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7章:妖精の楽園
楽園の結界崩壊
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シュンが宣戦布告をしてから1週間が経過した朝、臨海都市の南に位置していた妖精の楽園。
”バキ、ガラガラ”って音がしたと思ったら、とうとう結界が崩壊した。
結界の崩壊とともに、楽園内を覆っていた黒い煙が、外へ放出され、大陸に放たれたのだった。
◇◇◇
結界が崩壊した時、俺たちは楽園の壁のところから約30KMの所にいる。
俺シュンは0番隊隊長コートでリンは隊員コート、そしてシリルは、初の正装って事でコート着てルンルンしている。 単純だな。 大魔王とオルクは、魔族の姿で元竜王とアークは人化した状態で7人とも崩壊の様子を観察してた。
「おー、煙じゃないが、みんないったぞー」ってシリルだ。 まじ、機嫌よい。 コート作ってやってよかったのかもな。
そんな俺は、タバコに火をつけて一服だ。
「陰と陽がくっつくとどうなんだかな。って消滅だけどよ」
「偶然の産物が、五行思想になるとはなー」ってアーク。
「妖精眼集めした時には、おどろいたってぇーの」って俺。 マジ、あの時、解析した時は驚いた。
「それがさらに人間とまざると副産物うむんだもんな。」ってアーク。
「ああ、人間ってバカだよな。 んじゃぁ、現状の様子でもみんか」といい水鏡を魔術でだし、各地の様子を眺める事にした。 人間どもはどうなってんかねぇ~。
まず、臨海都市、魔道国家、王国、商業都市、皇国全てに黒い煙が覆うのである。
黒い煙、正しくは煙のように見えるが、黒い妖精である。 この黒い妖精たちが行く先は相克の陽の妖精である。 妖精単体同士であれば、消滅する。 女神は妖精眼の時、その存在をしり、相克の陰を黒い妖精石として封じたのであった。
それを人間がバカな事をしてしまったのである。 何度も言うが馬鹿だよ。
◇◇◇
ここは、魔道国家。
フローシア王が国民にむけて黒い物体が近づくのを確認している。
「今じゃ、妖精を顕現させろ!!」と国中にアナウンスする。
フローシア王の言葉を信じるものは権限させると「「え!妖精が消えた!」」と騒ぎ、信じないものは黒い妖精が鼻の穴または口からはいる。
「「く、くるしい。。 助けてくれ!!」」という声とともに「「「なに、人間が魔物に!!」」と大騒ぎになる。 苦しんでいるものは肌が緑になり、「「ギャギャ、ギャガ」」と言葉も失い、みなゴブリンになるのであった。
魔道国家のみならず、黒い妖精を吸い込んだ人間達はみなゴブリンになり、それは大陸全土で発生するのであった。
そして、ここは、迷宮都市。
魔道国家と同様で、ゴブリン化が至る所で発生している。
そんな光景をアイザックと一緒に見ているライオネルとレック。
「おめーらが、ガキの時にみたのと同じ光景だな」っていうアイザックだ。
「ええ、人間がゴブリンになるなんて、怖かったっすよ」というライオネルに、レックも「ああ、あの光景が今、目の前でおきてるっすね」って言う。
そう、彼らが妖精の儀の際に見た光景は、さっきまで一緒にいた子供がゴブリンになり、そのまま魔法陣によって楽園へ転移していった姿だった。 とっさに逃げた彼らであったが、もしあのままであったら自分達もゴブリンになると思うと当時は震えが止まらず、そして長い事トラウマになっていた。
「今は平気っすけど、初めてゴブリン討伐の時は足がすくんだな、レスター」
「うん、師匠達のおかげで、ほぼ無理やり克服したけどね」
っと、当時を思いだしつつ、今目の前で繰り広げられる光景を見ているのである。
「だな。 ゴブリンの集落に何度放りこまれた事やら。。 それにしても、こいつら、やっぱ殺すしかないんすかね」ってライオネル。
「総帥は、待てといっているから、俺らは眺めてようぜ」ってアイザック。
「危害くわえてるわけじゃないし、見てるかね。 レスター」
「そうだな。 俺ら襲われてるわけじゃねーし」といって屋根の上から眺めている3人である。
