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4章:冒険者編
ラビスの町にきて
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ラビスの町にきて半年経過。
その間、何をしてたかって、そりゃ各洞窟の攻略だ。 西は数日で攻略した。 ボス戦はしてない。 東は、だたっぴろくて、殲滅しながら攻略したおかげで2か月。 そんで、南は3か月だな。 すべてボス戦はスルーしてる。
素材とかは、切り売りして目立たないようにしてる。
あー、北の洞窟もいった。 まだ、1階層だけ様子見だ。 結構、楽しめそうだ。
「スヴェン、なぁ、俺たちのパーティにはいってくれよ」ってこいつ亜人のトラ族のマルコ。
「俺はソロがいいんだって」って酒場で会うといつもこれだ。
「スヴェンちゃんがいれば、パーティ的にはAランク相当になれるのに」って亜人のエルフのジェニー。
「そうだぜ」ってエールのジョッキを飲み干したのは、こいつも亜人でドワーフのフィト。
「俺さ、まだランクBだし。 それに、俺まだ南の攻略中だからな」って、酒のみつつ、タバコに火をつけて一服。
「またまた、その魔力量だったら、Sランク以上相当なのに~!」ってぷくーっ頬を膨らませてるジェニー。 彼女なりの可愛さアピールか?
「どっかの亜人みつけりゃいいだろ」って俺。
「ウサギ族の子がいたんだけど、なんか王国に呼ばれていっちゃったのよ」ってジェニーだ。
あんま王国の話とか興味ないし、まぁ、こいつらとも酒場であえば飲むって感じの関係だ。
「でもよ、うわさ聞いたか。 帝国と王国が一時同盟を組んでよ、魔族討伐に動くんだってよ」ってマルコだ。
「王国のミゼラ町への襲撃いらい、帝国も王国も町や村が襲撃されてるからね」ってジュニー。
「そうそう、亜人国も同盟にはいるらしぜ」ってフィト。
へぇ~、魔族もちょこちょことちょっかいだしてきてるもんな。
ケフィンが長期遠征にでたのも、魔族の襲撃阻止で魔国に向かってた。 あいつらどうなったかは知らんが、新聞で何も報道がない以上、いまだに前線にいるのかもな。
「噂だけどよ、王国が勇者召喚したみたいだぞ」ってマルコ。
まじっすか。 また召喚しちゃったのかよ。
「聞いてよ、それがウサギ族のミュウ、あの子ね、勇者の仲間になったみたい」ってジェニー。
ミュウってまさかな。
「今朝、手紙が来て、数ヶ月前に王国に呼ばれたのは、勇者のパーティの一員としてスカウトされたみたいなのよ。 盗賊でしょ。 王国の王女が聖女で、あと帝国から何名かスカウトされたみたよ。 もう、なんで私じゃないのよ!」ってジェニー。
「勇者っていってもまだ16歳だが17歳なんだろ。 きっと年齢制限が」ってマルコ。
「ひどーい。 そりゃエルフは長寿で私は200歳こえてるけど、見た目はまだ20代よ」ってジェニーだ。
俺は苦笑いだけしておいた。
それから数日後の新聞。 勇者一行は今、俺の行っていた学園にいるらしい。
しかも、近々、ラビスの町に遠征しにくるらしい。
嫌な予感しかしないな。 とっととルシファー回収するか。 いるかどうかはわからんが。
その間、何をしてたかって、そりゃ各洞窟の攻略だ。 西は数日で攻略した。 ボス戦はしてない。 東は、だたっぴろくて、殲滅しながら攻略したおかげで2か月。 そんで、南は3か月だな。 すべてボス戦はスルーしてる。
素材とかは、切り売りして目立たないようにしてる。
あー、北の洞窟もいった。 まだ、1階層だけ様子見だ。 結構、楽しめそうだ。
「スヴェン、なぁ、俺たちのパーティにはいってくれよ」ってこいつ亜人のトラ族のマルコ。
「俺はソロがいいんだって」って酒場で会うといつもこれだ。
「スヴェンちゃんがいれば、パーティ的にはAランク相当になれるのに」って亜人のエルフのジェニー。
「そうだぜ」ってエールのジョッキを飲み干したのは、こいつも亜人でドワーフのフィト。
「俺さ、まだランクBだし。 それに、俺まだ南の攻略中だからな」って、酒のみつつ、タバコに火をつけて一服。
「またまた、その魔力量だったら、Sランク以上相当なのに~!」ってぷくーっ頬を膨らませてるジェニー。 彼女なりの可愛さアピールか?
「どっかの亜人みつけりゃいいだろ」って俺。
「ウサギ族の子がいたんだけど、なんか王国に呼ばれていっちゃったのよ」ってジェニーだ。
あんま王国の話とか興味ないし、まぁ、こいつらとも酒場であえば飲むって感じの関係だ。
「でもよ、うわさ聞いたか。 帝国と王国が一時同盟を組んでよ、魔族討伐に動くんだってよ」ってマルコだ。
「王国のミゼラ町への襲撃いらい、帝国も王国も町や村が襲撃されてるからね」ってジュニー。
「そうそう、亜人国も同盟にはいるらしぜ」ってフィト。
へぇ~、魔族もちょこちょことちょっかいだしてきてるもんな。
ケフィンが長期遠征にでたのも、魔族の襲撃阻止で魔国に向かってた。 あいつらどうなったかは知らんが、新聞で何も報道がない以上、いまだに前線にいるのかもな。
「噂だけどよ、王国が勇者召喚したみたいだぞ」ってマルコ。
まじっすか。 また召喚しちゃったのかよ。
「聞いてよ、それがウサギ族のミュウ、あの子ね、勇者の仲間になったみたい」ってジェニー。
ミュウってまさかな。
「今朝、手紙が来て、数ヶ月前に王国に呼ばれたのは、勇者のパーティの一員としてスカウトされたみたいなのよ。 盗賊でしょ。 王国の王女が聖女で、あと帝国から何名かスカウトされたみたよ。 もう、なんで私じゃないのよ!」ってジェニー。
「勇者っていってもまだ16歳だが17歳なんだろ。 きっと年齢制限が」ってマルコ。
「ひどーい。 そりゃエルフは長寿で私は200歳こえてるけど、見た目はまだ20代よ」ってジェニーだ。
俺は苦笑いだけしておいた。
それから数日後の新聞。 勇者一行は今、俺の行っていた学園にいるらしい。
しかも、近々、ラビスの町に遠征しにくるらしい。
嫌な予感しかしないな。 とっととルシファー回収するか。 いるかどうかはわからんが。
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