:「うん、そのつもりだぞ。」
そして、1時間もしないうちに、ヤゼフに終わりをつげ、模擬戦をにしに室内訓練場へいくのであった。
ヤゼフとしては、この2人なんなんだ状態であるが、マレク達がまだ走っているので好きにさせる事にしたのである。
訓練場についたシリルとガリス。
誰もおらず、2人だった。 俺 シリルがニコニコしながら木刀をもって「ガリス、始めるんだぞ」といって、ガリスに催促すると、ガリスが「軽くですよ」って言われた。
「うん、わかってるぞ」といって打ち合いが始まる。
2時間半ぐらい、シリル的には軽い打ち合いをしている。
「邪魔がきたぞ、終わりだぞ」
「はぁ、はぁ、そのようっすね。」って息切らして汗だくのガリス。
数分すると他のチームの生徒がはいってきた。
すると教官らしき人が、
「そこの君達、これから彼らが練習するから邪魔だ。 日課のランニングだろ君達は。
ったく、ヤゼフ教官は適当だからな」といわれたぞ。
「うん、出てくぞ」といって、ガリスとともに訓練場をあとにして宿舎に戻るのであった。
全部終わったから模擬戦したとか言ってもどうせ信じないんだぞ。
面倒ごとになる前にさっさと出てくに限るんだぞ。
「ここがスタート地点だ、交流戦はチームっていっても個人だからな。 特に一緒に走らなくてもいいぞ」というヤゼフ。
シリルとガリスは、スタート地点にたっている。
「ヤゼフ教官、シリル君は、小柄なので今日中に男子のメニューで大丈夫なんでしょうか?」ってイロナが聞いてくる。
「うん、大丈夫だぞ」と飄々というと、「本人がいってるんだから、大丈夫だ」というのであった。
「シリル君、大丈夫か? 年齢も君が一番年下なんだ。」って今度はマレクに言われたぞ。
そしたら、ガリスが爆笑し始める。
「シリルなら、平気っすよ。 体力バカなんで」
「体力バカいうなだぞ。 ガリス、勝負だぞ」って言ってやった。
「ほんとーに、ほんとーに軽く流してくれるっすか?」といわれ「うん、わかってるぞ」と俺はニヤリ笑うのであった。 体力バカはシュンさんのほうだぞ。
「疲れたら適当に休憩な、はじめ」ってヤゼフが言ってようやくスタートだぞ。
ガリスがもの凄いスピードで走りはじめ、他チームメイト達も唖然とするが、だいたい時速20KM~30KMの速度で走っている。 俺は立ったままであった。
「シリル君は走らないのか!」ってヤゼフがやや怒鳴るが、「うん、走るぞ。 ガリスが、60KM走ったら、走るぞ」っていった。
「まぁ、すきにしろ」って言われて、「うん、そうするぞ」と返事しとく。
ヤゼフは、ガリスが全く速度を落とす事なく約90KM以上の速度で走っているのにも驚いていた。
30分ぐらい経過すると、ガリスがスタート地点に通過する前に「シリル、お待たせっす」といい、「おう、了解だぞ」と言って走り始めるのだった。
シリルは、ガリスよりも早く走っている。
それから、スピードは落ちる事なく2時間後に、「おわったぞ」といってスタート地点に戻ってくるシリルだが息ひとつきれていない。
シリルがゴールして、2分後にガリスが「やっぱ負けたか」といいながら、こちらもスタート地点にもどってくるのだった。
ヤゼフはヤゼフで信じられない表情を浮かべている。
「本当におわったのか?」
「うん、おわったぞ」といって、俺とガリスとともにカウンターをヤゼフに見せると200KMとなっていた。
「本当に終わってるな。 速すぎだろ。」とブツブツ言っているヤゼフ
「素振りはどこでやるんだぞ?」
いまだにブツブツいって、正直、信じられんと唖然としているヤゼフだ。
「あー、あそこの施設だ。 建物の所に監視官がいるから使い方ききながらやれ」と場所を指でさすのであった。
シリルとガリスは頷きながら、指定された場所へ向かう。
◇◇◇
素振りの場所で、素振りを軽くながしながらシリルとガリスは、念話で会話している。
ガリス:「にしても混魔族は、魔力コントロールなってませんね。」
シリル:「だぞ。 だからだぞ、交流戦に人間とハンデあったとしても負けるんだぞ。」
ガリス:「ですね。」
シリル:「にしても、素振りって意味ないぞ。 あきたぞ。」
ガリス:「ええ、実践が一番っす。」
シリル:「早くおわらせて、模擬戦するのだぞ。」
ガリス:「え! 魔王様、身体強化なしですよね。」
シリル:「うん、そのつもりだぞ。」
そして、1時間もしないうちに、ヤゼフに終わりをつげ、模擬戦をにしに室内訓練場へいくのであった。
ヤゼフとしては、この2人なんなんだ状態であるが、マレク達がまだ走っているので好きにさせる事にしたのである。
訓練場についたシリルとガリス。
誰もおらず、2人だった。 俺 シリルがニコニコしながら木刀をもって「ガリス、始めるんだぞ」といって、ガリスに催促すると、ガリスが「軽くですよ」って言われた。
「うん、わかってるぞ」といって打ち合いが始まる。
2時間半ぐらい、シリル的には軽い打ち合いをしている。
「邪魔がきたぞ、終わりだぞ」
「はぁ、はぁ、そのようっすね。」って息切らして汗だくのガリス。
数分すると他のチームの生徒がはいってきた。
すると教官らしき人が、
「そこの君達、これから彼らが練習するから邪魔だ。 日課のランニングだろ君達は。
ったく、ヤゼフ教官は適当だからな」といわれたぞ。
「うん、出てくぞ」といって、ガリスとともに訓練場をあとにして宿舎に戻るのであった。
全部終わったから模擬戦したとか言ってもどうせ信じないんだぞ。
面倒ごとになる前にさっさと出てくに限るんだぞ。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
【R18】淫魔の道具〈開発される女子大生〉
ちゅー
ファンタジー
現代の都市部に潜み、淫魔は探していた。
餌食とするヒトを。
まず狙われたのは男性経験が無い清楚な女子大生だった。
淫魔は超常的な力を用い彼女らを堕落させていく…
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
【R18】絶望の枷〜壊される少女〜
サディスティックヘヴン
ファンタジー
★Caution★
この作品は暴力的な性行為が描写されています。胸糞悪い結末を許せる方向け。
“災厄”の魔女と呼ばれる千年を生きる少女が、変態王子に捕えられ弟子の少年の前で強姦、救われない結末に至るまでの話。三分割。最後の★がついている部分が本番行為です。
憧れの童顔巨乳家庭教師といちゃいちゃラブラブにセックスするのは最高に気持ちいい
suna
恋愛
僕の家庭教師は完璧なひとだ。
かわいいと美しいだったらかわいい寄り。
美女か美少女だったら美少女寄り。
明るく元気と知的で真面目だったら後者。
お嬢様という言葉が彼女以上に似合う人間を僕はこれまて見たことがないような女性。
そのうえ、服の上からでもわかる圧倒的な巨乳。
そんな憧れの家庭教師・・・遠野栞といちゃいちゃラブラブにセックスをするだけの話。
ヒロインは丁寧語・敬語、年上家庭教師、お嬢様、ドMなどの属性・要素があります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる