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6章:帝都大会編

帝都の宿屋に滞在

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宿のチェックインとかは全部サタンにまかせて部屋に案内された俺と下僕たち。
リア、マモン、アス、ルシファーはさっそく帝都に買い物にでかけた。 好きだな買い物。
俺は部屋にいる。
「主、でかけないのか?」ってサタン。
「武器に戦闘服用意しないとな」って俺。 まじ、こんな所で出費かよ。
「主、武器に戦闘服 用意した」ってサタンが武器、戦闘服にしかも学生服まで用意してあって渡してきた。 サタン君、きみ準備よすぎだよ。
「まじか。 助かるわ。 でも、この武器使うの久しぶりだな。 ちょっとサタン、練習相手してくれない?」って聞いた俺。
「主、もちろんだ」ってサタン。

という事で、俺とサタンは、デアス墓地に転移して、俺の練習だ。
力が覚醒する前は、両手でもっても持ち上がらないくらいだったのに、今は片手で楽々持てる。
でもやっぱり刀と違って、扱いづらい。 ちょうどいいハンデになるかっておもいつつサタンと練習中。
「はぁはぁ、主、今ちょどいいハンデっておもってないか?」ってサタン。 おい俺の心でも読んだのかよ。
「そう思ったが、なんでわかる?」
「はぁはぁ、主、俺が相手なのに俺がまけてるんだ。 それハンデになってないから」って突っ込まれた。
確かに、悪魔であるサタンは魔族なんて余裕で勝てるしな。 学生の大会でこれはダメだな。 目立つ。
「相手にあわせるよ」って俺。
「それがいい」って言われた。

その後、ある程度練習もしたし、宿に戻った俺とサタン。
練習してちょっと汗ばんだから、風呂入る俺。 想像通り、サタンもはいってきてご褒美ねだられた。 宿の手配やらいろいろしてもらったし、仕方なしって事で風呂でもベットでもやってやった。

◇◇◇
夕食は、宿の食堂でも食べれるらしいが、他人の目をきにしながら食べたくないから部屋食にしている。 その分追加料金とられるけど、今更きにしてない。

「兄貴、僕アイスクリームたべたっす」ってマモン。 おもいっきり帝都観光してるな。
「ええ、カフェのケーキもおいしかったですわ。 旦那様」ってアス。
「ご主人様、服も買いました。」ってリア。 君、服をかうの好きだよね。
「ええ、私も買いました」ってルシファー。 てかメイド服ばっかりだよな。

「へぇ~、よかったな。 それで、アスの服装がゴスロリ調になってるのはなんでだ?」って突っ込んでおいた。
「それが、気色悪いニンゲンの男どもが歩いていると声をかけてきて、うざすぎたんたですわ」
「そうそう、亜人もだけどね」ってリア。 だろうね。 君たち美女だし。
「それで、ルシファーが私の服が露出しているのがいけないって事になりまして、ちょうどその時にみつけたんですのこの服。 ついでに下はガーターベルトです」っていうベラ。
「へぇ~、そうなんだ」って俺、棒読みな。
「私も下着をかって、ガータベルトです」ってリス。
「マスター、私もです。 ついでにベラのお土産も下着にガータベルトです」ってルシファー。
「ふーん。 よかったね」って棒よみの俺。
「兄貴、おもちゃもかったっす」ってマモン。 おもちゃ?
「こらこらマモン、それは夜までの秘密でしょ」って、アスがつっこんでる。

「うーん君たちね、俺、明日試合だから早めに寝る必要がるから今夜は無しでよろしく」って牽制する俺。

「「「「駄目、サタンとしたくせに」」」」って拒否された。

その後、強制的に俺は寝室につれてかれた。 女性陣のエロい下着にガータベルトはなかなかで、おもちゃって大人のおもちゃでちょっと俺楽しんでしまった。 って、お前ら帝都のどこにこんなのが売ってるんだよってか初日の数時間でみつけてくるよなって突っ込みたいが、それ以上に乱交を楽しんでしまった。
サタンも交じってる。

気づけば、寝たのは夜更けっていうより、朝焼けが登りそうな時間。 俺、数時間しかねれなくねぇ~。
自業自得か。
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