15 / 19
1章:冒険者育成学園
対抗戦の前に来た食堂の来客
しおりを挟む
それから、数か月経過し、シリルは金曜日はサボりマイペースな学園生活をすごしていた。
とある金曜日の夜、学園長であるモリスが、食堂の閉店間際に来店するのである。
「シュン殿、あいてるじゃろか?」
「カウンターでいいか?」
「ああ、あといつものじゃ」といって座るモリス。
すると、リンがワインの小樽をモリスに提供する。 この日は、既にお客もおらず、リンはそのままドアの看板を”Close”にする。
しばらくして、俺がタバコをくわえながら「ふとるぞ」というと、「うまいんじゃ。」といって、提供されたフライドポテトとピザをつまむモリスである。
それから、俺が賄いを作り、リンとゲールに渡し2人ともそのまま事務所へむかう。
俺がエール数本もって厨房から出て、モリスの隣にすわるのであった。
俺がタバコをふかして「なんか用か?」って聞く。 この時間に来るって事はそれしかないからな。
「ああ、儂にはわからんのじゃ。 なぜ、魔大陸の魔皇帝が襲撃したのかがじゃ。
それに過去の文献によると彼らの文明は非常に高いはずじゃ。 なのに、襲撃に来た時も陸をわたってきたのじゃ。 彼らの技術なら造船でこれたはずじゃ。 おぬしは何かしらぬのか?」って聞かれた。
俺はニヤリと笑う。
「俺は単なる傍観者だ。 人間社会のことはお前らが考えろ」といって、エールをのむ。
するとモリスがワインをのみながら「そうだったな」といいう。
「別件じゃが、来週学園で対抗戦があるんじゃ。」と言われた。
シリルからそんな話聞いてないなって、俺がタバコをふかしる。
「シリル、わすれてんぞあいつ」
「あはは、そうか。」って笑うモリス。
「はぁ~、それが、国王が来賓するそうじゃ」というモリスは溜息をついている。
「ふーん」といってエールをのむ俺。
「実力のある生徒でどこにも所属していない生徒を国王命令で騎士団にいれるようじゃ」というモリスだ。
俺がニヤリと笑い、「そうか」というだけにした。
なるほどな。
とある金曜日の夜、学園長であるモリスが、食堂の閉店間際に来店するのである。
「シュン殿、あいてるじゃろか?」
「カウンターでいいか?」
「ああ、あといつものじゃ」といって座るモリス。
すると、リンがワインの小樽をモリスに提供する。 この日は、既にお客もおらず、リンはそのままドアの看板を”Close”にする。
しばらくして、俺がタバコをくわえながら「ふとるぞ」というと、「うまいんじゃ。」といって、提供されたフライドポテトとピザをつまむモリスである。
それから、俺が賄いを作り、リンとゲールに渡し2人ともそのまま事務所へむかう。
俺がエール数本もって厨房から出て、モリスの隣にすわるのであった。
俺がタバコをふかして「なんか用か?」って聞く。 この時間に来るって事はそれしかないからな。
「ああ、儂にはわからんのじゃ。 なぜ、魔大陸の魔皇帝が襲撃したのかがじゃ。
それに過去の文献によると彼らの文明は非常に高いはずじゃ。 なのに、襲撃に来た時も陸をわたってきたのじゃ。 彼らの技術なら造船でこれたはずじゃ。 おぬしは何かしらぬのか?」って聞かれた。
俺はニヤリと笑う。
「俺は単なる傍観者だ。 人間社会のことはお前らが考えろ」といって、エールをのむ。
するとモリスがワインをのみながら「そうだったな」といいう。
「別件じゃが、来週学園で対抗戦があるんじゃ。」と言われた。
シリルからそんな話聞いてないなって、俺がタバコをふかしる。
「シリル、わすれてんぞあいつ」
「あはは、そうか。」って笑うモリス。
「はぁ~、それが、国王が来賓するそうじゃ」というモリスは溜息をついている。
「ふーん」といってエールをのむ俺。
「実力のある生徒でどこにも所属していない生徒を国王命令で騎士団にいれるようじゃ」というモリスだ。
俺がニヤリと笑い、「そうか」というだけにした。
なるほどな。
10
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

調子に乗りすぎて処刑されてしまった悪役貴族のやり直し自制生活 〜ただし自制できるとは言っていない〜
EAT
ファンタジー
「どうしてこうなった?」
優れた血統、高貴な家柄、天賦の才能────生まれときから勝ち組の人生により調子に乗りまくっていた侯爵家嫡男クレイム・ブラッドレイは殺された。
傍から見ればそれは当然の報いであり、殺されて当然な悪逆非道の限りを彼は尽くしてきた。しかし、彼はなぜ自分が殺されなければならないのか理解できなかった。そして、死ぬ間際にてその答えにたどり着く。簡単な話だ………信頼し、友と思っていた人間に騙されていたのである。
そうして誰もにも助けてもらえずに彼は一生を終えた。意識が薄れゆく最中でクレイムは思う。「願うことならば今度の人生は平穏に過ごしたい」と「決して調子に乗らず、謙虚に慎ましく穏やかな自制生活を送ろう」と。
次に目が覚めればまた新しい人生が始まると思っていたクレイムであったが、目覚めてみればそれは10年前の少年時代であった。
最初はどういうことか理解が追いつかなかったが、また同じ未来を繰り返すのかと絶望さえしたが、同時にそれはクレイムにとって悪い話ではなかった。「同じ轍は踏まない。今度は全てを投げ出して平穏なスローライフを送るんだ!」と目標を定め、もう一度人生をやり直すことを決意する。
しかし、運命がそれを許さない。
一度目の人生では考えられないほどの苦難と試練が真人間へと更生したクレイムに次々と降りかかる。果たしてクレイムは本当にのんびり平穏なスローライフを遅れるのだろうか?
※他サイトにも掲載中
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
おいでませ神様のつくるミニチュア空間へ
森羅秋
ファンタジー
目を開いたら『私』ではない人間になっていた。
ホラー夢は楽しいなぁ。とエンディングまで進めたが、いつまで経っても夢から醒めない。
もしかして、これは現実?
いやあり得ない。だって『私』が住んでいた世界ではないから。
それに私の名前は………………えっと、なんだっけ?
天路国という異世界で目覚めた『私』。
防衛組織カミナシに所属している『息吹戸瑠璃』になっていた。
自分が何者かわからないまま、息吹戸として異界からの侵略者を討伐する日々を送る。
いつかは夢が覚めて元の世界に戻るはず。それまでは……
<こちらの世界に来た時に記憶喪失になりましたが
神話の知識が役に立つので、愛想尽かされないように立ち回ろうと思います!>
・
・
・
8/31から続きが始まります。その後9/30まで毎日投稿します。
ホラー要素やバトル、強い女性が好きな方はぜひ読んでみて下さい!
・
・
・
□補足□
☆世界の神話、神様やモンスターを参考にしています。(ただしクトゥルフ神話は省いています)
☆物語の都合上、神話とは違う動きや機能を持たせていますがご了承ください。
☆軽めの復讐劇になります。
同作品を小説家になろう・カクヨムに投稿しています。

俺の娘、チョロインじゃん!
ちゃんこ
ファンタジー
俺、そこそこイケてる男爵(32) 可愛い俺の娘はヒロイン……あれ?
乙女ゲーム? 悪役令嬢? ざまぁ? 何、この情報……?
男爵令嬢が王太子と婚約なんて、あり得なくね?
アホな俺の娘が高位貴族令息たちと仲良しこよしなんて、あり得なくね?
ざまぁされること必至じゃね?
でも、学園入学は来年だ。まだ間に合う。そうだ、隣国に移住しよう……問題ないな、うん!
「おのれぇぇ! 公爵令嬢たる我が娘を断罪するとは! 許さぬぞーっ!」
余裕ぶっこいてたら、おヒゲが素敵な公爵(41)が突進してきた!
え? え? 公爵もゲーム情報キャッチしたの? ぎゃぁぁぁ!
【ヒロインの父親】vs.【悪役令嬢の父親】の戦いが始まる?
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる