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6章:迷宮都市のギルド
ライオネルとレックのギルドでの活動 後編
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翌早朝、裏ギルドで日課のトレーニングをすませた、ライオとレスターは、隊員服ではなく私服で黒のフード付き外装でギルドの受付にいる。
「レスターさん、ライオさん、今日お休みですか?」と聞く受付嬢。
「アリーシャさん、やすみだよ。 期限切れの近い討伐任務のリストみせて」って返事したのはライオ。
「ありますけど、たまにはお食事つれてってくださいよ」と言われ、ライオが冷たい目線で「いつ任務が入るかわからないから、遠慮する。 早くリストだして」というのだった。
毎回、誘ってもなびかないライオに、レスターだ。
「はいはい、いくら誘ってもいつも無理ですね」といいながらリストを出すアリーシャだった。
一方その会話を聞いていた他の冒険者たち。
「なぁ、受付から誘われるなんてぜってぇー俺だったら即OKするよな」
「お前、彼らの事しらないのかよ」といわれ、「有名なのか?」というと「今日は、隊員服じゃないが、1番隊隊員で最速でSSになったレスターさんとライオさんだよ。 しかも、妖精がいないでだ。」というと「え! 彼らがそうだったのか。 結構若いんだな。 もっと歳いってんのかと思った。SSじゃ、受付嬢が誘うわけだ。 それに若いしな」という会話が聞こえる。
そんな会話は無視してるライオとレスター。
彼らにとってはいつもの事なので、正直相手もしたくないのである。
「レスター、この辺でどうだ?」
「いいんじゃないか」といって、15枚ほど依頼を抜いて渡す。
「あいかわらずの量ですね」といって呆れながらも受理をするアリーシャ。
「せめて、30件いかないとな」というレスターの言葉に、ライオが「ああ、でも、もう少しで取得できそうだ。待っていてくれ」というと、レスターが「ああ、休憩中でも練習つきあうぜ」といいながら、ギルドの受付をでていくのだった。 ライオは、風と闇の合成での単独転移の練習中で、まだ完璧ではないのであった。
この2年間、彼らはシュンが用意した魔法書を勉強し、日々訓練をしている。
ライオは既に3つの武器が解放され、レスターと一緒の討伐の時のみ、彼らは魔武器を使用しているのだった。
そして、それから数ヶ月後、ライオは無事単独転移できるようになるのであった。
「レスターさん、ライオさん、今日お休みですか?」と聞く受付嬢。
「アリーシャさん、やすみだよ。 期限切れの近い討伐任務のリストみせて」って返事したのはライオ。
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毎回、誘ってもなびかないライオに、レスターだ。
「はいはい、いくら誘ってもいつも無理ですね」といいながらリストを出すアリーシャだった。
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「お前、彼らの事しらないのかよ」といわれ、「有名なのか?」というと「今日は、隊員服じゃないが、1番隊隊員で最速でSSになったレスターさんとライオさんだよ。 しかも、妖精がいないでだ。」というと「え! 彼らがそうだったのか。 結構若いんだな。 もっと歳いってんのかと思った。SSじゃ、受付嬢が誘うわけだ。 それに若いしな」という会話が聞こえる。
そんな会話は無視してるライオとレスター。
彼らにとってはいつもの事なので、正直相手もしたくないのである。
「レスター、この辺でどうだ?」
「いいんじゃないか」といって、15枚ほど依頼を抜いて渡す。
「あいかわらずの量ですね」といって呆れながらも受理をするアリーシャ。
「せめて、30件いかないとな」というレスターの言葉に、ライオが「ああ、でも、もう少しで取得できそうだ。待っていてくれ」というと、レスターが「ああ、休憩中でも練習つきあうぜ」といいながら、ギルドの受付をでていくのだった。 ライオは、風と闇の合成での単独転移の練習中で、まだ完璧ではないのであった。
この2年間、彼らはシュンが用意した魔法書を勉強し、日々訓練をしている。
ライオは既に3つの武器が解放され、レスターと一緒の討伐の時のみ、彼らは魔武器を使用しているのだった。
そして、それから数ヶ月後、ライオは無事単独転移できるようになるのであった。
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