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1章:魔大陸の学園編

学園の後期の始業式らしい

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後期の始業式の前日に魔界から戻ってきた、シリルとジュールである。
四天王のゲールに呼び出しくらって、俺シリルは学園に戻らないといけないって知ったけど。

魔界ではしゃぎ過ぎた俺は、結局、制御が乱れ、寮の部屋を俺以外入退出禁止。

ベットの上でため息をっきながら魔法陣を起動すれば、魔族の女性2名が現れ特に会話をすることもなく濃厚なキスのもと、いつものように絡みあいセックスをして、女性2名が疲れはてると、交代していく。
常に女性の喘ぎ声が響き、ようやく制御が終わり。 俺がガウンをくるとベットで崩れている女性達。
「俺、シャワーあびるぞ。 出てくるまでに帰るんだぞ」というと、女性たちはやっとの思いで起き上がって「はーい。 もう今回も気持ちよすぎ」といい軽く俺にキスしてく。 面倒で嫌だけど、彼女達にとってはお別れの挨拶らしいからされるままにする俺だぞ。

その後は、シャワーを浴びて私服に着替え、エールを飲みながら寝室にいくと彼女らの姿なかった。
ちゃんと帰還したみたいだぞ。 その後、俺は洗浄魔術で部屋とベットを綺麗にし、タバコに火をつけて一服しながら、外をみるとどうみても昼。
「うん? 昼だぞ?。 俺、1日中してたのかだぞ?」って独り言いって、俺はタバコをすいながらエールをのんでいる。

うーん、確か、学園の始業式が今日だったはずだぞ。 たしか、午後からだぞ。 めんどくさくて行きたくないから、サボりでいいかたぞ。
◇◇◇

そしたら寮のチャイムがなって、俺、タバコの火を消して、エールを飲み干した。
「ジュールです。 入ります」って俺、返事してないのに、勝手に部屋に入ってきたジュールだぞ。 まぁ、別にきにしないから構わないけど。
「2日ぶりにドアが空いて安心しました」ってジュール。 まじかたぞ。
「本当かだぞ。 2日間もかかったのかだぞ?」って、新しいエールを開ける俺。
「魔王様って、愛人何人いるんですか?」と興味津々にきいてくる。 何いってるんだぞって、ついつい呑んでいたエールを吹き出したぞ。
「はぁー、なんだその愛人って。 俺、1人もいないぞ。 いつのまに、そんな話しになってるんだぞ」
「え、違うんですか?  魔族年齢500歳未満ぐらいの魔族は、魔王様をみたことある人ってごく僅かなんですよ。 俺だって今回の任務で初めてお会いしましたし。。
 そんな訳で、若者世代では、いろいろ憶測が広がっていて、魔王城に住んでいない、大魔王様と同等の強さってことから、大魔王様のように女性を何人もはべらかせている。 ただ、可愛いとだけは言ってはいけないってなってるんですよね。」
「なんだその噂。 ジュールだって、ゲールやギールに聞けばわかるんだぞ」 なんせ俺がセックスしている魔族の女性達は、四天王達が選んでるってこの前大魔王に言われたぞ。 
「それが、魔王様を知っている世代は皆笑顔でお会いすればわかる っていうだけなんですよね」

どうい意味だぞ。 まぁいいか。
「ふーん、まぁいいんだぞ。」と俺、興味なさげに言っておいた。
「それで、魔王様が始業式にでられなかったので、後期のスケジュールと冊子をもってきたんです。」

そうか俺、2日間も籠ってたから、始業式でなかったんだぞ。

「そうか、助かるぞ。 それよりも、俺、お腹すいたんだぞ。 ジュールは?」
「俺もです」って言われたから、昼食は生姜焼きを用意してやったぞ。 昼食たべつつ、俺はちゃっかりエールのんでる。 ジュールは、この後、午後の実技に参加するらしくて飲んでない。

昼食食べ終わって、ジュールにはコーヒーを出してやった。 
「後期はですね、学科と実技の小テストが1回で、そのあと学年末のテストらしいです。」

ふーん、前期に比べてテストが少ないのかだぞ。 そう考えながら、俺は学園の後期のスケジュールを見つつ、未開拓地の探索のスケジュールも考えてる。 俺が、いろいろ考えてるのをお構いなしにジュールが話を続けてる。 途中聞いてなかったぞ。

「後期の休みの間に、各学校の交流戦があるみたいで、その選抜があります。 魔王様と俺は不参加です。 
 ただ、その交流戦に魔界魔族の戦闘系が参加するんで、何があるか分からないので一応それまでは、魔大陸にいると思ってください」
「となると、あと半年弱でかつ最後の1ヶ月半は魔大陸にいろってことなのかだぞ?」
「ええ、そうなるかと。。」って歯切れの悪いジュールだぞ。
「うーん、面倒だぞ。とは言え、特に洗脳とかされてないんだぞ。 だったら、俺いなくてもいいんじゃないかだぞ。 それに、留学できているやつら、ただ魔大陸を楽しんでいるみたいじゃないかだぞ。 俺、全く嫌だけど、貴族の社交界とかでてるのかだぞ?」
「魔界じゃ経験出来ないからみたいなので、出てるようですよ。 俺もまったく興味ないですけど。。」と苦笑いするジュール。
「それでも、何かあると困りますので、魔大陸に居てくださいよ。 魔王様」ってジュールに釘さされたぞ。
「ぅう、わかったぞ。 他にもやる事あるから、仕方なくまだ魔大陸にいるんだぞ」
「では、安心です」

その後、ちょっとジュールと雑談して、午後の授業に出る時間になったジュールを送りだした俺。

そして、早速シリルは北東の森へ向かうのだった。
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