【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年

八木恵

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4章:学園編

ダンジョン61階層へ

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学園2年目が始まる5日前に魔の森から学園都市の食堂に戻ったシュン達である。

その間、俺シリルはダンジョン攻略を進めてるぞ。 
そして、学園が始まる2日前の夕方にダンジョンから戻ってきた。

「師匠、60階層までいったぞ!」って、食堂の中庭で大喜びで騒いだ。
シュンとリン、コリーは食堂でデザートを食べていた。 俺も、デザート食べたいぞ。

「そこまでやっといったか。 ただな、おめぇー1人でいくのにまだ61階層無理だぞ」って、師匠に言われた。 
俺はリンさんにデザートを出してもらい食べながら「なんでだ? なにがおこるんだ?」と聞いてみたぞ。 
何があるんだ。

「それ食ったら、いってみるか?」って師匠に聞かれた。 断る理由ないぞ。 
「行けるなら、いくぞ」と言ってデザートをいっきに食べた。 楽しみだぞ。 
でもリンさんが、「ハチミツよろしく」というのであった。 ハチミツって、ドロップアイテムなのかだぞ?

って事で、戦闘服に着替えた、師匠と俺。 
「体験に行くだけだが、お前魔力制御はずせよ。 あと、魔術と魔武器全部使用可だ。 じゃねぇと死ぬからな」って、師匠に言われた。 
だから俺は「うん、わかったぞ」といて制御を外し準備をするのである。

◇◇◇
そしたら、アッという間に師匠の転移で、中級ダンジョンの61階層にきたみたいだぞ。
蜘蛛階層に到着だぞ。 大型、中型の蜘蛛が数百単位でいる。 
すると師匠が、「序盤だ、数十体ぐらい相手したら次いくから、近くにいろよ。」といわれ、俺も「わかったぞ」といい一緒に次々討伐する。
 師匠が「次いくぞ」と、今度は、カブトムシなどの甲虫類だ。 それも数千単位でいる。 
師匠と俺が数百討伐し「次いくぞ」といった先は、蛾などの階層。 
大型で、数百単位いる。 ここも数十体ほど師匠と討伐し、師匠が「次が本番だ」といった先は、数万もいる蟻塚のエリアだ。 ここでも、数百倒し、「ハチミツとりいくぞ」という声で蜂エリアだ。 
ここも数千いや万に近い。 数百倒し、ドロップアイテムのハチミツをゲットして、師匠が「んじゃ、戻るぞ」と中庭に戻った時は、俺はどっと疲れており、かつ師匠同様色んな液体まみれだ。 

それをみて、爆笑するリンとコリー。 
「シリル、どうだった? 中級ダンジョン名物 虫エリアは?」リンさんに聞かれたぞ。

師匠が、洗浄魔術で綺麗にしてくれて、「おお、すごかったぞ。」といった。
それしか言いようがないんだぞ。
「でも、なんで師匠しってるんだ?」と聞いたら、「ある事情で、俺とリンなダンジョン内の間引きしてんだ。 それで知ってるわけだ」ってニタリ笑っていわれたぞ。

そういう事だったのかだぞ。
「うん? あ! そうか、ダンジョンの魔物は魔石になるぞ。 
でも、外の魔物は魔石にならんぞ。 
という事は、ダンジョンの中の魔物が氾濫すると、師匠のいう秩序が乱れるってことか?」って聞いたぞ。
「そういう事だ。 おめぇーそういう所は頭まわんな。 まぁあんま知られてねーがな」といって、俺の頭を軽くポンポンと叩かれた。 なるほどだぞ。

「1人で行くには無理だっていった意味わかったか?」って師匠がタバコに火をつけて一服してる。
「うん。わかったぞ。 でも攻略するのに魔術検討するぞ!」といって俺はやる気満々で部屋に向かうのだった。 
攻略するんだぞ。

そんなシリルを見送った俺たち、俺はタバコふかしながら苦笑だな。
「やっぱ、あいつ面白いな」って俺がいうと、リンもコリーの「「だなー」」というのだった。
本当、シリルは戦闘狂だな。
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