36 / 128
4章:学園編
グレッグ先生と
しおりを挟む
シリルが入学してから1か月。いつもの日々をすごす。
変わった事といえば、中級ダンジョン30階層まで進んだ事ぐらいである。
毎日、昼食時間にグレッグ先生との学生レベルの調整で、結局シリルはほとんど身体強化無しとなる。
また、シュンのお弁当をつまみ食いしたグレッグがあまりの旨さに、毎回シュンの作ったお弁当をつまみ食いするため、シュンに頼んでグレッグの分のお弁当を作ってもらう事になっていた。
今日も学生レベルの練習がおわり、シュンのお弁当を堪能している。
「カーティスもだいぶ手加減ができるようになったから、もう大丈夫だろ。」
「そうなのかだぞ。 教えてくれて助かったぞ。でも、グレッグ先生はなんで教えてくれたんだ?」
「今更きくのか!」と笑いながら突っ込むグレッグだ。
「カーティスらしいか。 そうだな、俺の家系って次元使いが多いんだ。
だが、俺の先祖の中にすげー有名な冒険者がいたらしくてな、子供のころにその話を聞いてな、俺も冒険者になりたいって思っていたんだ。
だけど、ステータスカードの職業が商人でな、しかも使い魔も俺の得意属性と違くてな、必死に努力して冒険者になった。
一応、これでもランクSまでいったんだが、なんていうかな俺みないな奴が他にいたら少しでも助けになればって思って教師になったんだ。
お前みたいに努力している奴を助けたくってな。 お前の場合は手加減だけど。
それでもだ。 俺の職業のことは秘密だぞ。」
そう言うグレッグの表情は昔を懐かしながら、少し遠くをみながら話すのだった。
「そうだったのかだぞ。 ステータスカードと違う職業にもなれるなんて俺しらなかったぞ!」
俺 シリルはグレッグ先生の話を聞きながら、自分の職業が偽装されているけど、そんなことに関係なく自由に生きれるのかと期待していたぞ。
けど、グレッグ先生は、残念そうな顔をしながら首を振っていた。
「今は、無理だ。 ステータス主義だからな。 俺だって冒険者になったのだって大変だった。
けど、まだ自己責任ってことでなれたし、次元ボックスが使えたから荷物運びに重宝されてなれただけだ。
俺が、教師になれたのだって、学園長のおかげだ。
たまたま俺は、運がよかっただけだ。 それに、今は、当時よりも更にステータス主義が加速した。
冒険者じゃない職業のやつが冒険者になることできない。」
「そうなのかだぞ。」
コリーが言っていたのは本当だったのかだぞ。
まぁ、そんなのには関係なく俺は自由に生きるからいいんだぞって考えていたけど、あることに気づいたぞ。
「うん? まてよ、グレッグ先生との昼食も今日が最後なのかだぞ?」
「ああ、最後だ。 このうまい弁当も最後だな。」と少し残念そうにいうグレッグ。
俺もちょっと残念だぞ。
「グレッグ先生との話は楽しいぞ。 それに、この学園で模擬戦して楽しいのグレッグ先生だけだぞ。
だから、このまま続けたいぞ。。」
「そうか。 だがな、毎日じゃなくていいのなら、そうだな、週2回、水と木はどうだ? 俺も弁当たべたいしな!」とグレッグがいう。
「うん、嬉しいんだぞ。 了解だぞ」と俺もニコニコしながら合意するのだった。
リオンとレイは同い年だったが、年齢がちがくても相性がよいのかわからないが、シリルにとってグレッグという話相手と学園内の模擬戦相手を見つけるのであった。
◇◇◇
なお、1年目の前期の科目だが、シリルはグレッグと相談して、必須「数学」「歴史」「地理」「魔法学基礎」「魔物生態学」「植物学」に、選択として「魔方陣基礎」を選んでいる。
実技は、必須の「体術1」「剣術1」「攻撃魔法1」「防御魔法1」の他選択として「槍術1」「銃術1」と「短剣・ナイフ1」を選んでいる。
変わった事といえば、中級ダンジョン30階層まで進んだ事ぐらいである。
毎日、昼食時間にグレッグ先生との学生レベルの調整で、結局シリルはほとんど身体強化無しとなる。
また、シュンのお弁当をつまみ食いしたグレッグがあまりの旨さに、毎回シュンの作ったお弁当をつまみ食いするため、シュンに頼んでグレッグの分のお弁当を作ってもらう事になっていた。
今日も学生レベルの練習がおわり、シュンのお弁当を堪能している。
「カーティスもだいぶ手加減ができるようになったから、もう大丈夫だろ。」
「そうなのかだぞ。 教えてくれて助かったぞ。でも、グレッグ先生はなんで教えてくれたんだ?」
「今更きくのか!」と笑いながら突っ込むグレッグだ。
「カーティスらしいか。 そうだな、俺の家系って次元使いが多いんだ。
だが、俺の先祖の中にすげー有名な冒険者がいたらしくてな、子供のころにその話を聞いてな、俺も冒険者になりたいって思っていたんだ。
だけど、ステータスカードの職業が商人でな、しかも使い魔も俺の得意属性と違くてな、必死に努力して冒険者になった。
一応、これでもランクSまでいったんだが、なんていうかな俺みないな奴が他にいたら少しでも助けになればって思って教師になったんだ。
お前みたいに努力している奴を助けたくってな。 お前の場合は手加減だけど。
それでもだ。 俺の職業のことは秘密だぞ。」
そう言うグレッグの表情は昔を懐かしながら、少し遠くをみながら話すのだった。
「そうだったのかだぞ。 ステータスカードと違う職業にもなれるなんて俺しらなかったぞ!」
俺 シリルはグレッグ先生の話を聞きながら、自分の職業が偽装されているけど、そんなことに関係なく自由に生きれるのかと期待していたぞ。
けど、グレッグ先生は、残念そうな顔をしながら首を振っていた。
「今は、無理だ。 ステータス主義だからな。 俺だって冒険者になったのだって大変だった。
けど、まだ自己責任ってことでなれたし、次元ボックスが使えたから荷物運びに重宝されてなれただけだ。
俺が、教師になれたのだって、学園長のおかげだ。
たまたま俺は、運がよかっただけだ。 それに、今は、当時よりも更にステータス主義が加速した。
冒険者じゃない職業のやつが冒険者になることできない。」
「そうなのかだぞ。」
コリーが言っていたのは本当だったのかだぞ。
まぁ、そんなのには関係なく俺は自由に生きるからいいんだぞって考えていたけど、あることに気づいたぞ。
「うん? まてよ、グレッグ先生との昼食も今日が最後なのかだぞ?」
「ああ、最後だ。 このうまい弁当も最後だな。」と少し残念そうにいうグレッグ。
俺もちょっと残念だぞ。
「グレッグ先生との話は楽しいぞ。 それに、この学園で模擬戦して楽しいのグレッグ先生だけだぞ。
だから、このまま続けたいぞ。。」
「そうか。 だがな、毎日じゃなくていいのなら、そうだな、週2回、水と木はどうだ? 俺も弁当たべたいしな!」とグレッグがいう。
「うん、嬉しいんだぞ。 了解だぞ」と俺もニコニコしながら合意するのだった。
リオンとレイは同い年だったが、年齢がちがくても相性がよいのかわからないが、シリルにとってグレッグという話相手と学園内の模擬戦相手を見つけるのであった。
◇◇◇
なお、1年目の前期の科目だが、シリルはグレッグと相談して、必須「数学」「歴史」「地理」「魔法学基礎」「魔物生態学」「植物学」に、選択として「魔方陣基礎」を選んでいる。
実技は、必須の「体術1」「剣術1」「攻撃魔法1」「防御魔法1」の他選択として「槍術1」「銃術1」と「短剣・ナイフ1」を選んでいる。
10
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。

ぽっちゃりおっさん異世界ひとり旅〜目指せSランク冒険者〜
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
酒好きなぽっちゃりおっさん。
魔物が跋扈する異世界で転生する。
頭で思い浮かべた事を具現化する魔法《創造魔法》の加護を貰う。
《創造魔法》を駆使して異世界でSランク冒険者を目指す物語。
※以前完結した作品を修正、加筆しております。
完結した内容を変更して、続編を連載する予定です。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
髪の色は愛の証 〜白髪少年愛される〜
あめ
ファンタジー
髪の色がとてもカラフルな世界。
そんな世界に唯一現れた白髪の少年。
その少年とは神様に転生させられた日本人だった。
その少年が“髪の色=愛の証”とされる世界で愛を知らぬ者として、可愛がられ愛される話。
⚠第1章の主人公は、2歳なのでめっちゃ拙い発音です。滑舌死んでます。
⚠愛されるだけではなく、ちょっと可哀想なお話もあります。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる