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3章:学生編
学園は休暇、隊長・副隊長訓練へ
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隊長訓練と合同訓練の関係で、今回の休み、前半をアークの所に来ていた。
アークの所では、フードも被る必要もないし、魔力も制御する必要がないので素の状態でいられる。
帰ると、アークと模擬戦をしたり、魔の森を駆け巡って間引きをする。 リンも同じだ。
「シュン、魔力量の増加が異常だな。 俺やリンはまだいいが、もう少しで人間の世界では素ではいられないんじゃねーか?」というアークに指摘され、「もう、無理じゃねー。 制御しておかねーと、ギルド内でもまじぃーから」と俺はタバコをふかしながら言った。
「んじゃ、今日の魔術談義は、魔力制御にすんか」という提案に「いいね」といって、アークとの談義を始めるのであった。 アークとシュンだけしか理解できない魔術談議が続く。
リンはシュンの隣で聞いているだけだが、アークといるシュンは、普段とまた違う顔をしているので、リンは嬉しいのであった。 この期間は、現状特に学園でストレスがたまるシュンにとって、一番休まる期間でもあったのだった。
◇◇◇
そして、隊長・副隊長訓練の日。
訓練場には、各番隊の隊長・副隊長が集合していた。
1番隊隊長が恒例のように出欠席を確認している。
「今日は珍しく欠席届がでてないですね。 0番隊以外は、皆集まっているので、まず総当たり戦ですね」といい、皆でくじを引いて、総当たりの模擬戦が始まるのだった。
それから、総当たり戦が終わる頃、訓練場のドアが開く。
「来てやったぞ」と俺はタバコをふかしながらイアンと訓練場にきた。
その言葉を聞いて、一瞬で、隊長と副隊長の雰囲気が変わり緊張感が漂うのだった。
「隊長が遅いから、もう終わってんじゃないっすかぁ~」とイアンが突っ込んできた。
「別に、いいじゃねぇーか。 まだ、いんだからよ。」といい、「あれだろ、俺1人で、また全員相手すりゃいいじゃん。 今回もお前もはいれよ」とニヤっと言ってやる。
「まじっすか! それなら、少しは望みあっかもっす!」とやる気満々なイアンだ。
前回、経験した隊長と副隊長は、イアンが入る事に少しは可能性を感じほっとする。 いままで、参加してきていないグランは、シュンのやつ全員と相手って大丈夫なのかと考えていると、3番隊副隊長が「グラン隊長、前回黒帝相手にイアンさん無しでやったんすが、俺ら全員20分でダウンっす! しかも、こちらは魔法は中級まで可能で、黒帝は身体強化だけだったんすよ」と小声でいうのだった。
それを聞いて、グランはおいおい、学生モードでもすげーが、黒帝モードの時ってどこまで強いんだよ!と緊張が走るグランだった。
すると、シュンが木刀を1本もち「おめぇーら、ちゃちゃと始めようぜ。 今回は、俺は身体強化のみで、お前らは上級までってのでどうだ?」と悪い笑みを浮かべながら言っている。 イアンが「まじっすか!」というと、シュンが「あー、だが手加減あんましたくねぇーから、骨折までは勘弁な!」といいながら、「ちゃっちゃとはじめんぞ」といって、隊長、副隊長達がいる集団に向かっていった。
心の準備が整っていない他隊長、副隊長たちを尻目に、イアンがまず一撃を防ぐ。
「隊長、他の人たちまだ準備できてねぇっすって」
「知るか!! はい、はじめで敵はこねーぞ」といい、攻撃をイアンしておく。
イアンがふっとばされると、次々みなシュンに攻撃をいれていく。 なぜか、シュンはイアンとグランを中心にボコボコにしていく。
上級の魔法なんて、まったく効かないし、綺麗に避けられる。 15分もしないで、シュン以外の全員が倒れている。 中には骨折している人達もいる。
