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4章:学園編
ダンジョン研修が終わって
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食堂は、今日もコリーがいるので、シリルは部屋で読書をしている。
夜の営業も終わり、賄いという事でシリルも食堂へいく。 食事をしながら、エールをのむ4人である。
「シリル、久しぶりの学園行事はどうでしたっすか?」ってコリー。
「黒竜と遊んでたぞ。 あんま、クラスの奴とは関わりなかったぞ」
俺シュンがタバコに火をつけて一服する。
「シリル、黒竜はいい奴だっただろ?」ってニヤリ笑うと、「おお、強かったし、楽しかったぞ」ってニコニコのシリルだ。
何か思い出したシリルがいう。
「黒竜と水晶で虫エリアにはいった人間たちを観察したぞ。
んで、はじめて人型の天使ってやつみたけど、白い翼がついているけど見た目は普通だぞ。
水晶越しだから姿しかわからなかったぞ。 あとは、みんなメルヘンだったぞ。」といい、
「クラスメイトにきいたんだぞ。 みんな魔力は増えないと思ってるぞ。 あと、使い魔のクラスの1段階上までしか使い魔の魔法は使えないらしいぞ。
しかも、使い魔が倒せない魔物とか魔力不足手前になると教えてくれるらしいぞ。 それに、使い魔の魔法つかっている時は演唱魔法は使わない、たぶん使えないぞ」
そう言って、エールを飲むシリル。
それを聞いた俺がタバコをふかしながら
「昔にくらべんと人間よえーなって思ったが、そういう事か。
使い魔が魔力不足させねぇーから、魔力はふえねぇーし、攻撃魔法ばっかつかうから、身体強化も魔力コントロールもなってねぇーし、魔力感知できる奴もすくねーんだな。」
「人間を弱体化してるって事っすか?」ってコリーだ。
「たぶんだが、使い魔によるんじゃねぇーか。 少なくともモーリスの魔力量は9歳や10歳の魔力量じゃねぇーしな。 顕現出来ねー奴とかは、演唱魔法つかうから、必然と魔力量は増えっけど、どうも使い魔のせいか、魔力量を感知できねーんじゃねーかな。」
「うん? 師匠、なんで、俺、魔力制御してるんだ? あ!そうか 使い魔がわかるから、制御しとかないとあいつらがなんかいうからか」とひとり納得する。
俺が苦笑いしながらタバコをふかす。
「こいつ、抜けてんのに、こういう時だけ察しがはえーよな。」
「ああ、われもそう思うぞ」とリンも苦笑いし、「うん、そう思うっす」っていうコリー。
「シリル、魔力また増えてんの気付いたか?」
「うん? あ、本当だ。 また増えてんぞ」
「たく、抜けてんな。 ほれ」といって俺が魔力制御の腕輪を2個ほど渡す。
シリルが渡された腕輪をつけて見えないようにするのだった。
「シリルもこれで7個目だな。 われの学生の時と同じだ」とリンがやや嬉しそうにいう。
「だな」といって、俺もタバコをふかす。
「どういうことだ?」とシリルに聞かれ、「シリルがちびーっとだけ強くなったなってことだ」と言ったら、「そうなのか。 黒竜にも負けたぞ」と悔しそうにいうシリルだ。
「当たり前だ。 どんだけ、あいつを鍛えたか。 だから、ちびーっとで、まだまだって意味だ」と言ってやったら「おれ、がんばるぞ」と気合を入れるのだった。
「明日もコリーいんから、上級ダンジョンいっていいぞ」っていってやったら、「いいのか。 うれしいぞ。 準備すんぞ」といって、大はしゃぎで部屋に向かうシリルであった。
「戦闘狂っすね。 シリルは」といってエールを飲むコリー。
確かに、シリルは戦闘狂だな。
「ああ、おめぇーもいつの日かあいつに負けんぞ」って俺がつっこんだら、冷や汗をかくコリー。
そんなコリーは、話題を変えるため、皇国の状況を報告するのであった。
「とりあえず、勇者召喚の結界には手はだしてねーって事だな。 で召喚の儀の魔法陣はまだみつかんねーと。。 たく、どこに隠してんだ。」
「どうも、召喚の儀の時だけ、女神からのお告げだかで現れるみたいっす」
「それ、先に言えよ。」といってハリセンで叩く俺。
「次の召喚の儀っていつだ?」
「それが、今年は終わってしまってまして、来年のちょうど長期休暇の時っす。。」
「はぁー、お前、そん時皇国にいってただろ!」とさらにハリセンしばいてやった。
「す、すいません。 のんびり旅してたら、皇国についたのが召喚の儀のあとだったんっす」
「たく、てめぇーな。 カールはしっかりしてたぞ。 たくカールの後任なんだから、しっかりしろよな!」
「ほんとすいません。 ただ、噂で新たに女神の啓示があって、特定の人に対して再召喚の儀ってのが予定されているとか。 時期は未定っす」
「なんだ、その再召喚って。 まぁ、時期しらべておけよ。 コリー」
ったく、なんのために皇国までいかせてたのかって、こりゃ罰だな。
という事で、その後俺は、コリーに強制模擬戦してしごいてやった。
夜の営業も終わり、賄いという事でシリルも食堂へいく。 食事をしながら、エールをのむ4人である。
「シリル、久しぶりの学園行事はどうでしたっすか?」ってコリー。
「黒竜と遊んでたぞ。 あんま、クラスの奴とは関わりなかったぞ」
俺シュンがタバコに火をつけて一服する。
「シリル、黒竜はいい奴だっただろ?」ってニヤリ笑うと、「おお、強かったし、楽しかったぞ」ってニコニコのシリルだ。
何か思い出したシリルがいう。
「黒竜と水晶で虫エリアにはいった人間たちを観察したぞ。
んで、はじめて人型の天使ってやつみたけど、白い翼がついているけど見た目は普通だぞ。
水晶越しだから姿しかわからなかったぞ。 あとは、みんなメルヘンだったぞ。」といい、
「クラスメイトにきいたんだぞ。 みんな魔力は増えないと思ってるぞ。 あと、使い魔のクラスの1段階上までしか使い魔の魔法は使えないらしいぞ。
しかも、使い魔が倒せない魔物とか魔力不足手前になると教えてくれるらしいぞ。 それに、使い魔の魔法つかっている時は演唱魔法は使わない、たぶん使えないぞ」
そう言って、エールを飲むシリル。
それを聞いた俺がタバコをふかしながら
「昔にくらべんと人間よえーなって思ったが、そういう事か。
使い魔が魔力不足させねぇーから、魔力はふえねぇーし、攻撃魔法ばっかつかうから、身体強化も魔力コントロールもなってねぇーし、魔力感知できる奴もすくねーんだな。」
「人間を弱体化してるって事っすか?」ってコリーだ。
「たぶんだが、使い魔によるんじゃねぇーか。 少なくともモーリスの魔力量は9歳や10歳の魔力量じゃねぇーしな。 顕現出来ねー奴とかは、演唱魔法つかうから、必然と魔力量は増えっけど、どうも使い魔のせいか、魔力量を感知できねーんじゃねーかな。」
「うん? 師匠、なんで、俺、魔力制御してるんだ? あ!そうか 使い魔がわかるから、制御しとかないとあいつらがなんかいうからか」とひとり納得する。
俺が苦笑いしながらタバコをふかす。
「こいつ、抜けてんのに、こういう時だけ察しがはえーよな。」
「ああ、われもそう思うぞ」とリンも苦笑いし、「うん、そう思うっす」っていうコリー。
「シリル、魔力また増えてんの気付いたか?」
「うん? あ、本当だ。 また増えてんぞ」
「たく、抜けてんな。 ほれ」といって俺が魔力制御の腕輪を2個ほど渡す。
シリルが渡された腕輪をつけて見えないようにするのだった。
「シリルもこれで7個目だな。 われの学生の時と同じだ」とリンがやや嬉しそうにいう。
「だな」といって、俺もタバコをふかす。
「どういうことだ?」とシリルに聞かれ、「シリルがちびーっとだけ強くなったなってことだ」と言ったら、「そうなのか。 黒竜にも負けたぞ」と悔しそうにいうシリルだ。
「当たり前だ。 どんだけ、あいつを鍛えたか。 だから、ちびーっとで、まだまだって意味だ」と言ってやったら「おれ、がんばるぞ」と気合を入れるのだった。
「明日もコリーいんから、上級ダンジョンいっていいぞ」っていってやったら、「いいのか。 うれしいぞ。 準備すんぞ」といって、大はしゃぎで部屋に向かうシリルであった。
「戦闘狂っすね。 シリルは」といってエールを飲むコリー。
確かに、シリルは戦闘狂だな。
「ああ、おめぇーもいつの日かあいつに負けんぞ」って俺がつっこんだら、冷や汗をかくコリー。
そんなコリーは、話題を変えるため、皇国の状況を報告するのであった。
「とりあえず、勇者召喚の結界には手はだしてねーって事だな。 で召喚の儀の魔法陣はまだみつかんねーと。。 たく、どこに隠してんだ。」
「どうも、召喚の儀の時だけ、女神からのお告げだかで現れるみたいっす」
「それ、先に言えよ。」といってハリセンで叩く俺。
「次の召喚の儀っていつだ?」
「それが、今年は終わってしまってまして、来年のちょうど長期休暇の時っす。。」
「はぁー、お前、そん時皇国にいってただろ!」とさらにハリセンしばいてやった。
「す、すいません。 のんびり旅してたら、皇国についたのが召喚の儀のあとだったんっす」
「たく、てめぇーな。 カールはしっかりしてたぞ。 たくカールの後任なんだから、しっかりしろよな!」
「ほんとすいません。 ただ、噂で新たに女神の啓示があって、特定の人に対して再召喚の儀ってのが予定されているとか。 時期は未定っす」
「なんだ、その再召喚って。 まぁ、時期しらべておけよ。 コリー」
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