401 / 405
外伝:俺の高校生活の話でもしようか
とある日
しおりを挟む
俺が高校やめてどのくらい経過したのかもわすれる頃、いな、祭りもおわって夏もおわり秋になりかけている頃。 今日も昼頃おきて、会長職の仕事がおえて鍛錬が終わった夕方だ。
「陸、人間のお客様」って母さん
「だれ?」って俺。
「前にきた子かな、海君も一緒よ」って母さん。
どういう事かな。
「別の部屋に案内しておいて、着替えていくから」って俺。
「わかったわ」っていって母さんが部屋からでていく。
最近きてなかった私服に着替えて、髪も久しぶりに妖術に調整した。
「カラス」って呼べばすぐくるカラス。
「三代目、お呼びで?」ってカラス
「今、人間きていてたぶん陰陽師だから小間妖怪避難させておいて」って俺。
「はい、そっこう皆に伝えます」っていって慌ててでていった。
◇◇◇
「海、ひさしぶり。 それで何の用?」って俺、座りながら聞く。
「陸、ひさしぶりだな。 それが、東さんがお前に聞きたい事あるって何度もいってきてな、それで忙しいのはわかってきたけどつれてきた」って申し訳なさそうにいう海。
「忙しいけどね。 まぁなんとかやってるよ。 それで、東さん何? わかりやすき聞いてね。 俺、忙しんだよね」って俺。 彼女、わかりにくい質問するから答えにくいんだよね。
「えーと、今日は急におしかけてごめんなさい。 鳳来君から退院したって聞いて、それで、それで、どうしても聞きたい事があってきたの」って東。 うん、そういうのもういらないし。
「それで?」って俺。 ちょっと不機嫌。
「あの修学旅行の日、助けてくれたの、野呂瀬君でしょ。 妖怪が人間を助けるなんてありえないんだけど、でもあの長髪の銀髪の妖怪が野呂瀬君ならすべて辻褄があうの。 だから、私にだけ本当のこと教えてください。」っていってきた。
変化した所を直接みられたわけじゃない。 半妖の噂は、海いわく、俺が出席日数たりなくなるからやめるってので、払拭されたっていってた。
「俺も海も、家庭の事情でオカルト研究クラブにはいってたけど、実際、東さんがいくら陰陽師ですとか妖怪がいるんですとかいっても、俺達信じてないんだよ。 それに、俺は確かにあの時怪我してそれで入院したよ。 なんせ、湖におちてなにかすごい衝撃うけた怪我で、海がいなかったらまじ死んでたかもしれなかったし。 だから東さんのいう、妖怪とかそんなのみてないし、知らないんだよね」って俺。
「俺も、何者かに襲われて、その後湖に落ちる陸をみて、助けるのに必死だったから、その辺しらないんだ」って海。
「えー、そんな。 じゃぁあの妖怪はいったい誰なの。」って東さん。
「それ、俺にきかれても知らないよ」って俺。
「同じく」って海。
「えー、じゃぁ、私ったらずっと勘違いしていたって事。」って東さん。
「よくわからないけど、結果そうなるんじゃないかな。」って俺。
「えーと、なんかおしかけて、勘違いな事いってごめんなさい。 あの、遅くなったけどこれ」っていって本をわたしてきた。
「大検うけるってきいて、参考書です。」っていわれた。 いや受けるかもなんだけど。 って、うけないけど。
苦笑してるよ海。
「ありがとう。 話はそれだけでいいのかな?」って俺。
「はい、忙しいのにごめんなさい。 私かえります」っていって立ち上がって、海と一緒に玄関まで見送った。 屋敷とかうろつかれたらこまるしね。
「結局、ごまかせましたね」って海。
「退学しておいてよかったのかもね」って俺、苦笑い。
「そう言えば、なんで事前に教えてくれなかったんだ?」って俺。 急におしかけてきてそっちのほうが驚きだよ。
「総大将、あなたケータイの電話番号かわっていて、俺教えてもらってないですよ」って言われてしまった。
そうだった、カラスが新しいのに一新して、表と本業のほうの2台もちで、海に教えるのわすれてた。
「悪い、忙しすぎて、ケータイの番号すら変わったの覚えてなかった。」っていって、海に教えた。
「でも、まじ海もきてくれて助かったわ。」って俺。 彼女一人だけで来られたらこまった。
「さすがに独りで行こうとは思ってなかったみたいですよ。 異性の家ですからね」って海。
「なるほどね。」
こうして、突然、人間きたけど、なんとか無事にやりすごせた。
その後、海と久しぶりに軽く酒のんでキセルふかして談笑した。
「陸、人間のお客様」って母さん
「だれ?」って俺。
「前にきた子かな、海君も一緒よ」って母さん。
どういう事かな。
「別の部屋に案内しておいて、着替えていくから」って俺。
「わかったわ」っていって母さんが部屋からでていく。
最近きてなかった私服に着替えて、髪も久しぶりに妖術に調整した。
「カラス」って呼べばすぐくるカラス。
「三代目、お呼びで?」ってカラス
