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外伝:俺の高校生活の話でもしようか

二学期がはじまり、学園祭という名の文化祭と体育祭

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夏休みも終わり、高校もはじまると、文化祭と体育祭という名の学園祭があるらしい。

公立だから、そんなに規模がでかいわけじゃない。
文化部は、文化祭で各クラブの発表をするって感じだ。

「野呂瀬君と鳳来君は、資料作りしてないから、当日の受付担当だ」って田辺部長。

いつのまにか、2年前の京都の実体とかいってちょっとしパネルとかを作っていたっぽい。
当日受付なんて座ってるだけだし、誰もこないしって事で、俺と海で対応してる。

「数名きましたね」って海。
「ああ、すぐ帰ったけどな」って俺。

そんな会話しつつ、PCを開いてカラスの課題をやってる俺。

「そう言えば、四葉学園も今日学園祭なんですよ」って海。
「ふーん、それで?」って俺。
「四葉学園の学園祭って出店でたり結構派手で、一般客ってそっちにいくんですよ」って海だ。
「それで、学生のほうが多いんだな」って俺。 たく、カラスめ、こんな日でも課題だしやがって。

そんな会話しつつ、終わりの時間に近づいてきた。
護衛ひきつれた20代半ばの男がここに近づいてくるよ。
「孫、元気にしてたか?」って声かけてきた。
「はぁ~、辰巳、なんでここにいる?」って俺。 そうこいつ、京都にいるはずの陰陽師14代目当主の一条辰巳。

「四葉学園で講演があってな、帰りに孫がこの高校通ってるっていうからよってみただけだ」って辰巳。
「てか、あはは、話では聞いてたけど、本当に姿形がかわったんだな」って突っ込まれた。

「ひさしぶりだよ、その反応。 どうも」とだけ言っておいた。
「それで、これは何の展示だ?」って辰巳。
「あの京都の事件が妖怪の仕業だった場合、こうじゃなかったのかっていう人間の妄想を描いたらしい」って俺。
「あはは、あの事件の真相をしるもの少ないからな。 人間で今本当の事を知ってるのは俺と忠満ぐらいか」って辰巳。
「忠満は霊だろ」ってつっこんでやった。
「見学するかな」っていって、中にはいっていった辰巳。
「辰巳さん、相変わらずですね」って海。
「だな」って俺。

そしたらクラブの連中たちがぞろぞろきた。 終わりだから片付けか。
「今、見学してる人いるから」って俺。
「そうなんだ。 この夕方にくるとは珍しい」って田辺部長。
「そうなんですね。 誰だろう」って一ノ瀬。
「えーーーーー! 辰巳様!!」って絶叫するのやめようよ。

東と2人で中にはいっていく。 なんか会話してた。
「いったい誰なんだい?」って田辺部長。
「さぁ~、護衛つれた若い人でしたよ」って海。
他人のふりがいちばん。

見終わったのかまた辰巳が俺の所にきた。
「受付君、なかなか興味ぶかかったよ。 それじゃまたね。」って言ってさったと思ったら手紙渡された。

開いたら、”孫、婚約したんだってな(爆笑)”って書いてあった。 あいつめ。 って握りつぶしておいたけどな。

部長と副部長はというと、さっきの人が陰陽師当主だって知って興奮してて、なかなか片付けにならなかった。

そして体育祭。 俺と海は、出席の返事だけして、あとは屋上でタバコすってサボった。
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