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2章:妖精石編
ギールと討伐任務へ 後編
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ギール達の討伐に合流した俺だぞ。 合流といっても、彼らは討伐中だぞ。
ギールも彼らのレベルに合わしているようで、1人1匹ずつ討伐が終わり、残り2匹の討伐が残っている。
1匹の討伐をおえて少し気の緩んだダニーのほうに、残り2匹が突進していく。
それに気づいたギールが長剣で討伐し、残りの一匹は、俺が蹴りだけで仕留めたぞ。
「ギール、助かったよ。 ありがとう」ってダニー。
「討伐完了まで気を抜くなよ。 命のやり取りしてるんだ。」ってギール。
「ああ、悪かった」と謝るのであった。
「次いくのか?」って一応聞いたぞ。
「ああ、いこう」ってドニー。
「ああ、まだ大丈夫だ」ってダニーもいい、俺達は、森の中を進んでいく。
ギールを先にいかせ、俺はワーウルフを浄化してから彼らの後を追う。
向かう場所は、既に念話でギールに伝えてあり、ギールの索敵にも感知できたようだ。
その後、7匹の討伐を終えて、王都に戻るのだった。
黒羊の討伐は、主にダニー達とギールにやらせ、俺は自分の所にきた黒羊2匹を双剣で討伐しただけだぞ。
王都のギルドに討伐完了の報告をした頃には、すでに夕方だった。
ダニー達は、今回の討伐でかなり疲弊しており、寄り道もせず各自寮へ帰っていった。
俺とギールも寮にもどり、俺の部屋の訓練場で、ギールと約束通り模擬戦をする事になった。
若輩者ギール。
身体強化なし、武器なしのシリルを相手の模擬戦に対して、本気で挑むも数分ももたない。
だが、シリルによる強制回復により30分ほど付き合うはめになるのであった。
シリルとの模擬戦後、ギールは、シリルの部屋で夕食とエールを飲んだあと、自分の部屋に戻るのである。
ギールはもうすでにクタクタである。
夜になると、シリルの部屋の電話がなる。
「カシルか?」って、ジンの声だった。
「うん、そうだぞ。 報告は、物質転送で送ったぞ」
「ああ、例の物をうけとりたい。 今からこれるか?」
「うん、大丈夫だぞ」
「なら、いつも通り裏口からきてくれ」と言われ、俺は承諾して通話を切るのである。
◇◇◇
ここは王都のギルドのマスタ室。
俺は黒の戦闘服と黒のフード付きの外装でフードを被ってソファの上で胡坐をかいているぞ。
夜の任務の時の俺の恰好だぞ。 これも余談だけど、リンさんが作ってくれたぞ。
ジンは対面に座り、シリルから妖精石をうけとると、「ご苦労だったな。」といい、箱に丁寧にしまう。
「これの元がなにかわかったと思うが、口外禁止だ」ってジル。
「うん、わかってるぞ。」って言っておいたぞ。
ジンは苦笑いしている。
「確かにな。 こちらは依頼し、もし妖精石がでたら回収して提出するって約束でそれ以上はお互い不干渉だったな」ってジン。
「その通りなのだぞ。」って返事しておいた。
「毎回思うが、人数関係なく1晩で1つの盗賊団を壊滅してるな」って突っ込まれたぞ。
「任務完了したんだぞ。 ギルドカード更新してくれだぞ」といって、俺はシルバーのギルドカードをジンに渡す。
「ああ、今処理をする」といって執務机で処理をしてカードを俺に返すジン。
カードを受け取った俺は内容を確認して、「じゃぁ、また暗殺か討伐があったら教えてくれだぞ。」といって、席を立つ。
「ああ、また依頼する」っていうジンの言葉をききながら、退室するのであった。
色々聞かれても面倒だぞ。
ちゃっちゃと戻って、今夜もダンジョンの間引きに行くんだぞ。
ギールも彼らのレベルに合わしているようで、1人1匹ずつ討伐が終わり、残り2匹の討伐が残っている。
1匹の討伐をおえて少し気の緩んだダニーのほうに、残り2匹が突進していく。
それに気づいたギールが長剣で討伐し、残りの一匹は、俺が蹴りだけで仕留めたぞ。
「ギール、助かったよ。 ありがとう」ってダニー。
「討伐完了まで気を抜くなよ。 命のやり取りしてるんだ。」ってギール。
「ああ、悪かった」と謝るのであった。
「次いくのか?」って一応聞いたぞ。
「ああ、いこう」ってドニー。
「ああ、まだ大丈夫だ」ってダニーもいい、俺達は、森の中を進んでいく。
ギールを先にいかせ、俺はワーウルフを浄化してから彼らの後を追う。
向かう場所は、既に念話でギールに伝えてあり、ギールの索敵にも感知できたようだ。
その後、7匹の討伐を終えて、王都に戻るのだった。
黒羊の討伐は、主にダニー達とギールにやらせ、俺は自分の所にきた黒羊2匹を双剣で討伐しただけだぞ。
王都のギルドに討伐完了の報告をした頃には、すでに夕方だった。
ダニー達は、今回の討伐でかなり疲弊しており、寄り道もせず各自寮へ帰っていった。
俺とギールも寮にもどり、俺の部屋の訓練場で、ギールと約束通り模擬戦をする事になった。
若輩者ギール。
身体強化なし、武器なしのシリルを相手の模擬戦に対して、本気で挑むも数分ももたない。
だが、シリルによる強制回復により30分ほど付き合うはめになるのであった。
シリルとの模擬戦後、ギールは、シリルの部屋で夕食とエールを飲んだあと、自分の部屋に戻るのである。
ギールはもうすでにクタクタである。
夜になると、シリルの部屋の電話がなる。
「カシルか?」って、ジンの声だった。
「うん、そうだぞ。 報告は、物質転送で送ったぞ」
「ああ、例の物をうけとりたい。 今からこれるか?」
「うん、大丈夫だぞ」
「なら、いつも通り裏口からきてくれ」と言われ、俺は承諾して通話を切るのである。
◇◇◇
ここは王都のギルドのマスタ室。
俺は黒の戦闘服と黒のフード付きの外装でフードを被ってソファの上で胡坐をかいているぞ。
夜の任務の時の俺の恰好だぞ。 これも余談だけど、リンさんが作ってくれたぞ。
ジンは対面に座り、シリルから妖精石をうけとると、「ご苦労だったな。」といい、箱に丁寧にしまう。
「これの元がなにかわかったと思うが、口外禁止だ」ってジル。
「うん、わかってるぞ。」って言っておいたぞ。
ジンは苦笑いしている。
「確かにな。 こちらは依頼し、もし妖精石がでたら回収して提出するって約束でそれ以上はお互い不干渉だったな」ってジン。
「その通りなのだぞ。」って返事しておいた。
「毎回思うが、人数関係なく1晩で1つの盗賊団を壊滅してるな」って突っ込まれたぞ。
「任務完了したんだぞ。 ギルドカード更新してくれだぞ」といって、俺はシルバーのギルドカードをジンに渡す。
「ああ、今処理をする」といって執務机で処理をしてカードを俺に返すジン。
カードを受け取った俺は内容を確認して、「じゃぁ、また暗殺か討伐があったら教えてくれだぞ。」といって、席を立つ。
「ああ、また依頼する」っていうジンの言葉をききながら、退室するのであった。
色々聞かれても面倒だぞ。
ちゃっちゃと戻って、今夜もダンジョンの間引きに行くんだぞ。
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