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4章:学園編
模擬戦の相手をする
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模擬戦の相手をする日。
先週末に蜘蛛エリアの攻略をしていたが、途中で断念し蜘蛛まみれになり帰宅。
魔の森で使用した魔術など師匠、ルシファさん(大魔王)とセバスチャンさん(元竜王)にもダメだしされていた。
俺シリルの頭の中の処理は、蜘蛛攻略の魔術検討と他魔法陣解析でほぼ半分以上は使っている。
俺が昼に訓練場に行くと既に16名ほどの生徒達とグレッグ先生の他に教師1人がいた。
そこには、さまざまの武器が用意されている。
「カーティス、対抗戦の相手によって武器が違うらしい。
想定ではあるが、この中の武器でお前が使えるやつ教えてくれ」とグレッグ先生に言われた。
俺は頷きながら、用意されている武器を一つ一つ確認していく。
近距離、中距離戦の武器ばかりだった。
師匠もそうだし、アークさんからも武器はいろいろ使えたほうがいいといわれて習っているから大体の使い方は習得済みだぞ。
「自己流だが、全部使えるぞ」って言ったら、なんかグレッグ先生が驚いている。 驚く事なのか。
「まじか。 相手によって俺がお前に武器を渡していく」って言われて、「うん、それでいいぞ」と返事しておいた。
昼食の休憩時間は1時間なのであまり時間がない。 しかも、生徒は16名いる。
なので、特にお互いの自己紹介など無しで始まっていく。
模擬戦が始まるが、シリル相手に1人ずつ戦うがみな2分で負けていく。
流れるように、グレッグが相手を確認しシリルに武器をなげわたし、シリルも使っていた武器をグレッグに投げ渡すという連携ができ、シリルは相手をする。
結局40分ほどで代表選手たちが疲れたので終了となり、シリルとグレッグはお昼を食べるのであった。
終わった後の俺の疑問だぞ。
「なんで、16人もいたんだ?」
「あー俺も10名って聞いてたからな、びっくりした。 さっき聞いたら、上級生がカーティスを指名したっていう噂を聞いた、2年の代表の一部が参加していたみたいだ。」というグレッグだ。
「ふーん、別にかまわんぞ」といって、そのまま師匠のお弁当を堪能するんだぞ。 美味しいんだぞ。
◇◇◇
それからの2週間、日によっては14名だったり10名だったりするが、シリルは模擬戦の相手をしていく。
途中から、相手が攻撃魔法を初級、中級と使うがいなしたり、はじいたりして、シリルは対戦する。
1人長くても3分でシリルの勝利で終わる。
流れるような模擬戦は、だれもシリルに勝つことなく大体30分~40分でおわるのであった。
模擬戦の相手をしている時、騒がし奴がいたが興味もないので聞いてもいないシリルは淡々と相手をしていく。
グレッグが「気にするな」といっていたが、シリルは「うん、何をだ?」とかえすと、グレッグが苦笑いして「いや、なんでもない」という場面もある。
こうして、誰もシリルに勝つこともなく、シリルが息を切らすこともなく2週間の模擬線の相手は終了する。
最後の日、訓練場でグレッグとシュンお手製のお弁当を食べるシリルである。
「カーティスは疲れてないが、お疲れさん。」
って言うのは、グレッグ先生だ。 うん、疲れてないぞ。
「カーティス、お前、最近さらに話をきいてないが、どうした?」
気づかれてたのかだぞ。 まぁ、隠す必要もないから説明する事にしたぞ。
「ああ、今、頭の処理を別の事で半分以上使てるからだぞ」
「どういう意味だ?」
うーん、もっと説明しないとかだぞ。
「魔術師って、並行思考が出来て初めて魔術の初期を使えるようになるんだぞ。
俺も師匠ほどじゃないが、多重思考できるようになったんだぞ。
