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外伝:俺の高校生活の話でもしようか
夜の見回り
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学校から戻って、カラスの講義ってかPCを開きつつ数字の羅列とか、上がってくる書類確認してる。 もう、これって社会人とかがする仕事じゃないのかってつっこみたいが、今後のためとか言われればしかたない。
俺、継ぐ気まだないけど。
そのあと、鍛錬して夕食。
夕食後は、カラスの課題をして、21時か22時くらいに、夜の見回りに出るのが宴会のない時の俺の日常。
毎日、夜の見回りしなくてもいいけど、若頭になってからのルーティンみたいな感じで、俺の散歩用の蛇入道にのって、ほぼ夜の散歩。
だいたい、酒もってキセルふかしながら、東京の夜を空から散歩してる。
「今日は、はぐれもあいつらもいなそうだな」って独り言いいつつある場所へ。
「久しぶり」って俺、とある小さな神社にきてる。
盃おいて、酒注ぐ。
「若、おひさしぶりですね」って、この神社の主である土地神。
「厄災でなによりだな」って俺。
「ええ、たまに参拝客もきてくれますしね」って言いながら、酒をのむ土地神だ。
「それはなにより」って会話してる。
各地にある神社には、その土地に縛られてる神がいる。
土地神っていうだけど、こいつらも立派なジジイの傘下で、力といえば限られていてとても弱い存在。
「そう言えば、この屋代に住み着いてる小間妖怪がいるんですよね」って土地神。
「何匹?」って俺
「2匹です。 とても弱っているので」って土地神だ。
「了解」っていって、キセルふかして屋代の中みたら、小間妖怪が震えつつも寄り添ってる。
「なぁ、お前ら何してるの?」って俺。
「もともと住み着いてた場所が、取り壊されて行き場がないんだ。 ここなら、安全かと思ったけど、ごはんがないの。 あなた誰?」って一匹の小間妖怪。 もう一匹はかなり衰弱してる。そういう事か。
「俺か、俺な、怪良組の若頭の野良瀬陸な。 お前達、本家にくるか? 小間使いでちょっと働くなら、飯は食べ放題だし、他にも小間妖怪がいっぱいいるけど。 どうする?」って俺。
「「いくー」」っていって、動けない小間を抱いて、もう一匹は俺の肩にのってきた。
「また保護するのですか?」って土地神。
「しかたないだろ。 こいつらだって生きてるしな」って俺。
「では、よろしくお願いしますね」って土地神だ。
「ああ、またくる」っていって、蛇入道にのって、本家に帰宅。
まだ起きてる釜戸担当に、小間のごはん作ってもらって、小間妖怪たちの寝床に案内。
「「わぁー、いっぱいいる」」ってつれてきた小間だ。
「「「若、若、あそぼ」」」ってよってくる小間妖怪たち。
「明日学校だからね。 こいつら、新しい仲間だから仲良くするんだぞ」って俺。
「「「はーい」」」って小間妖怪たちだ。 食事ももってきてもらって、さっそく食べてる新入り小間妖怪。
それみて、ちょっとキセルふかしつつ小間妖怪たちと遊ぶ俺。
気づけば、朝もやだ。 やばし。
「俺、ねるな」っていって、群がってる小間妖怪はがして、部屋に戻る俺。
「今から風呂はいって、まぁ2時間くらいは寝れるか」ってぼやきながら風呂へいく俺。
本家の風呂って大浴場になってて、24時間はいれる。
定期的に風呂を綺麗にする妖怪がきれいにしてくれてるしな。
これが俺の基本的な夜回り。 他にもあるけどね。
そんなことするから万年寝不足なんだけどな。
俺、継ぐ気まだないけど。
そのあと、鍛錬して夕食。
夕食後は、カラスの課題をして、21時か22時くらいに、夜の見回りに出るのが宴会のない時の俺の日常。
毎日、夜の見回りしなくてもいいけど、若頭になってからのルーティンみたいな感じで、俺の散歩用の蛇入道にのって、ほぼ夜の散歩。
だいたい、酒もってキセルふかしながら、東京の夜を空から散歩してる。
「今日は、はぐれもあいつらもいなそうだな」って独り言いいつつある場所へ。
「久しぶり」って俺、とある小さな神社にきてる。
盃おいて、酒注ぐ。
「若、おひさしぶりですね」って、この神社の主である土地神。
「厄災でなによりだな」って俺。
「ええ、たまに参拝客もきてくれますしね」って言いながら、酒をのむ土地神だ。
「それはなにより」って会話してる。
各地にある神社には、その土地に縛られてる神がいる。
土地神っていうだけど、こいつらも立派なジジイの傘下で、力といえば限られていてとても弱い存在。
「そう言えば、この屋代に住み着いてる小間妖怪がいるんですよね」って土地神。
「何匹?」って俺
「2匹です。 とても弱っているので」って土地神だ。
「了解」っていって、キセルふかして屋代の中みたら、小間妖怪が震えつつも寄り添ってる。
「なぁ、お前ら何してるの?」って俺。
「もともと住み着いてた場所が、取り壊されて行き場がないんだ。 ここなら、安全かと思ったけど、ごはんがないの。 あなた誰?」って一匹の小間妖怪。 もう一匹はかなり衰弱してる。そういう事か。
「俺か、俺な、怪良組の若頭の野良瀬陸な。 お前達、本家にくるか? 小間使いでちょっと働くなら、飯は食べ放題だし、他にも小間妖怪がいっぱいいるけど。 どうする?」って俺。
「「いくー」」っていって、動けない小間を抱いて、もう一匹は俺の肩にのってきた。
「また保護するのですか?」って土地神。
「しかたないだろ。 こいつらだって生きてるしな」って俺。
「では、よろしくお願いしますね」って土地神だ。
「ああ、またくる」っていって、蛇入道にのって、本家に帰宅。
まだ起きてる釜戸担当に、小間のごはん作ってもらって、小間妖怪たちの寝床に案内。
「「わぁー、いっぱいいる」」ってつれてきた小間だ。
「「「若、若、あそぼ」」」ってよってくる小間妖怪たち。
「明日学校だからね。 こいつら、新しい仲間だから仲良くするんだぞ」って俺。
「「「はーい」」」って小間妖怪たちだ。 食事ももってきてもらって、さっそく食べてる新入り小間妖怪。
それみて、ちょっとキセルふかしつつ小間妖怪たちと遊ぶ俺。
気づけば、朝もやだ。 やばし。
「俺、ねるな」っていって、群がってる小間妖怪はがして、部屋に戻る俺。
「今から風呂はいって、まぁ2時間くらいは寝れるか」ってぼやきながら風呂へいく俺。
本家の風呂って大浴場になってて、24時間はいれる。
定期的に風呂を綺麗にする妖怪がきれいにしてくれてるしな。
これが俺の基本的な夜回り。 他にもあるけどね。
そんなことするから万年寝不足なんだけどな。
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