「イアン。 だらしねーぞ。 お前まだ動けるだろ」というと、倒れたふりをしたイアンが「ばれてんすか。」といって起き上がり、「ほれ、身体強化無しにしてやんから、来な」といったら、「おねげーします」といって対戦が始まる。
そして、5分後にはボコボコになったイアンが仰向けのまま「もう、無理っす。 てか、隊長、また強くなってねぇーっすか!!」といっていた。
俺はタバコに火をつけて一服しながら「アークとこでじゃれてたからよ」というと、「そりゃ、強くなるっすわ」という会話をしている。
見学者たちは、アークって誰だよ!とつっこみつつも、隊長と副隊長のほとんどが骨折している惨状をみて、今後の任務への影響を懸念していた。
訓練場の扉が開きマスターがはいってくる。 隊長と副隊長の怪我の惨状をみて、眉間にしわがより始まるジルだ。
「黒帝! おぬし、手加減せぇーっていっただろ! どうしてくれる。 こいつらの怪我が治るまでの間、任務どうすんじゃ!!」
「あー、うっせーよ。 手加減すると逆につかれっからよ。 でも、骨折で終わりにしてんだから、かなり手加減してぇーんだこっちわ!」と逆切れしながら、かつタバコをふかしている俺だ。
「治せばいいだろ、治せば」といいながら、俺は倒れている人たちを触りながら回復魔術をかけていった。
すると、ジルはジルで呆れた顔をしながら「そー言う問題じゃないだろ」といってくるが、治せばそれでいいと思っていたから「おい、もう治したし、ある程度体力も回復させてぇーんだ」といっておいた。 そしたら、怪我していた隊長と副隊長たちが立ちあがり「え! 治ってる」と口々にいい、周りからの視線がくる。 うん、居ずらい。
「んじゃ、帰る」といって、扉から出ていくと、グランも追いかけてきた。
「お前な、俺とイアンさんばっかりボコボコにしやがって」と恨めしそうな顔で言ってきたから、「だってよ、グランが来いっていうから来てやったんじゃねーか」といったら、グランが拗ねたので仕方なくアークのエールを渡し、呑みながらギルド内を歩いていると、ジルが「おぬしら丁度ええ、儂の部屋まで来い」といわれ、仕方なくマスター室に向かう事にした。。
怒られるのか?。。しぶしぶ向かう俺だ。
アークの所では、フードも被る必要もないし、魔力も制御する必要がないので素の状態でいられる。
帰ると、アークと模擬戦をしたり、魔の森を駆け巡って間引きをする。 リンも同じだ。
「シュン、魔力量の増加が異常だな。 俺やリンはまだいいが、もう少しで人間の世界では素ではいられないんじゃねーか?」というアークに指摘され、「もう、無理じゃねー。 制御しておかねーと、ギルド内でもまじぃーから」と俺はタバコをふかしながら言った。
「んじゃ、今日の魔術談義は、魔力制御にすんか」という提案に「いいね」といって、アークとの談義を始めるのであった。 アークとシュンだけしか理解できない魔術談議が続く。
リンはシュンの隣で聞いているだけだが、アークといるシュンは、普段とまた違う顔をしているので、リンは嬉しいのであった。 この期間は、現状特に学園でストレスがたまるシュンにとって、一番休まる期間でもあったのだった。
◇◇◇
そして、隊長・副隊長訓練の日。
訓練場には、各番隊の隊長・副隊長が集合していた。
1番隊隊長が恒例のように出欠席を確認している。
「今日は珍しく欠席届がでてないですね。 0番隊以外は、皆集まっているので、まず総当たり戦ですね」といい、皆でくじを引いて、総当たりの模擬戦が始まるのだった。
それから、総当たり戦が終わる頃、訓練場のドアが開く。
「来てやったぞ」と俺はタバコをふかしながらイアンと訓練場にきた。
その言葉を聞いて、一瞬で、隊長と副隊長の雰囲気が変わり緊張感が漂うのだった。
「隊長が遅いから、もう終わってんじゃないっすかぁ~」とイアンが突っ込んできた。
「別に、いいじゃねぇーか。 まだ、いんだからよ。」といい、「あれだろ、俺1人で、また全員相手すりゃいいじゃん。 今回もお前もはいれよ」とニヤっと言ってやる。
