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3章:総大将の帰還
混乱してるね②
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「マモン?」ってベリアル。
「はい、実験成功で、サタン兄さんも徐々に実体化してます。 サタン兄さんの場合、数十年はかかりそうですけどね。」
「という事で実験は成功したよ」ってベリアル。
「実験とは何をしたのですか?」って女性のグレゴリー。
「世界中の拠点に六芒星の特別な印を記したんだよ。 これね、すごいよ、代々の一条家当主たちが協力して作りあげたんだ。」
「陰陽師まで加担したのか!」ってオッサンのグレゴリー。
「ああ、高位悪魔の受肉に狙われ続けるよりはいいって、いってな。」って俺。
別の世界、つまり魔界に居る間に、マモンを通じてベリアルに連絡。 卓巳と辰巳主体で作成にはいった。 もちろん、忠満や他先祖代々の当主の霊も協力してな。
「確かに、受肉に狙われ続けるよりは、良いですが、人間への影響はないのですか?」って女性のグレゴリー。
「な~に、人間の業が失われる事なんてないでしょ。 その感情のほんの少しを別の世界に流してるだけだから、なにも影響はないよ。 じゃないと、陰陽師だって加担するわけないじゃない。 それに大規模だから、世界中にいる人間、生命体が対象だしね」ってベリアル。
「しかし、高位悪魔が別の世界からやってくる可能性は?」
「われわれの世界の開拓にいそがしいから、たまに遊びにくるくらいじゃない」ってマモン。
「「「開拓?」」」ってはもるグレゴリー。
「うん、これも陸君の提案。 われわれの世界もさ、ここみたいに食文化豊かになれば、こっちへの干渉する必要もないんじゃないかって事で、ベリアル兄さんに物資おくってもらいながら開拓中。」ってマモン。
「食文化だけかよ」ってつっこむ俺。
「まずはそこからかと」ってベリアル。
「高位悪魔以外の悪魔はどうなるんですか?」って女性のグレゴリー。
「彼らの実体化のほうが早いけど、彼ら知能ないから、この世界に迷惑かけるのは変わらないかもね。 でも、それは今まで同じで、高位悪魔たちは陸君と合意して、この実験が成功すれば、遊びにくる事はあっても、人間を襲うとかはしない予定。 人間が襲ってきたときは別だよ。 だって、それはこっちの身を守る正当防衛だからね」ってマモン。
「それで、地下に凍結していたクローンもエリクサーも破壊したという事ですか」って若いほうのグレゴリー。
「あんなの残してたら、万が一上級悪魔が知能持った時、恰好の餌食になるだろうし、それに、実体化したいま不要でしょ。」ってベリアル。
「数万年間、高位悪魔の脅威から苦肉の策で、エリクサー、クローンの研究を続けていましたが、まさか別の方法で実体化できるとは」ってちょっと呆れてる女性のグレゴリー。
「はい、実験成功で、サタン兄さんも徐々に実体化してます。 サタン兄さんの場合、数十年はかかりそうですけどね。」
「という事で実験は成功したよ」ってベリアル。
「実験とは何をしたのですか?」って女性のグレゴリー。
「世界中の拠点に六芒星の特別な印を記したんだよ。 これね、すごいよ、代々の一条家当主たちが協力して作りあげたんだ。」
「陰陽師まで加担したのか!」ってオッサンのグレゴリー。
「ああ、高位悪魔の受肉に狙われ続けるよりはいいって、いってな。」って俺。
別の世界、つまり魔界に居る間に、マモンを通じてベリアルに連絡。 卓巳と辰巳主体で作成にはいった。 もちろん、忠満や他先祖代々の当主の霊も協力してな。
「確かに、受肉に狙われ続けるよりは、良いですが、人間への影響はないのですか?」って女性のグレゴリー。
「な~に、人間の業が失われる事なんてないでしょ。 その感情のほんの少しを別の世界に流してるだけだから、なにも影響はないよ。 じゃないと、陰陽師だって加担するわけないじゃない。 それに大規模だから、世界中にいる人間、生命体が対象だしね」ってベリアル。
「しかし、高位悪魔が別の世界からやってくる可能性は?」
「われわれの世界の開拓にいそがしいから、たまに遊びにくるくらいじゃない」ってマモン。
「「「開拓?」」」ってはもるグレゴリー。
「うん、これも陸君の提案。 われわれの世界もさ、ここみたいに食文化豊かになれば、こっちへの干渉する必要もないんじゃないかって事で、ベリアル兄さんに物資おくってもらいながら開拓中。」ってマモン。
「食文化だけかよ」ってつっこむ俺。
「まずはそこからかと」ってベリアル。
「高位悪魔以外の悪魔はどうなるんですか?」って女性のグレゴリー。
「彼らの実体化のほうが早いけど、彼ら知能ないから、この世界に迷惑かけるのは変わらないかもね。 でも、それは今まで同じで、高位悪魔たちは陸君と合意して、この実験が成功すれば、遊びにくる事はあっても、人間を襲うとかはしない予定。 人間が襲ってきたときは別だよ。 だって、それはこっちの身を守る正当防衛だからね」ってマモン。
「それで、地下に凍結していたクローンもエリクサーも破壊したという事ですか」って若いほうのグレゴリー。
「あんなの残してたら、万が一上級悪魔が知能持った時、恰好の餌食になるだろうし、それに、実体化したいま不要でしょ。」ってベリアル。
「数万年間、高位悪魔の脅威から苦肉の策で、エリクサー、クローンの研究を続けていましたが、まさか別の方法で実体化できるとは」ってちょっと呆れてる女性のグレゴリー。
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