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7章:妖精の楽園
宣戦布告 後編
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言いたい事、いや宣戦布告して、消えたお俺シュン。
会議室にいた者たちのは、様々だ。
狼狽している者。 驚きのあまり唖然としている者。 まだ状況が理解できていない者などだ。
「やはり、妖精だったか。」というフローシア王。
「さっきの怪しげな奴はなにものだ!」と騒ぎだす貴族たちだ。
「本人が名乗ったではありませんか、0番隊隊長 白銀の黒帝と」
「ええ、伝承通り、黒帝様だけが身に着ける事を許された0番隊隊長コートです」とフローシア王の言葉に補足するルイ。
「ふん、そんな架空の人物より、女神様の啓示をまったほうが確実です」といいだす皇王。
「創世記には女神は存在しません。 黒帝様が先ほど、何回人間は女神に振り回されているとおっしゃっている意味はご存知ですか?」と呆れつつ聞くフローシア王。
「知らん」
「私がしっている限りでこれで4回目ですね。」といって微笑み、
「魔道国家は、私もふくめ人口の半分以上は妖精がおりませんので、黒帝様のいうとおりに黒い煙が覆われた時の対策を国民に伝えます。
女神の啓示で、黒の妖精石のみを魔法陣へというのを無視し、妖精剣を宿さないものを無能者としてあつかい、黒の妖精石をのませて魔法陣にいれたあなたたちの責任だ!
フローシア家とフリークス家が反対したのを無視したのはあなた達だ!
黒帝様が調停者としてくると宣言された以上、われわれに贖う道はない!
わざわざ、助かる方法を教えてくださった。 それに従うしかないですよ。 国王、あなたが一番しってないといけない事だ。 では、失礼する」と言って立ち去ろうとするフローシア王。
「彼は本物か?」と引き留める国王に、フローシア王とルイが「「伝承通りです」」といってその場から立ち去るのだった。
フローシア王とルイが去った会議室。
国王は頭を抱え怯えだす。
「国王、たった1人の人間に怯えてどうするんですか。」という騎士団長。
「怪しげな奴のことなど放置しましょう」と貴族がいうが、国王が「いや、フローシア王とフリークス家が本物だと認めた以上、黒帝様がお戻りになったという事じゃ。 しかも、傍観者じゃなく調停者としてじゃ。」といい、「本当じゃったのじゃな」と震えだす国王だ。
国王のあまりの怯えように、周りの者達が「どういう意味ですか?」と聞くのであった。
「い、古の盟約じゃ。 黒帝様がランクXの最後の称号じゃないんじゃ、黒帝様が今も生きておられるからじゃ。 そして、彼はこの世界の傍観者であり、調停者でもある。人間の味方でも敵にもなりうるが、黒帝の怒りかう時は、己の罪を認め裁かれよ。 そして、調停者としてこれるとおっしゃった。
宰相よ、国民にお触れをだせ。 1週間後妖精が暴走すると、黒い煙が襲いし時、妖精を顕現させて切り離せと」というのだった。
「国王、たった一人におびえるとは一国の王としての威厳が」という騎士団長。
「はぁ~、たった一人におびえるわ。 黒帝様が本気になればこの大陸など簡単に消せる。」
「歴史では、近接戦に特化だと」という魔法師団長に、竜騎士団長が「竜騎士でたちむかえば」という。
そんな発言に笑う国王だ。
「黒帝様の本業は魔術師らしい。 それに、竜は黒帝様の前では怯えるらしいぞ。 伝承にはそう書かれてあった」といい「信じるも信じないも個々で判断せい」と最後は投げやりになる愚王であった。
翌日、魔道国家、王国では全国民にお触れが出るのであった
会議室にいた者たちのは、様々だ。
狼狽している者。 驚きのあまり唖然としている者。 まだ状況が理解できていない者などだ。
「やはり、妖精だったか。」というフローシア王。
「さっきの怪しげな奴はなにものだ!」と騒ぎだす貴族たちだ。
「本人が名乗ったではありませんか、0番隊隊長 白銀の黒帝と」
「ええ、伝承通り、黒帝様だけが身に着ける事を許された0番隊隊長コートです」とフローシア王の言葉に補足するルイ。
「ふん、そんな架空の人物より、女神様の啓示をまったほうが確実です」といいだす皇王。
「創世記には女神は存在しません。 黒帝様が先ほど、何回人間は女神に振り回されているとおっしゃっている意味はご存知ですか?」と呆れつつ聞くフローシア王。
「知らん」
「私がしっている限りでこれで4回目ですね。」といって微笑み、
「魔道国家は、私もふくめ人口の半分以上は妖精がおりませんので、黒帝様のいうとおりに黒い煙が覆われた時の対策を国民に伝えます。
女神の啓示で、黒の妖精石のみを魔法陣へというのを無視し、妖精剣を宿さないものを無能者としてあつかい、黒の妖精石をのませて魔法陣にいれたあなたたちの責任だ!
フローシア家とフリークス家が反対したのを無視したのはあなた達だ!
黒帝様が調停者としてくると宣言された以上、われわれに贖う道はない!
わざわざ、助かる方法を教えてくださった。 それに従うしかないですよ。 国王、あなたが一番しってないといけない事だ。 では、失礼する」と言って立ち去ろうとするフローシア王。
「彼は本物か?」と引き留める国王に、フローシア王とルイが「「伝承通りです」」といってその場から立ち去るのだった。
フローシア王とルイが去った会議室。
国王は頭を抱え怯えだす。
「国王、たった1人の人間に怯えてどうするんですか。」という騎士団長。
「怪しげな奴のことなど放置しましょう」と貴族がいうが、国王が「いや、フローシア王とフリークス家が本物だと認めた以上、黒帝様がお戻りになったという事じゃ。 しかも、傍観者じゃなく調停者としてじゃ。」といい、「本当じゃったのじゃな」と震えだす国王だ。
国王のあまりの怯えように、周りの者達が「どういう意味ですか?」と聞くのであった。
「い、古の盟約じゃ。 黒帝様がランクXの最後の称号じゃないんじゃ、黒帝様が今も生きておられるからじゃ。 そして、彼はこの世界の傍観者であり、調停者でもある。人間の味方でも敵にもなりうるが、黒帝の怒りかう時は、己の罪を認め裁かれよ。 そして、調停者としてこれるとおっしゃった。
宰相よ、国民にお触れをだせ。 1週間後妖精が暴走すると、黒い煙が襲いし時、妖精を顕現させて切り離せと」というのだった。
「国王、たった一人におびえるとは一国の王としての威厳が」という騎士団長。
「はぁ~、たった一人におびえるわ。 黒帝様が本気になればこの大陸など簡単に消せる。」
「歴史では、近接戦に特化だと」という魔法師団長に、竜騎士団長が「竜騎士でたちむかえば」という。
そんな発言に笑う国王だ。
「黒帝様の本業は魔術師らしい。 それに、竜は黒帝様の前では怯えるらしいぞ。 伝承にはそう書かれてあった」といい「信じるも信じないも個々で判断せい」と最後は投げやりになる愚王であった。
翌日、魔道国家、王国では全国民にお触れが出るのであった
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