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3章:学生編
あれから2年
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ここは王都の国境の砦。 国境を守る兵士達は絶望していた。
砦にいる兵は、2,000人。
その前方には、1万は下らない様々な魔物が襲ってきている。 帝国軍との小競り合いが約2年前に休戦となったのに、ここ数か月魔物が増えており、大群で攻めてくる事がある。
兵士達が、絶望した声でいう。
「無理だ。 援軍が来るまで耐えきれない」
そう間もなく大群が襲ってくる。
あと、少しで対峙するという時に、襲い掛かる魔物と兵士達の間に黒い帝のローブを着た人物が現れた。
すると、その人物は背負っていた白銀の大剣を抜き、大剣をふると白い炎がたちあがりながら、次々に魔物たちを殺していく。
その姿をただ唖然と見ているだけの兵士達
そして、数十分後、残ったのは魔物1万の死骸と血濡れでフードを被っているため顔はわからないが口元は釣り上げて、不適な笑みをこぼす男、いや、身長から少年、いや、タバコを加えているところから背の低い青年だろうか。
すると、青年は、白い炎の火の玉をいくつかだし、死骸をもやす。
いや、浄化しているのだろうか。
綺麗な光が辺りをつつむ、その光が消えると青年の姿はなく、先ほどあった光景は夢かと思うぐらい何もない平穏な景色になった。
残された兵士たちは、各々に口を開きいう。
「夢か」
「なにが起きた」
「もしかして、今のが白銀の黒帝!」
「1万を1人って、化け物だな」
そう、先ほど消えた青年は、現在この王国でたった一人が持てる世界最強の称号 ギルドランクXの二つ名『白銀の黒帝』であった。
なお、「白銀の黒帝」は滅多に姿を表せず、名前、年齢、素性とも秘密となっている。
知られているは白銀の大剣をもち、白炎を操り、近接戦が尋常じゃないぐらい強い男という事ぐらいであった。
◇◇◇
一方、場所はかわり、ギルドの2階の奥にある1室。
「ただいま」と言いながら、返り血で血塗られた服をぬぎそのままシャワーを軽くあび、ベットのほうへ向かう少年。
ベットには、肩まで伸びた濃紺の髪とルビーのような赤い瞳の容姿端麗の美少女がおり、少年は美少女を抱き寄せ、濃厚のキスをしながら「リン、魔力」といい、服を乱暴に脱がしながら激しくセックスする。 リンと呼ばれた女性も、激しく求めるのであった。
そう、リンと呼んだ青年は、今年で17歳となるシュンである。それから、数時間後、何度も絶頂し、まじあった2人は満足し、シュンはタバコを吸いだす。
すると、何やら急に不機嫌になる。 どうやら、誰からか念話がはいったようだ。
終わったころ合いを見て、リンが聞く。
「どうした。 ジルか?」
不機嫌な口調で俺シュンがいうのであった。
「ああ、ジル。 さっきの任務な、黒帝のローブで行けっていうからよ、しょうがなく着て行ったら、明日 王ってやつが謁見にこいだと。 ふざけんじぇねぇ、あんな臭いところ行けるかっていったら、夜の任務2件は殲滅していいやつで、イアン達との任務もいくつか用意するって約束させた。 まじ、いきたくねぇー。 もう、寝る」
吸っていたタバコを魔術で消し、ふて寝してしまった俺だ。 本当行きたくねぇー。
それを見て、ふふと笑い、リンも寝る。 リンは、久しぶりの夜の任務が楽しみであった。
17歳になるシュンの身長は、170CMでリンより10CM高い。 だが、シュンと同年代の平均の年齢は180CMでやはり低いほうになるだが、同年代とあまり縁のないシュンは知らないのであった。
砦にいる兵は、2,000人。
その前方には、1万は下らない様々な魔物が襲ってきている。 帝国軍との小競り合いが約2年前に休戦となったのに、ここ数か月魔物が増えており、大群で攻めてくる事がある。
兵士達が、絶望した声でいう。
「無理だ。 援軍が来るまで耐えきれない」
そう間もなく大群が襲ってくる。
あと、少しで対峙するという時に、襲い掛かる魔物と兵士達の間に黒い帝のローブを着た人物が現れた。
すると、その人物は背負っていた白銀の大剣を抜き、大剣をふると白い炎がたちあがりながら、次々に魔物たちを殺していく。
その姿をただ唖然と見ているだけの兵士達
そして、数十分後、残ったのは魔物1万の死骸と血濡れでフードを被っているため顔はわからないが口元は釣り上げて、不適な笑みをこぼす男、いや、身長から少年、いや、タバコを加えているところから背の低い青年だろうか。
すると、青年は、白い炎の火の玉をいくつかだし、死骸をもやす。
いや、浄化しているのだろうか。
綺麗な光が辺りをつつむ、その光が消えると青年の姿はなく、先ほどあった光景は夢かと思うぐらい何もない平穏な景色になった。
残された兵士たちは、各々に口を開きいう。
「夢か」
「なにが起きた」
「もしかして、今のが白銀の黒帝!」
「1万を1人って、化け物だな」
そう、先ほど消えた青年は、現在この王国でたった一人が持てる世界最強の称号 ギルドランクXの二つ名『白銀の黒帝』であった。
なお、「白銀の黒帝」は滅多に姿を表せず、名前、年齢、素性とも秘密となっている。
知られているは白銀の大剣をもち、白炎を操り、近接戦が尋常じゃないぐらい強い男という事ぐらいであった。
◇◇◇
一方、場所はかわり、ギルドの2階の奥にある1室。
「ただいま」と言いながら、返り血で血塗られた服をぬぎそのままシャワーを軽くあび、ベットのほうへ向かう少年。
ベットには、肩まで伸びた濃紺の髪とルビーのような赤い瞳の容姿端麗の美少女がおり、少年は美少女を抱き寄せ、濃厚のキスをしながら「リン、魔力」といい、服を乱暴に脱がしながら激しくセックスする。 リンと呼ばれた女性も、激しく求めるのであった。
そう、リンと呼んだ青年は、今年で17歳となるシュンである。それから、数時間後、何度も絶頂し、まじあった2人は満足し、シュンはタバコを吸いだす。
すると、何やら急に不機嫌になる。 どうやら、誰からか念話がはいったようだ。
終わったころ合いを見て、リンが聞く。
「どうした。 ジルか?」
不機嫌な口調で俺シュンがいうのであった。
「ああ、ジル。 さっきの任務な、黒帝のローブで行けっていうからよ、しょうがなく着て行ったら、明日 王ってやつが謁見にこいだと。 ふざけんじぇねぇ、あんな臭いところ行けるかっていったら、夜の任務2件は殲滅していいやつで、イアン達との任務もいくつか用意するって約束させた。 まじ、いきたくねぇー。 もう、寝る」
吸っていたタバコを魔術で消し、ふて寝してしまった俺だ。 本当行きたくねぇー。
それを見て、ふふと笑い、リンも寝る。 リンは、久しぶりの夜の任務が楽しみであった。
17歳になるシュンの身長は、170CMでリンより10CM高い。 だが、シュンと同年代の平均の年齢は180CMでやはり低いほうになるだが、同年代とあまり縁のないシュンは知らないのであった。
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