「今、人間きていてたぶん陰陽師だから小間妖怪避難させておいて」って俺。
「はい、そっこう皆に伝えます」っていって慌ててでていった。
◇◇◇
「海、ひさしぶり。 それで何の用?」って俺、座りながら聞く。
「陸、ひさしぶりだな。 それが、東さんがお前に聞きたい事あるって何度もいってきてな、それで忙しいのはわかってきたけどつれてきた」って申し訳なさそうにいう海。
「忙しいけどね。 まぁなんとかやってるよ。 それで、東さん何? わかりやすき聞いてね。 俺、忙しんだよね」って俺。 彼女、わかりにくい質問するから答えにくいんだよね。
「えーと、今日は急におしかけてごめんなさい。 鳳来君から退院したって聞いて、それで、それで、どうしても聞きたい事があってきたの」って東。 うん、そういうのもういらないし。
「それで?」って俺。 ちょっと不機嫌。
「あの修学旅行の日、助けてくれたの、野呂瀬君でしょ。 妖怪が人間を助けるなんてありえないんだけど、でもあの長髪の銀髪の妖怪が野呂瀬君ならすべて辻褄があうの。 だから、私にだけ本当のこと教えてください。」っていってきた。
変化した所を直接みられたわけじゃない。 半妖の噂は、海いわく、俺が出席日数たりなくなるからやめるってので、払拭されたっていってた。
「俺も海も、家庭の事情でオカルト研究クラブにはいってたけど、実際、東さんがいくら陰陽師ですとか妖怪がいるんですとかいっても、俺達信じてないんだよ。 それに、俺は確かにあの時怪我してそれで入院したよ。 なんせ、湖におちてなにかすごい衝撃うけた怪我で、海がいなかったらまじ死んでたかもしれなかったし。 だから東さんのいう、妖怪とかそんなのみてないし、知らないんだよね」って俺。
「俺も、何者かに襲われて、その後湖に落ちる陸をみて、助けるのに必死だったから、その辺しらないんだ」って海。
「えー、そんな。 じゃぁあの妖怪はいったい誰なの。」って東さん。
「それ、俺にきかれても知らないよ」って俺。
「同じく」って海。
「えー、じゃぁ、私ったらずっと勘違いしていたって事。」って東さん。
「よくわからないけど、結果そうなるんじゃないかな。」って俺。
「えーと、なんかおしかけて、勘違いな事いってごめんなさい。 あの、遅くなったけどこれ」っていって本をわたしてきた。
「大検うけるってきいて、参考書です。」っていわれた。 いや受けるかもなんだけど。 って、うけないけど。
苦笑してるよ海。
「ありがとう。 話はそれだけでいいのかな?」って俺。
「はい、忙しいのにごめんなさい。 私かえります」っていって立ち上がって、海と一緒に玄関まで見送った。 屋敷とかうろつかれたらこまるしね。
「結局、ごまかせましたね」って海。
「退学しておいてよかったのかもね」って俺、苦笑い。
「そう言えば、なんで事前に教えてくれなかったんだ?」って俺。 急におしかけてきてそっちのほうが驚きだよ。
「総大将、あなたケータイの電話番号かわっていて、俺教えてもらってないですよ」って言われてしまった。
そうだった、カラスが新しいのに一新して、表と本業のほうの2台もちで、海に教えるのわすれてた。
「悪い、忙しすぎて、ケータイの番号すら変わったの覚えてなかった。」っていって、海に教えた。
「でも、まじ海もきてくれて助かったわ。」って俺。 彼女一人だけで来られたらこまった。
「さすがに独りで行こうとは思ってなかったみたいですよ。 異性の家ですからね」って海。
「なるほどね。」
こうして、突然、人間きたけど、なんとか無事にやりすごせた。
その後、海と久しぶりに軽く酒のんでキセルふかして談笑した。
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
実はスライムって最強なんだよ?初期ステータスが低すぎてレベルアップが出来ないだけ…
小桃
ファンタジー
商業高校へ通う女子高校生一条 遥は通学時に仔犬が車に轢かれそうになった所を助けようとして車に轢かれ死亡する。この行動に獣の神は心を打たれ、彼女を転生させようとする。遥は獣の神より転生を打診され5つの希望を叶えると言われたので、希望を伝える。
1.最強になれる種族
2.無限収納
3.変幻自在
4.並列思考
5.スキルコピー
5つの希望を叶えられ遥は新たな世界へ転生する、その姿はスライムだった…最強になる種族で転生したはずなのにスライムに…遥はスライムとしてどう生きていくのか?スライムに転生した少女の物語が始まるのであった。

~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。

俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる