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外伝:俺の高校生活の話でもしようか
洋桜まつり
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夏休みのお盆の時に、地元で開かれる祭りが『洋桜まつり』。 これ、ジジイが初めた祭りだから、本家主催でやる。 出店やら出し物から、なにから全部、本家や幹部連中の企業がやってたりする。
というわけで、まじこの期間、若頭の俺は裏方に回って忙しい。
ジジイも忙しそうにしてるけど、総大将代理って立場利用してるのか、結構遊んでたりする。
ずるいぞ、ジジイ。 といっても、ガキの頃はジジイとよく出店につれていってもらったし、無銭飲食し放題、遊び放題で楽しんだ。
「若、警備のほうが人数たりませんで」って、本家勤めの青。
「轟雷の所にあきがあるからそこ使え」って感じで、本家にいながら総指揮させられてる。
まじ、忙しいし、人出がたりなきゃ出店いって料理したりする。
最終日の花火の最後のほうになって、本家の裏山にある特別設置してる櫓でようやく花火がみれる。
幹部連中もジジイも宴会だ。 基本、祭りで働くのは若輩者の成人妖怪ってきまってるからな。
なのに俺、13歳の時に若頭になったから、その時から働いてる。
「やっと酒がのめる」っていって、酒そそいで、キセルふかして、最後の花火の打ち上げみてる。
「陸、今年もよくやったの」ってジジイだ。
「たまには手伝え」って俺の愚痴。
「するか、若手の教育じゃ」ってジジイ。 確かにその通りなんだけどな。
とりあえず、今年も無事洋桜まつりをのりきった。
「海?」ってなんか疲れ切った海がいた。
「若、いや、高校の地元ってわすれてて、いろいろとファンクラブに追いかけられて大変でした」っていう海。
イケメンだからね。
「そういや、出店の見回りだったな」って俺。
「おかげで、さっきまで追い回されてやっとここに来れましたよ」って海。
配置間違えたな。 まぁいいかって思って酒そそいであげた。
あとは小間妖怪たちと遊びながら朝まで宴会。
というわけで、まじこの期間、若頭の俺は裏方に回って忙しい。
ジジイも忙しそうにしてるけど、総大将代理って立場利用してるのか、結構遊んでたりする。
ずるいぞ、ジジイ。 といっても、ガキの頃はジジイとよく出店につれていってもらったし、無銭飲食し放題、遊び放題で楽しんだ。
「若、警備のほうが人数たりませんで」って、本家勤めの青。
「轟雷の所にあきがあるからそこ使え」って感じで、本家にいながら総指揮させられてる。
まじ、忙しいし、人出がたりなきゃ出店いって料理したりする。
最終日の花火の最後のほうになって、本家の裏山にある特別設置してる櫓でようやく花火がみれる。
幹部連中もジジイも宴会だ。 基本、祭りで働くのは若輩者の成人妖怪ってきまってるからな。
なのに俺、13歳の時に若頭になったから、その時から働いてる。
「やっと酒がのめる」っていって、酒そそいで、キセルふかして、最後の花火の打ち上げみてる。
「陸、今年もよくやったの」ってジジイだ。
「たまには手伝え」って俺の愚痴。
「するか、若手の教育じゃ」ってジジイ。 確かにその通りなんだけどな。
とりあえず、今年も無事洋桜まつりをのりきった。
「海?」ってなんか疲れ切った海がいた。
「若、いや、高校の地元ってわすれてて、いろいろとファンクラブに追いかけられて大変でした」っていう海。
イケメンだからね。
「そういや、出店の見回りだったな」って俺。
「おかげで、さっきまで追い回されてやっとここに来れましたよ」って海。
配置間違えたな。 まぁいいかって思って酒そそいであげた。
あとは小間妖怪たちと遊びながら朝まで宴会。
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