【白銀の黒帝:7】女神の使い魔と無職の少年

八木恵

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4章:学園編

シリル、いじめられてる? それよりも 前編

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クラスメイトから無視される日々が続くが、まったくきにしないしシリル。
そして、ある日の金曜、今日は学生任務の日だ。

朝学園に来ると、久しぶりにキースが話かけてきた。
「シリル、悪いんだけど学生任務な、俺らのグループから外れてもらっていいか?」聞かれたぞ。
別に構わない俺は「うん、わかったぞ」といって読書をする。 
「お前といると、俺らもクラスから色々いわれんだ。 悪いな」とキースが一言いうのだが、すでに読書していて興味がないので、特に返事することなく読書を続けるシリルであった。

そして、午前が終了した時、俺は思いだしたんだぞ。
「あ! グループにいないと任務うけれないんだぞ。」という事に気付き、とりあえずグレッグの部屋に向かう事にしたぞ。

グレッグの部屋の前で、「グレッグ先生いるか?」と聞くと、
グレッグが部屋の扉を開き「カーティスか。 中にはいれ」といって部屋の中に案内されて、指定された椅子に座ったぞ。

「カーティス、どうした?」
「学生任務って、グループには入らないと任務を受ける事できないのかだぞ?」
「規約上はそうだが、それでどうした?」
「俺、グループから外れたから、学生任務の授業はでないでいいか?」
学生任務受けないくていいのなら、それはそれで嬉しいんだぞって思って聞いた。

「それはまずいだろ。 それにお前単位とれなくなるぞ」
え?そうなのか。
「なら、1人でうけるぞ」って言ったら、グレッグが少し真剣な面持ちになる。
「カーティス、お前は今の状態でいいのか?」と聞かれた。
「なにがだ?」
「グループから外されて、つらいとか、悲しいとかないのか?」と聞くのである。 
「うーん、ないぞ。 逆に開放されて嬉しいぞ」といっておくぞ。
周りに合わす必要もないし、逆に楽だぞ。
グレッグも納得したような顔してるぞ。
「確かにお前の本来の実力なら1人で受けれるんだが、おれでは判断できないから、学園長に相談しよう。」といい、グレッグがどこかに連絡する。 
「学園長が今からきても大丈夫だといっているから、いくぞ」といって、グレッグと共に学園長室に行く事になった。
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