地上では、ゴブリン化した者達は、まだ人は襲ってはおらず、ただ「「ギャガ、ギャギャ」」っと喚いており、人々はそれをみて逃げまどっている姿だ。
”バキ、ガラガラ”って音がしたと思ったら、とうとう結界が崩壊した。
結界の崩壊とともに、楽園内を覆っていた黒い煙が、外へ放出され、大陸に放たれたのだった。
◇◇◇
結界が崩壊した時、俺たちは楽園の壁のところから約30KMの所にいる。
俺シュンは0番隊隊長コートでリンは隊員コート、そしてシリルは、初の正装って事でコート着てルンルンしている。 単純だな。 大魔王とオルクは、魔族の姿で元竜王とアークは人化した状態で7人とも崩壊の様子を観察してた。
「おー、煙じゃないが、みんないったぞー」ってシリルだ。 まじ、機嫌よい。 コート作ってやってよかったのかもな。
そんな俺は、タバコに火をつけて一服だ。
「陰と陽がくっつくとどうなんだかな。って消滅だけどよ」
「偶然の産物が、五行思想になるとはなー」ってアーク。
「妖精眼集めした時には、おどろいたってぇーの」って俺。 マジ、あの時、解析した時は驚いた。
「それがさらに人間とまざると副産物うむんだもんな。」ってアーク。
「ああ、人間ってバカだよな。 んじゃぁ、現状の様子でもみんか」といい水鏡を魔術でだし、各地の様子を眺める事にした。 人間どもはどうなってんかねぇ~。
まず、臨海都市、魔道国家、王国、商業都市、皇国全てに黒い煙が覆うのである。
黒い煙、正しくは煙のように見えるが、黒い妖精である。 この黒い妖精たちが行く先は相克の陽の妖精である。 妖精単体同士であれば、消滅する。 女神は妖精眼の時、その存在をしり、相克の陰を黒い妖精石として封じたのであった。
それを人間がバカな事をしてしまったのである。 何度も言うが馬鹿だよ。
◇◇◇
ここは、魔道国家。
フローシア王が国民にむけて黒い物体が近づくのを確認している。
「今じゃ、妖精を顕現させろ!!」と国中にアナウンスする。
フローシア王の言葉を信じるものは権限させると「「え!妖精が消えた!」」と騒ぎ、信じないものは黒い妖精が鼻の穴または口からはいる。
「「く、くるしい。。 助けてくれ!!」」という声とともに「「「なに、人間が魔物に!!」」と大騒ぎになる。 苦しんでいるものは肌が緑になり、「「ギャギャ、ギャガ」」と言葉も失い、みなゴブリンになるのであった。
魔道国家のみならず、黒い妖精を吸い込んだ人間達はみなゴブリンになり、それは大陸全土で発生するのであった。
そして、ここは、迷宮都市。
魔道国家と同様で、ゴブリン化が至る所で発生している。
そんな光景をアイザックと一緒に見ているライオネルとレック。
「おめーらが、ガキの時にみたのと同じ光景だな」っていうアイザックだ。
「ええ、人間がゴブリンになるなんて、怖かったっすよ」というライオネルに、レックも「ああ、あの光景が今、目の前でおきてるっすね」って言う。
そう、彼らが妖精の儀の際に見た光景は、さっきまで一緒にいた子供がゴブリンになり、そのまま魔法陣によって楽園へ転移していった姿だった。 とっさに逃げた彼らであったが、もしあのままであったら自分達もゴブリンになると思うと当時は震えが止まらず、そして長い事トラウマになっていた。
「今は平気っすけど、初めてゴブリン討伐の時は足がすくんだな、レスター」
「うん、師匠達のおかげで、ほぼ無理やり克服したけどね」
っと、当時を思いだしつつ、今目の前で繰り広げられる光景を見ているのである。
「だな。 ゴブリンの集落に何度放りこまれた事やら。。 それにしても、こいつら、やっぱ殺すしかないんすかね」ってライオネル。
「総帥は、待てといっているから、俺らは眺めてようぜ」ってアイザック。
「危害くわえてるわけじゃないし、見てるかね。 レスター」
「そうだな。 俺ら襲われてるわけじゃねーし」といって屋根の上から眺めている3人である。
地上では、ゴブリン化した者達は、まだ人は襲ってはおらず、ただ「「ギャガ、ギャギャ」」っと喚いており、人々はそれをみて逃げまどっている姿だ。
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