【白銀の黒帝:16】魔大陸へ留学

八木恵

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1章:魔大陸の学園編

魔大陸の冒険者ギルドで、冒険者登録

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シリルとジェールは結局ニックの判断で実技については今月の課題はクリアとなるのだった。 
今日は金曜の午後、ギルドカードを持っていない生徒は発行で、冒険科専攻や戦闘系専攻で既に所持している生徒は、任務を選んで個々でもいいし、グループで討伐や採取にいく。

任務達成率、討伐数、採取数、街中任務、ダンジョンの到達階層などによってギルドランクが決まる。 個人の実力は個々で判断という事、ランクによって任務が請け負いができないという事はない。 ただ、任務失敗した場合は罰金として依頼料の60%の支払いと、無償街中労働2回(下水掃除やトイレ掃除)が加算され、ランクアップが遅くなるという罰則がある。

ランクは、F、E、D、C、B、A、S、SS、SSSとなる。 発行時は必ず皆Fからである。

今、シリルはジュールと魔大陸のギルドにきている。
1階が受付、2階が食堂、会議室、資料部屋、3ー5階が安宿で、6階がギルドマスターや、来賓用の応接、貴族用の宿泊となり、地下に訓練場がある。 また広い中庭があり、ちょっとした闘技場になっている。 1フロアもかなり広いのであった。

「おー、なかなか広いんだぞ」っと俺、初めて魔大陸のギルドにきてちょっと興奮してるぞ。
「さすが、魔大陸。 近代化してますね。 階段にエレベーター。」ってジュールも興奮してるぞ。
「うん、歩道もんなかなかだぞ」といってキョロキョロしながら、2階の会議室へ向かった。

ここで、今日は学生のみまとめてギルドカードを発行するからだ。
ちなみに、魔大陸の生徒のほとんどが発行しており、発行していないのは魔界魔族の留学生12名と、辺境からきている生徒の20名ほどのみだった。 会議室にはいると既に各席にカードと冊子が置いてあった。

俺とジュールは隣同士で、俺はさっそくギルドカードの項目をみてる。
「お! 年齢の項目がないぞ」って喜んでる俺。
「あったらあったで、いろいろ面倒ですもんね」ってジュール。
「本当だぞ」とって俺ニコニコしている。 実年齢でても面倒だし、かといって細工しても本当かとかになっていろいろ面倒だぞ。

そんな会話していたら、受付の主任という人がきてギルドの説明をしてくれたぞ。
主にランク、任務失敗の注意事項、あとは数十単位の討伐にはかならず浄化が使える人の同行が必須などだ。 また、街中任務も、カフェでのバイトなど斡旋しているとのこと。

それに、任務が遠方でも受付奥に主要都市のギルドへの転移や、辺境地への転移部屋があり、許可者のみ使用可能。 学生ではめったに依頼しないが、魔物の氾濫時にランクB以上は緊急招集がかかるとのことなどなど説明だったぞ。

「こちらの冊子には先ほど話した内容を含め詳しいギルド規程や、魔物のランクなど簡単ですが、記載してあるので必ず読んでください。 なお、ギルドカードにご自分の魔力を通すと使用可能です。 種族項目に記載がでたら成功です。 あと、魔界魔族の皆様ですが、魔界からの通達で、ダンジョン攻略は禁止ですのでご理解ください。」という受付の主任。

ジュールが念話で、
ジュール:「ダンジョン攻略ってダメなんですか?」
シリル:「あそこは、魔界管轄だぞ。 魔界に帰還する以上禁止だぞ」
ジュール:「なるほどっす。 って、これ、魔力ながしたら、俺らの種族って」
シリル:「とりあえず、流したらかきかえるぞ」

といって、俺が魔力を流すと、種族は棒線となり、書き換えて混魔族に変更する。 ジュールが魔力を流すと、種族 魔界魔族となったので、俺がさくっと混魔族に書き換えるのだった。

ジュール:「さすがっす」
シリル:「棒線は、笑えたぞ」
ジュール:「さすがに、魔王種は魔大陸にいないっすから」

って俺たち2人で苦笑するしかないぞ。 
しばらくして、受付が各自のギルドカードを確認して解散だぞ。 
無事、魔大陸で俺、初めてギルドカード作ったぞ。
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