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5章:訓練編
地獄の訓練へ 前編
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一方、既にギールが帰ってしまったのを知らない、ライオネルとレックは、数分もしないうちに大の字になっている。
「はぁはぁ、なぁ、武器もってないよな。 まったく歯がたたない」ってライオネル
「はぁはぁ、ああ、しかもタバコすいながらだ」ってレック。
そんな子供達をみて俺は苦笑いだな。
「ギールが、つえぇーっていってただろ」というと、ライオネルとレックが「「はい、師匠お願いします!」」と大の字になりながらいうのだった。 やっぱり、なぜか師匠と呼ばれるな。
12歳のライオネルは、155CMで、レックが145CMである。
それから、午前中は、俺がライオネルに槍を教え、リンがレックに短剣を教えるのであった。
「ただいまなのだぞ」ってシリルだ。
「シリル、おれ昼飯つくるから、ライの相手しろ」
「わかったぞ」といいライオネルの方へいき、俺と交代するのだった。
それを見たレック。
「はぁ、はぁ、あのーリンさん、シリル君って槍も扱えるですか?」
「ああ、シリルは武器全般つかえる。 シュンもだ。」
「おまえは自分の心配をしろ」といい、リンに叩き飛ばされるレックだ。
一方ライオネル。
「はぁはぁ、えーとよろしくお願いします。」
「うん、いつでもいいぞ」といいながら、木の枝を拾ってもっているシリル。
ライオネルが槍でついたり、はらったりするが、シリルは避けながら「うん、攻撃が単調だぞ」といい、木の枝でライオネルの槍を叩き何度も手からはなすのであった。
シュンも先ほど同じように指導していた。
20分後にはライオネルとレックは疲れはてていた。
「昼できたぞ」って俺が言うと、シリルとリンが2人を引きずりながらダイニングへ来た。
昼は、カレーだ。
「お、カレーだぞ」と嬉しそうにライオネルを置き去りにする。
「シリルさん、おいてかないでくださいよ」っていうライオネル。
「自分で回復しろだぞ」
「シリル、ライもレックも回復はつかえん。 回復させろ」ってリン。
「しょうがないのだぞ」といいライオネルとレックは回復するのだった。
体力が回復した2人はお互いを見合わせて「体力回復した」といい「え、無演唱?」と驚くのだった。
そんなことは無視してカレーを食べ始めてるシリルである。
俺がエールをのみながら「ライもレックも早く食え」といい、昼食を食べるライオネルとレックであった。
「そういえば、ギール先生は?」ってカレーを食べながら聞くライオネル。
「もう、次の任務にいってぇんぞ」って俺が苦笑しながらいう。 今、きづいたのかよ。
「お礼もお別れもいえなかった。」ってレックが残念そうにいう。
「任務ってのはそういうもんだ。 お礼なんて迷惑なんだ」って俺。
ギルドで隊長だった時、お礼とか言われても嬉しくなかったしな。
「ああ、そうだ。 お前たちもそのうちにわかる」ってリンだ。
「そうなんですね。。 さっき、体力回復してもらった時、シリルさん演唱してませんでしたが。。」ってレック。
「うん? 当たり前だぞ。 魔術つかってるんだぞ。」ってシリルがカレーお代わりして食べてるし。
「ギールの奴、そういや回復つかえなかったな」って俺。
「お前ら魔術は知ってるよな?」
「はい、勉強はしています。」というライオネルに、レックも「うん、勉強はしてます」というのだった。
「なら話が早えぇー。 俺の本業は魔術師な。 んで、シリルはまぁ魔術が使える。 リンも得意属性の魔術がつかえんだ」
「お! まぁまぁからまぁになったぞ」といって喜ぶシリルだ。 さすがに、大魔王と引き分けたしな。
「シュンが、魔術を使うのはほぼ生活の時だ。 シリルも似たようなもんだ。 いちいち気にしていたも無駄だ。 そういうものだと思うのがいい。」ってリン。 理解不能な顔をする子供達。
「そのうち慣れる」って苦笑しながら言うリンだ。
まぁ、最初のうちはわからんだろうな。
「はぁはぁ、なぁ、武器もってないよな。 まったく歯がたたない」ってライオネル
「はぁはぁ、ああ、しかもタバコすいながらだ」ってレック。
そんな子供達をみて俺は苦笑いだな。
「ギールが、つえぇーっていってただろ」というと、ライオネルとレックが「「はい、師匠お願いします!」」と大の字になりながらいうのだった。 やっぱり、なぜか師匠と呼ばれるな。
12歳のライオネルは、155CMで、レックが145CMである。
それから、午前中は、俺がライオネルに槍を教え、リンがレックに短剣を教えるのであった。
「ただいまなのだぞ」ってシリルだ。
「シリル、おれ昼飯つくるから、ライの相手しろ」
「わかったぞ」といいライオネルの方へいき、俺と交代するのだった。
それを見たレック。
「はぁ、はぁ、あのーリンさん、シリル君って槍も扱えるですか?」
「ああ、シリルは武器全般つかえる。 シュンもだ。」
「おまえは自分の心配をしろ」といい、リンに叩き飛ばされるレックだ。
一方ライオネル。
「はぁはぁ、えーとよろしくお願いします。」
「うん、いつでもいいぞ」といいながら、木の枝を拾ってもっているシリル。
ライオネルが槍でついたり、はらったりするが、シリルは避けながら「うん、攻撃が単調だぞ」といい、木の枝でライオネルの槍を叩き何度も手からはなすのであった。
シュンも先ほど同じように指導していた。
20分後にはライオネルとレックは疲れはてていた。
「昼できたぞ」って俺が言うと、シリルとリンが2人を引きずりながらダイニングへ来た。
昼は、カレーだ。
「お、カレーだぞ」と嬉しそうにライオネルを置き去りにする。
「シリルさん、おいてかないでくださいよ」っていうライオネル。
「自分で回復しろだぞ」
「シリル、ライもレックも回復はつかえん。 回復させろ」ってリン。
「しょうがないのだぞ」といいライオネルとレックは回復するのだった。
体力が回復した2人はお互いを見合わせて「体力回復した」といい「え、無演唱?」と驚くのだった。
そんなことは無視してカレーを食べ始めてるシリルである。
俺がエールをのみながら「ライもレックも早く食え」といい、昼食を食べるライオネルとレックであった。
「そういえば、ギール先生は?」ってカレーを食べながら聞くライオネル。
「もう、次の任務にいってぇんぞ」って俺が苦笑しながらいう。 今、きづいたのかよ。
「お礼もお別れもいえなかった。」ってレックが残念そうにいう。
「任務ってのはそういうもんだ。 お礼なんて迷惑なんだ」って俺。
ギルドで隊長だった時、お礼とか言われても嬉しくなかったしな。
「ああ、そうだ。 お前たちもそのうちにわかる」ってリンだ。
「そうなんですね。。 さっき、体力回復してもらった時、シリルさん演唱してませんでしたが。。」ってレック。
「うん? 当たり前だぞ。 魔術つかってるんだぞ。」ってシリルがカレーお代わりして食べてるし。
「ギールの奴、そういや回復つかえなかったな」って俺。
「お前ら魔術は知ってるよな?」
「はい、勉強はしています。」というライオネルに、レックも「うん、勉強はしてます」というのだった。
「なら話が早えぇー。 俺の本業は魔術師な。 んで、シリルはまぁ魔術が使える。 リンも得意属性の魔術がつかえんだ」
「お! まぁまぁからまぁになったぞ」といって喜ぶシリルだ。 さすがに、大魔王と引き分けたしな。
「シュンが、魔術を使うのはほぼ生活の時だ。 シリルも似たようなもんだ。 いちいち気にしていたも無駄だ。 そういうものだと思うのがいい。」ってリン。 理解不能な顔をする子供達。
「そのうち慣れる」って苦笑しながら言うリンだ。
まぁ、最初のうちはわからんだろうな。
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