高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

八木恵

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外伝:俺の高校生活の話でもしようか

期末テスト前②

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海と俺の部屋で勉強中。
「陸、お客さんよ」って母さん。
「客?」 客って誰だよ。 俺、誰も呼んでない。
「あらあら、そんな恰好で。 クラブ活動のお友達っていってるわ」って母さん。
暑いから、上半身裸だけど。 俺の背中には模様はいってるし、海の背中には、ばっちり入れ墨はいってるから、銭湯とかいけないよなって感じ。
体育のプールどうしたかって、そりゃ海と一緒にサボります。

「えーと、なんで、この家をしってるんだ?」
「さぁ~、なんでかしらね。」って母さん。 だめだ、母さんにいってもな。
「海、とりあえず、着替えるか」っていったら頷いてる。 和装から洋装に着替える俺達。
「カラス!」って俺。
「若、なんでしょうか?」ってカラス。 来るの早いよね。
「人間がきていて、その中に陰陽師がいる。 小間たちに隠れるようにいっとけ!」って俺。
「了解しました」っていってパタパタさっていく。

俺が玄関に行くと、溜息がでそう。
「えーと、なんか用?」って俺。
「野呂瀬君に鳳来君、君たちが勉強しているっていうから来てみたんだよ」って田辺部長。
「そうそう、僕達も学年ちがうけどね。 それに君の家ってすごい古風だね」って吉田副部長。
「鳳来君もいて、やっぱり相性いいのよ私たち」って一ノ瀬。
「勝手にきちゃって、す、すみません」って東。

「いえ、そんな事ないのよ。 陸が人間のお客さんつれてくるなんて珍しいわね」って呑気な母さんだよ。
「来たのは仕方ないから上がって」ってちょっと俺は機嫌が悪い。

とりあえず、別の部屋に案内。
「母さん、とりあえず、冷たいお茶でもだしておいて」って頼む俺。
「「「お母さんなの!!」」」って重なっていわれた。
俺、母さんが18歳の時の子で、今、33歳なわけなんだが、童顔だから20代中旬にしかみえない。
このなりになってからは、一緒にいても姉弟としか思われなかった。 
一度、一緒に買い物に行った時にいわれたんだけどね。
「若い時の子供なんだ」としか言えない。
ちなみに、冷たいお茶と指定しないと、普通に酒とかもってくるうちの母さんだ。

「それで先輩、なんでうちの住所知ってるんですかね?」って俺。
「それが、小早川先生に聞いたというか」ってごもる先輩に、「私が調べちゃった」って白状する一ノ瀬。
「個人情報ですけどね。」って俺だ。 まじ、この住所とか記載しなきゃよかったよ。
「ごめん、ごめん」って先輩たちだ。
「はぁ~、それで、何の用ですか? 一応、勉強中なんですけどね」って俺、まじ機嫌悪い。
「東さんと一ノ瀬さん情報だと、特に野呂瀬君は授業中寝ているというじゃないか。 微力ながら勉強を教えにきたんだけど、ちょっとこの家、冒険したくなっちゃったよ」って田辺部長だ。
「先輩、他人の家きて冒険とかやめてもらえません? まじ迷惑ですけど」って俺。
「あの、その、野呂瀬君」って東。
「なに?」って俺。
「この家、いちどお祓いしたほうがいいと思うんだけど」とか抜かしやがった。
小間妖怪が、祓われちまうだろうが。
「何それ。 よくそういうの来るけど、迷惑なんでやめてくれない」って俺。 
「ご、ごめんなさい。 でもね、あのね。」って東。
「野呂瀬君、折角のエキスパートの意見を無下にするのはよくないと思うな」って部長だ。
もう、勘弁してくれ。
「先輩も東さんも、その辺にして、勉強するなら勉強してくれないかな。」って海。
「勉強しにきたんだよ、私たち」って一ノ瀬。
「部長、おしかけといて、冒険とかないと思うし、あと東さんもいきなりそんな事をいうのは相手に失礼じゃないかな」って吉田副部長。
「そうだったな。 ごめん。 じゃぁ、勉強しようか」って部長だ。
東はだまったまま。 
もう、なんなんだよこいつら。
副部長がまともでなんとか纏まってよかった。
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