「まじっすか! それなら、少しは望みあっかもっす!」とやる気満々なイアンだ。
前回、経験した隊長と副隊長は、イアンが入る事に少しは可能性を感じほっとする。 いままで、参加してきていないグランは、シュンのやつ全員と相手って大丈夫なのかと考えていると、3番隊副隊長が「グラン隊長、前回黒帝相手にイアンさん無しでやったんすが、俺ら全員20分でダウンっす! しかも、こちらは魔法は中級まで可能で、黒帝は身体強化だけだったんすよ」と小声でいうのだった。
それを聞いて、グランはおいおい、学生モードでもすげーが、黒帝モードの時ってどこまで強いんだよ!と緊張が走るグランだった。
すると、シュンが木刀を1本もち「おめぇーら、ちゃちゃと始めようぜ。 今回は、俺は身体強化のみで、お前らは上級までってのでどうだ?」と悪い笑みを浮かべながら言っている。 イアンが「まじっすか!」というと、シュンが「あー、だが手加減あんましたくねぇーから、骨折までは勘弁な!」といいながら、「ちゃっちゃとはじめんぞ」といって、隊長、副隊長達がいる集団に向かっていった。
心の準備が整っていない他隊長、副隊長たちを尻目に、イアンがまず一撃を防ぐ。
「隊長、他の人たちまだ準備できてねぇっすって」
「知るか!! はい、はじめで敵はこねーぞ」といい、攻撃をイアンしておく。
イアンがふっとばされると、次々みなシュンに攻撃をいれていく。 なぜか、シュンはイアンとグランを中心にボコボコにしていく。
上級の魔法なんて、まったく効かないし、綺麗に避けられる。 15分もしないで、シュン以外の全員が倒れている。 中には骨折している人達もいる。
「イアン。 だらしねーぞ。 お前まだ動けるだろ」というと、倒れたふりをしたイアンが「ばれてんすか。」といって起き上がり、「ほれ、身体強化無しにしてやんから、来な」といったら、「おねげーします」といって対戦が始まる。
そして、5分後にはボコボコになったイアンが仰向けのまま「もう、無理っす。 てか、隊長、また強くなってねぇーっすか!!」といっていた。
俺はタバコに火をつけて一服しながら「アークとこでじゃれてたからよ」というと、「そりゃ、強くなるっすわ」という会話をしている。
見学者たちは、アークって誰だよ!とつっこみつつも、隊長と副隊長のほとんどが骨折している惨状をみて、今後の任務への影響を懸念していた。
訓練場の扉が開きマスターがはいってくる。 隊長と副隊長の怪我の惨状をみて、眉間にしわがより始まるジルだ。
「黒帝! おぬし、手加減せぇーっていっただろ! どうしてくれる。 こいつらの怪我が治るまでの間、任務どうすんじゃ!!」
「あー、うっせーよ。 手加減すると逆につかれっからよ。 でも、骨折で終わりにしてんだから、かなり手加減してぇーんだこっちわ!」と逆切れしながら、かつタバコをふかしている俺だ。
「治せばいいだろ、治せば」といいながら、俺は倒れている人たちを触りながら回復魔術をかけていった。
すると、ジルはジルで呆れた顔をしながら「そー言う問題じゃないだろ」といってくるが、治せばそれでいいと思っていたから「おい、もう治したし、ある程度体力も回復させてぇーんだ」といっておいた。 そしたら、怪我していた隊長と副隊長たちが立ちあがり「え! 治ってる」と口々にいい、周りからの視線がくる。 うん、居ずらい。
「んじゃ、帰る」といって、扉から出ていくと、グランも追いかけてきた。
「お前な、俺とイアンさんばっかりボコボコにしやがって」と恨めしそうな顔で言ってきたから、「だってよ、グランが来いっていうから来てやったんじゃねーか」といったら、グランが拗ねたので仕方なくアークのエールを渡し、呑みながらギルド内を歩いていると、ジルが「おぬしら丁度ええ、儂の部屋まで来い」といわれ、仕方なくマスター室に向かう事にした。。
怒られるのか?。。しぶしぶ向かう俺だ。
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