【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年

八木恵

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5章:傍観者編

大天使の召喚の儀

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使い魔のいない生徒の召喚の日である。
講堂には特別な部屋が設けらている。 
皇国からきた司祭、学園長と迷宮都市のギルドマスターもいる。 

殆どの該当する生徒はみな両親が一緒に参列している。
シリルには、リンとゲールが同行している。 
シュンは人の多く、女性のいる講堂にはいたくないから来ていない。

「本日の召喚の儀にお集りいただきありがとうございます。 
 儂が、当学園の学園長であるクリフ・フロークスと申します。 
 今回の儀でも使い魔を召喚できなくてもあまりきにしないでいただきたい。 
 当学園は、使い魔がいなくても差別する事なく実力で評価しております事を改めておつたいいたします。 
 なお、本日の儀には、当学園はギルド運営のため、迷宮都市のギルドマスターも参列しております。 では、お名前を呼ばれた生徒よりはじめます。」という学園長の言葉で、司祭が1人ずつ名前をよび、生徒と保護者が中にはいる。

儀式の後は生徒が講堂に戻る事はなく、別の出口から帰宅しているようだった。
尚、講堂内は、護衛なのか多くの騎士が講堂内にいる。

シリルの名前はなかなか呼ばれずにいる。 
他生徒がみんないなくなり、講堂には騎士、学園長、迷宮都市のギルドマスターとシリル達3名となる。
すると、司祭と一緒に召喚の儀の間から男女それぞれ2名の20代前半の顔面偏差値の高いキラキラした奴らも講堂にでてくるのである。 
大天使と言われる白い翼で神々しい容姿の女性の人型4体それぞれを従えている。 
男女それぞれが2名が何か大天使と会話している。

そのうちの1名女性のほうがシリルに近づいてくるのである。
「シリル・グレイ君ですね。」聞かれるシリル。
「そうだぞ」と返事すると、女性が微笑んでいる。
「女神様の啓示で、あなたには特別な使い魔を用意していただけるそうです。」って女性。
「そうなのか。 うれしいぞ」とニッコリするシリル。
「ええ、特別な儀式ですので私と一緒についてきてください」と女性が手をだし、シリルがうれしそうに「わかったぞ」といって女性の手をとり、大天使のいるほうへむかう。

すると、シリルを中央に大天使4体が上下左右に約半径1M円で囲むのだった。 
男女4名が一斉に演唱する。
「「「「≪スペシャル グレイト スピリチュアル ムーブ ムーンライト≫」」」」
すると、シリルの頭上に魔法陣が展開され、そのまま下ってきてシリルをのみこむとシリルの姿が消える。

それと一緒に顕現していた大天使達もいなくなるなるのだった。。
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