ただ、頭の中の処理には許容範囲があって、別のことに処理を割り当ててるからだぞ」
「意味はわからないが、そうか」というグレッグ先生だぞ。
まぁ、質問はないという事で、俺は引き続き師匠の弁当を堪能する事にしたぞ。
◇◇◇
その日の土曜日に、シリルは蜘蛛エリアを攻略するのであった。
日曜の間の森には、ルシファさん(大魔王)とセバスチャンさん(元竜王)も遊びにきていた。
俺が蜘蛛エリアとっぱしたという事で、みんなでエールをのみながら、食べている。 ちょっとした祝賀会だぞ。
師匠がタバコをふかして、「シリル、お前が蜘蛛エリアで使った魔術の魔法陣みせろ」言われたぞ。
俺は魔方陣を展開し「これだぞ」といって見せた。
展開した魔法陣は発動しなければそのまま見せる事が出来るんだぞ。 結構、これ作るの苦労したんだぞ。
「多重ができねぇーから、順次にしたのはわかんだが、ここで効率がさがってんぞ。
こっちを、順次にして、おめぇ同時はできんだから、ここを同時にすりゃいいじゃねーか」って、師匠でさっそくダメだしと指導がある。 速攻で解析されたぞ。 さすがとしか言えないんだぞ。
「おお、確かにそうだぞ。 あんなに考えてたのに思いつかなたぞ」って俺が落ち込むと、師匠ががハリセンで軽くたたきながら、「たくー、てめぇーは、ここ3週間ぐれぇーこれで頭なかの処理半分以上つかってただろ」言われたぞ。
ばれていた。
「おう、使ったぞ」といったら、「おめぇーも、まだまだだな。 でも、この修正で、蟻まではなんとかいけんじゃねーか」と言われた。
「ほんとか。 んじゃ、おれがんばるぞ」と気合をいれる俺だぞ。
「シリル、そうなると、次は蟻だな」とリンさんがニヤリ笑う、ルシファ(大魔王)とセバスチャンさん(元魔王)も「「蟻だ(じゃ)」」って突っ込まれた。
ようやく蜘蛛エリア突破したけど、まだまだだ。
「次は、蟻攻略検討もしないといけないぞ」と頭を抱えた俺だぞ。 でも、突破してやるんだぞ。
先週末に蜘蛛エリアの攻略をしていたが、途中で断念し蜘蛛まみれになり帰宅。
魔の森で使用した魔術など師匠、ルシファさん(大魔王)とセバスチャンさん(元竜王)にもダメだしされていた。
俺シリルの頭の中の処理は、蜘蛛攻略の魔術検討と他魔法陣解析でほぼ半分以上は使っている。
俺が昼に訓練場に行くと既に16名ほどの生徒達とグレッグ先生の他に教師1人がいた。
そこには、さまざまの武器が用意されている。
「カーティス、対抗戦の相手によって武器が違うらしい。
想定ではあるが、この中の武器でお前が使えるやつ教えてくれ」とグレッグ先生に言われた。
俺は頷きながら、用意されている武器を一つ一つ確認していく。
近距離、中距離戦の武器ばかりだった。
師匠もそうだし、アークさんからも武器はいろいろ使えたほうがいいといわれて習っているから大体の使い方は習得済みだぞ。
「自己流だが、全部使えるぞ」って言ったら、なんかグレッグ先生が驚いている。 驚く事なのか。
「まじか。 相手によって俺がお前に武器を渡していく」って言われて、「うん、それでいいぞ」と返事しておいた。
昼食の休憩時間は1時間なのであまり時間がない。 しかも、生徒は16名いる。
なので、特にお互いの自己紹介など無しで始まっていく。
模擬戦が始まるが、シリル相手に1人ずつ戦うがみな2分で負けていく。
流れるように、グレッグが相手を確認しシリルに武器をなげわたし、シリルも使っていた武器をグレッグに投げ渡すという連携ができ、シリルは相手をする。
結局40分ほどで代表選手たちが疲れたので終了となり、シリルとグレッグはお昼を食べるのであった。
終わった後の俺の疑問だぞ。
「なんで、16人もいたんだ?」
「あー俺も10名って聞いてたからな、びっくりした。 さっき聞いたら、上級生がカーティスを指名したっていう噂を聞いた、2年の代表の一部が参加していたみたいだ。」というグレッグだ。
「ふーん、別にかまわんぞ」といって、そのまま師匠のお弁当を堪能するんだぞ。 美味しいんだぞ。
◇◇◇
それからの2週間、日によっては14名だったり10名だったりするが、シリルは模擬戦の相手をしていく。
途中から、相手が攻撃魔法を初級、中級と使うがいなしたり、はじいたりして、シリルは対戦する。
1人長くても3分でシリルの勝利で終わる。
流れるような模擬戦は、だれもシリルに勝つことなく大体30分~40分でおわるのであった。
模擬戦の相手をしている時、騒がし奴がいたが興味もないので聞いてもいないシリルは淡々と相手をしていく。
グレッグが「気にするな」といっていたが、シリルは「うん、何をだ?」とかえすと、グレッグが苦笑いして「いや、なんでもない」という場面もある。
こうして、誰もシリルに勝つこともなく、シリルが息を切らすこともなく2週間の模擬線の相手は終了する。
最後の日、訓練場でグレッグとシュンお手製のお弁当を食べるシリルである。
「カーティスは疲れてないが、お疲れさん。」
って言うのは、グレッグ先生だ。 うん、疲れてないぞ。
「カーティス、お前、最近さらに話をきいてないが、どうした?」
気づかれてたのかだぞ。 まぁ、隠す必要もないから説明する事にしたぞ。
「ああ、今、頭の処理を別の事で半分以上使てるからだぞ」
「どういう意味だ?」
うーん、もっと説明しないとかだぞ。
「魔術師って、並行思考が出来て初めて魔術の初期を使えるようになるんだぞ。
俺も師匠ほどじゃないが、多重思考できるようになったんだぞ。
ただ、頭の中の処理には許容範囲があって、別のことに処理を割り当ててるからだぞ」
「意味はわからないが、そうか」というグレッグ先生だぞ。
まぁ、質問はないという事で、俺は引き続き師匠の弁当を堪能する事にしたぞ。
◇◇◇
その日の土曜日に、シリルは蜘蛛エリアを攻略するのであった。
日曜の間の森には、ルシファさん(大魔王)とセバスチャンさん(元竜王)も遊びにきていた。
俺が蜘蛛エリアとっぱしたという事で、みんなでエールをのみながら、食べている。 ちょっとした祝賀会だぞ。
師匠がタバコをふかして、「シリル、お前が蜘蛛エリアで使った魔術の魔法陣みせろ」言われたぞ。
俺は魔方陣を展開し「これだぞ」といって見せた。
展開した魔法陣は発動しなければそのまま見せる事が出来るんだぞ。 結構、これ作るの苦労したんだぞ。
「多重ができねぇーから、順次にしたのはわかんだが、ここで効率がさがってんぞ。
こっちを、順次にして、おめぇ同時はできんだから、ここを同時にすりゃいいじゃねーか」って、師匠でさっそくダメだしと指導がある。 速攻で解析されたぞ。 さすがとしか言えないんだぞ。
「おお、確かにそうだぞ。 あんなに考えてたのに思いつかなたぞ」って俺が落ち込むと、師匠ががハリセンで軽くたたきながら、「たくー、てめぇーは、ここ3週間ぐれぇーこれで頭なかの処理半分以上つかってただろ」言われたぞ。
ばれていた。
「おう、使ったぞ」といったら、「おめぇーも、まだまだだな。 でも、この修正で、蟻まではなんとかいけんじゃねーか」と言われた。
「ほんとか。 んじゃ、おれがんばるぞ」と気合をいれる俺だぞ。
「シリル、そうなると、次は蟻だな」とリンさんがニヤリ笑う、ルシファ(大魔王)とセバスチャンさん(元魔王)も「「蟻だ(じゃ)」」って突っ込まれた。
ようやく蜘蛛エリア突破したけど、まだまだだ。
「次は、蟻攻略検討もしないといけないぞ」と頭を抱えた俺だぞ。 でも、突破してやるんだぞ。
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