【白銀の黒帝:16】魔大陸へ留学

八木恵

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外伝1魔界 魔王種誕生

傍観者と仲間たち

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ここは魔界にある海のとある島。 別荘として利用している。
 
シリルと大魔王は、温泉にはいりながら、シリルはエールで大魔王は酒をちびちびのんでいる。
「ここの温泉きもちいぞ」とぱちゃぱちゃ泳いでいるとシリル。
「シリル、我の酒にお湯がはいる。 泳ぐなら、海いけ」って大魔王が不機嫌にいう。
「さっき泳いでクラーケン狩ったばかりだぞ」といい、泳ぐのをやめてエールをのむと「うまい」というシリルである。


元竜王も温泉につかっている。
「そういや、ようやく産まれた魔王種はどうだ? シリルも隠居組にはいれるな」と笑いながらいうのである。

そんな元竜王の言葉に大魔王とシリルが盛大に溜息をつくのだった。
「「話したくない(のだぞ)」」といってると、外の鉄板で、塩焼きそば、イカ焼きを料理していたシュンが「メシできたぞ」という掛け声で、温泉からあがりいそいそとシュンの所にいき、皿をリンからもらい、アークからはエールをもらって、みんなで焼きそば、イカ焼きを頬張るのである。

「魔王種って、大魔王の息子なんだろ」ってシュン。
「そうだがなぁー。 約9000年ぶりの魔界の魔族での魔王種誕生なんだが」といいながら顔は浮かない大魔王。
「まだ10歳程度だろ」っていうアークに、大魔王が「そうなんだがなぁ。 なぁシリル」いう。
「うん、頭がわるいんだぞ。 魔術がつかえないんだぞ」というシリルに、シュンが爆笑する。
「四則演算もまだできないらしい。 それに、はっきりいって下級魔王種だ」ととうとう言ってしまった大魔王だ。
「そりゃ、シリルの隠居はなさそうじゃな」って爆笑する元竜王である。
「そうなんだぞ。 でも、もっと厄介なんだぞ。 な、大魔王」
「助長せんように躾けするが、馬鹿で勝手に次期魔王と思ってるらしい」
「うん、四天王候補と同じ訓練してもついていけないらしいんだぞ。本当、面倒なんだぞ」といいながらエールを飲み干すシリル。

「あはは、そんな魔族もいんだな。」と爆笑するシュン。
「成人したら、ダンジョン課にいれる予定だぞ。 だから、シュンさん、魔王種封印の指輪でも作ってほしいのだぞ」
「ああ、たぶん必要になるな。」という大魔王だ。

シュンが笑いながら「腐っても魔王種だもんな」といい、「そん時必要になったら言ってくれ。 いつでも作ってやんよ」といいながらダバコに火をつけて一服。
「次期魔王とおもってるんだろ。 ダンジョン課にいくのか?」ってリン。
「文句いってきたら、記憶消すから大丈夫だぞ」とさらっといい、大魔王も「それしかないからな」と合意する。

「さっきから、らしいで、なんで、大魔王とシリルが指導しないんだ?」ってアーク。
「我もわからんが、我が会うと畏怖してしまうんだ」と大魔王。
「俺もだぞ。 腰ぬかすから、何もできないんだぞ」というシリルだ。
シュンが笑いながら「魔王種の位とかあんのかね」といいタバコをふかす。

すると、白髪の青年が登場。
「正解じゃ! お主らは最高位の魔王種じゃ。 特にシリルは現役の魔王序列1位じゃ」とルンルンで言っている。
その青年を無視したまま、シリルが「シュンさん、焼きそばおかわり」といい、シュン皿を貰いよそり「イカ焼きもいい感じだ」といって渡すと、シリルがニコニコして「お!ありがとうなのだ」というのだった。

10分程度、皆青年を無視し雑談や、食事にと和気合いしている。
仕舞いには、青年がイジケはじめ「かなり久しぶりの登場じゃったのに、無視か。 少しは歓迎してもいいじゃないか」といってる。
「シュン、あいつウザいぞ」ってアーク。 たしかにウザい。
「んで、何しにきたってぇーんだ?」
「特にこれってことできた訳じゃないんじゃが、忘れてるかもしれないが魔王種は魔王召喚に巻き込まれ安いからきをつけろよ」という青年。
「あー、大魔王、シリルとあと産まれた魔王種には、次元袋渡してあんよ」とタバコをふかしていうシュン。
シリルと大魔王それぞれ首から小さな袋をみせるのだった。

「おお、それなら安心じゃ。 なんせ、魔王は悪役でわしの管轄外では数が減っておってな、魔王召喚が流行ってるそうじゃ」といって姿を消す青年である。

シュンがタバコをふかしながら「ったく言い逃げかよ」と言い「爆弾発言してったな」というと、みんなが「「「だなー」」」となる。

青年こと創造神いわく、現在魔王召喚が流行っているらしい
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