無能と呼ばれた少年は、力を得て真実を知る ~目立ちたくないので、ほっといておいてほしい~

7章：戦争編

デアス墓地で捕虜の引き渡し

Side：ユージ
僕は、魔族との再戦の地、デアス墓地にきている。
同盟軍の騎士や冒険者あわせて2千万だ。
「魔王ドラホミール！　この地から去れ！　捕虜を人質にするなんて卑怯だ！」って僕は叫んだ。

Side：ドラミホール
どういう事だ？　終戦協定の調印も終わり、捕虜を引き渡しにきたはずなのに、ニンゲンと亜人たちが軍勢を率いている。　万が一とヴィオラの提案で我々も武装しているが。

「魔王様、どうやら同盟国は復活した勇者を陣頭に、我々と再戦するようです」とイグナーツ。
くそ、だからニンゲンってやつは約束を反故する。　
魔法契約にしたが、調停したものにしか効かない。　くそ、今頃やつらは死んでいるはず。

「ニンゲンそして亜人ども、契約を坂路したな！　我々は捕虜を解放しにきただけだ！　そちらがそうなら、捕虜は皆殺しだ！」って我は頭にきて叫んだ。

◇◇◇
こうして、アデス墓地にて魔国の魔王軍300万と同盟国は勇者筆頭に2千万のあらそいが始まったのであった。

早々に捕虜は、魔王ドラミホールの指示により抹殺。
そしてそれに怒る勇者ユージ筆頭に本格的な開戦となる。
いくら勇者ユージが、女神の加護により四騎将3人の相手に苦戦している。
「魔王まで僕の力は届かないのか！」ってユージ
「「「魔王様の所までいかせるか」」」と四騎将のガブリエル、ヘルベルト、イグナーツである。

そんな時、
「我々は、ニンゲンと亜人どもの戦いに興味がないが、魔国に恨みがある。　竜神様を殺して」といって現れたのは、100万の竜人たちであった。

「なんの恨みだ！　俺は何もしてないぞ」と叫ぶ魔王ドラミホール。
「嘘つくな。　竜神様を襲った隕石は魔国からきた！」と叫ぶの竜人達

その言葉に言い返せない魔王ドラミホールであった。