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6章:迷宮都市のギルド

臨海都市の食堂にて 後編

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少しは成長したライオネルとレックだが、シュンの前には歯が立たず疲れ切って大の字になって横たわっている。

観戦だけでは物足りないシリル。
「シュンさん、模擬戦しようなのだぞ」
「ああ、いいが、おめぇー身体強化部分だけな」
「おう、わかったぞ」


リンが倒れているライオネルとレックを端に引きずり、「ライ、レック、面白いものみれるぞ」というのだった。
ライオネルとレックが起き上がりみた光景は、シュンが木刀をもっており、シリルは木刀を2本で双剣となっている。 

その模擬戦は、シュンは身体強化なしで、シリルは部分強化のみなのに、お互いの動きは早く、死角を狙いながらも反撃を繰り返しまた2人の剣舞は相応とも無駄がないのに周りこんで死角をねらうのであった。 
目でおうのが大変だが、見入ってしまうライオネルとレック。 それは1時間以上続き、最後にシュンがシリルを蹴り飛ばすとシュンがニヤリわらい「俺の勝ちだな」というと、シリルが起き上がりながら「また、負けたぞ」というが2人とも息はきらしていないのである。

一時間以上あの速さで動いて息を切らしてないって、どういう体力してるんだって心の中で突っ込むライオネルとレック。

「あれで軽くながした感じだ。 みるだけで面白いだろ」ってリン。
「はい、師匠とシリルさんの模擬戦はじめてみましたけど、勉強になりました」というライオネルに、レックも「ああ、まだまだ僕たちには無駄な動きが多いって気づかされました」というのであった。

そして、夜の食堂は臨時休業にして、5人で夕食を食べ、ライオネルとレックにエールをのますが、「「苦いっす」」といい、ライオネルが「師匠達、よく毎日のめますね」といわれ、俺シュンが笑いながら「すぐ、うまくなんだよ。 なぁ、シリル」
「そうだぞ。 2本目からうまく感じるんだぞ」といってエールを美味しそうにのんでいるのである。 

ある程度いい時間になり、俺がタバコに火をつけて一服する。
「迷宮都市のギルドだよな」というと、ライオネルとレックが「ええ、そうです」という。
「ルイ、今1人だな」って俺、「んじゃぁ、ちょっくらいってくるわ」と言っておく。 

「ライ、レック、元気でなのだぞ」
「リンさん、シリルさんもお元気で」といって俺の集団転移で迷宮都市に戻るライオネルにレックだ。

◇◇◇
ここは、迷宮都市のギルドマスター室。
突然、俺シュンが現れ、戸惑うルイ。 まぁそうなるよな。

「ルイ、久しぶりだな」というと共にライオネルとレックも一緒にいる。 
「ライオ、レスター、おぬしら臨海都市にいたはずじゃ」と驚きならが言うルイ。
俺がタバコをふかしながら「臨海都市で、偶然会ってよ、んで送ってきてやったんだ。 ライ、レック、おめぇーら部屋帰れ。」というとライオネルとレックが「「師匠、送ってくれてありがとうっす」」といってマスター室をでていくのであった。

俺はルイに用事があるしな。
俺がソファーにいつもの恰好で座り、まだ気持ちの整理の出来ていないルイを無視しつつ、
「ルイに話あってきたんだけどよ」って言う。
「す、すみません、突然の出来事で」といいながら、ソファに座るルイである。 
「フローシア家は今どこにいる?」と聞いた。
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