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外伝:魔王誕生
シリルの決断
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そして、ドルクに案内されて、魔王の執務室にくると、そこには魔王と大魔王がいた。
俺シリルが大魔王さんの隣のソファーに座りながら「大魔王さん、魔王さん、おはようなのだぞ。」といい、「はなしってなんだ?」と聞くのであった。
「起きたか。 シリルが魔界にきて、6年近い。 魔界は楽しいか?」って大魔王さん
「お! もう6年たったのかだぞ。 なんで、身長のびないんだぞー」
身長伸びるって言ってたのに、あれから身長が伸びないんだぞ。
「知るかー、まぁまだ第二成長期じゃないかもしれんが。 羽は成長しとるんで、我もわからん」って突っ込まれた。 ぶー、ぶーだぞ。
「で、魔界はどうだ?」
「うん、楽しいぞ。 森はいっぱいあるし、魔物いっぱいいるぞ。 魔物も強いの多いぞ。 あと、魔族との模擬戦も楽しいぞ。」
人界の人間社会より、全然楽しんんだぞ。
「なら、いいな。 じゃぁ、シリルが魔族年齢で成人したら、シリルが魔界の魔王だ」って大魔王さんだ。
うん?何を言ってるんだぞ。
「うん? なんでだ。 嫌だぞ」と即答でいった。
「昨日まで、お父さんと戦った結果、現役魔族で一番強いのがシリルだ。 魔族の魔王は、代々現役魔族で一番強い魔族がなる。」って魔王さん。
「うーん、それでも嫌だぞ」
「なんで、嫌なんだ?」って、大魔王さんだ。
「魔王になるとだぞ、ここに住まなきゃいけないんだぞ。 ここ堅苦しくからいやだぞ」って言ったら、大魔王が苦笑しながら「確かにな。 あ、これならどうだ?」といって、俺に念話がきた。
ほうほう、なるほど。 それならいいぞ。 俺はニヤリ笑って、「お! なら、いいぞ。 魔王やってもいいぞ」といい、「んじゃ、帰るぞ」といって転移して出ていったぞ。
堅苦しい城よりも、さっさと森に行ってたぞ、今回の反省しないといけないんだぞ。
◇◇◇
さくっと帰ってしまったシリル。 執務室に取り残された魔王ルファーと大魔王である。
「お父さん、何を言ったんですか?」
「それは教えられんぞ。 今後の楽しみだ。 お前も引退できるんだ、よかったな」とニヤリ笑いをして、転移していく大魔王であった。
魔王はひとり、確かに気になるが、シリルが継いでくれると言ってくれただけ嬉しいのである。
「あと3年でようやく隠居だー」と独り喜ぶので魔王であった。
この日のうちに魔界中に、『メガネをかけた可愛い少年がシリルであり、かつ魔王種で、魔族年齢で15歳になったら魔王になる』ことが告げられるのだった。
もう既に、シリルは魔族の長でも有名で、みな可愛がっていたので誰も反対する事はなかったのである。
当のシリルのみ知らずである。
俺シリルが大魔王さんの隣のソファーに座りながら「大魔王さん、魔王さん、おはようなのだぞ。」といい、「はなしってなんだ?」と聞くのであった。
「起きたか。 シリルが魔界にきて、6年近い。 魔界は楽しいか?」って大魔王さん
「お! もう6年たったのかだぞ。 なんで、身長のびないんだぞー」
身長伸びるって言ってたのに、あれから身長が伸びないんだぞ。
「知るかー、まぁまだ第二成長期じゃないかもしれんが。 羽は成長しとるんで、我もわからん」って突っ込まれた。 ぶー、ぶーだぞ。
「で、魔界はどうだ?」
「うん、楽しいぞ。 森はいっぱいあるし、魔物いっぱいいるぞ。 魔物も強いの多いぞ。 あと、魔族との模擬戦も楽しいぞ。」
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「なら、いいな。 じゃぁ、シリルが魔族年齢で成人したら、シリルが魔界の魔王だ」って大魔王さんだ。
うん?何を言ってるんだぞ。
「うん? なんでだ。 嫌だぞ」と即答でいった。
「昨日まで、お父さんと戦った結果、現役魔族で一番強いのがシリルだ。 魔族の魔王は、代々現役魔族で一番強い魔族がなる。」って魔王さん。
「うーん、それでも嫌だぞ」
「なんで、嫌なんだ?」って、大魔王さんだ。
「魔王になるとだぞ、ここに住まなきゃいけないんだぞ。 ここ堅苦しくからいやだぞ」って言ったら、大魔王が苦笑しながら「確かにな。 あ、これならどうだ?」といって、俺に念話がきた。
ほうほう、なるほど。 それならいいぞ。 俺はニヤリ笑って、「お! なら、いいぞ。 魔王やってもいいぞ」といい、「んじゃ、帰るぞ」といって転移して出ていったぞ。
堅苦しい城よりも、さっさと森に行ってたぞ、今回の反省しないといけないんだぞ。
◇◇◇
さくっと帰ってしまったシリル。 執務室に取り残された魔王ルファーと大魔王である。
「お父さん、何を言ったんですか?」
「それは教えられんぞ。 今後の楽しみだ。 お前も引退できるんだ、よかったな」とニヤリ笑いをして、転移していく大魔王であった。
魔王はひとり、確かに気になるが、シリルが継いでくれると言ってくれただけ嬉しいのである。
「あと3年でようやく隠居だー」と独り喜ぶので魔王であった。
この日のうちに魔界中に、『メガネをかけた可愛い少年がシリルであり、かつ魔王種で、魔族年齢で15歳になったら魔王になる』ことが告げられるのだった。
もう既に、シリルは魔族の長でも有名で、みな可愛がっていたので誰も反対する事はなかったのである。
当のシリルのみ知らずである。
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