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3章:総大将の帰還
挨拶周り①
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正月三が日が終わって友好関係の組、族たちの挨拶周り。
今回は、久美の表の仕事の関係で、京都だけ一緒に来てる。 一度久美を送ってから、他の地域周りの予定。
今は、京妖怪たちと合流して一条家の庭で宴会中。
「陸殿と久美殿が、一緒にここでのむなど久しぶりじゃな」って大天狗のジジイ。
「そうだね。」って俺。
「そうですわね」って久美
まじ、200年ぶりだしね。
ガシャ、狂骨、鬼面童子、酒呑童子、それに天狗一族たちとかが集まってる。
みんな久美にあえて嬉しそうだ。
「ほんとう、ここの飯は旨いよな」って俺。
「正月もあってか、豪勢ですわね」って久美。
「酒もいい酒おいてあった」って俺。
そうやってキセルふかして、一杯やってる。
◇◇◇
Side:一条卓
一条家の当主になって初めての正月を迎えた。
挨拶にくる陰陽師の相手をする。 みな、僕より年上ばかりだ。 18歳の僕が当主になったのも、先代より呪力量が多いという判断だ。
才があるという見込みらしい。
14代目の辰巳様、15代目の卓巳様は、歴代当主たちを呼び出すほどの呪力量があったらしい。
呪力量は、我々一条家につたわる方式で測る。
三が日が終わり、今日から僕は、当主としての勉強を続ける。
学園にもかよってるから両立しなければならない所が大変だ。
夜半すぎ、僕は珍しく目覚めた。
なにか胸騒ぎがする。
僕は庭をみた。
「え! 妖怪!」
実際、僕は、妖怪といっても小物妖怪だけで、あんな集団の妖怪をみたことがない。
「なぜ、一条家に。 襲撃か!」
僕は、呪具をみにつけて庭に走ってでて、彼らに放った。
なのに、一瞬で僕の式神たちはやられた。
「お前だれた!」って叫んだ。
◇◇◇
Side:陸
一条家で楽しく宴会してたら、式神がとんできた。
天狗たちで相殺したけどな。
「お前だれだ!」って叫ばれた。
「あらあら」って久美。
「どうする?」って俺。
「あはは、小僧が、18代目一条家当主の卓じゃな」って大天狗のジジイだ。
「なぜ、僕の事を知っている!」って一条家の卓。
「あはは、一条家の事くらい、儂ら妖怪も調べてるからしっとるぞ」って大天狗のジジイ。
「やはり貴様たち妖怪だな。 今、成敗してやる」って、また式神とばしてきた。
天狗たちで相殺してる。
「ちきしょう。 なぜ効かない!」って喚いてるよ。
「もう、僕は終わりなのか」って勝手に絶望してる。
ちょっと笑える。
「忠満いないのか?」って俺。
『いるよ。 ちょっと見学してたね』ってフワフワういてる忠満。
「忠満様。 なぜ勝手にでてくるのですか。 彼らは成敗すべき妖怪です。 お力を貸してください」って一条家の卓。
正義感強いのね。
『やだよ。 孫相手に、力かしたってかなうわけないでしょ。 それに彼ら宴会してるだけだしね。 ねぇ、孫』って忠満。
「そうそう、宴会してるだけだから、そのうちいなくなるって」って俺。
「孫って、まさか。 ぬらりひょんの孫なのか!」って一条卓。
「そう、俺がジジイの孫で、怪良組3代目の野呂瀬陸な。 はじめましてだな」って俺。
「そして、私が妻の久美ですわ」って久美。
「そして、我々が怪良組傘下京妖怪組じゃ」って大天狗のジジイ。
「まさか、卓巳様の日記にあった、また孫がのみにきたというのは本当の事?」って一条卓はなんか混乱してる。
『そうあれ全て事実だからね。 害は、今の所ないし、かなわないからね。 さっきも試してもだめだったのに、彼ら反撃してこないでしょ。 わかったかな?』って忠満。
「きっとまぼろしだ」って言ってトボトボ、屋敷の中にはいっていった。
『はぁ~、なかなか、堅物なんだよねぇ~。 孫、またね。』っていて忠満は消えた。
「あらあら、どこも若手の育成には手をやいてますわね」って久美。
「みたいだな」って言って宴会を再開する俺達。
今回は、久美の表の仕事の関係で、京都だけ一緒に来てる。 一度久美を送ってから、他の地域周りの予定。
今は、京妖怪たちと合流して一条家の庭で宴会中。
「陸殿と久美殿が、一緒にここでのむなど久しぶりじゃな」って大天狗のジジイ。
「そうだね。」って俺。
「そうですわね」って久美
まじ、200年ぶりだしね。
ガシャ、狂骨、鬼面童子、酒呑童子、それに天狗一族たちとかが集まってる。
みんな久美にあえて嬉しそうだ。
「ほんとう、ここの飯は旨いよな」って俺。
「正月もあってか、豪勢ですわね」って久美。
「酒もいい酒おいてあった」って俺。
そうやってキセルふかして、一杯やってる。
◇◇◇
Side:一条卓
一条家の当主になって初めての正月を迎えた。
挨拶にくる陰陽師の相手をする。 みな、僕より年上ばかりだ。 18歳の僕が当主になったのも、先代より呪力量が多いという判断だ。
才があるという見込みらしい。
14代目の辰巳様、15代目の卓巳様は、歴代当主たちを呼び出すほどの呪力量があったらしい。
呪力量は、我々一条家につたわる方式で測る。
三が日が終わり、今日から僕は、当主としての勉強を続ける。
学園にもかよってるから両立しなければならない所が大変だ。
夜半すぎ、僕は珍しく目覚めた。
なにか胸騒ぎがする。
僕は庭をみた。
「え! 妖怪!」
実際、僕は、妖怪といっても小物妖怪だけで、あんな集団の妖怪をみたことがない。
「なぜ、一条家に。 襲撃か!」
僕は、呪具をみにつけて庭に走ってでて、彼らに放った。
なのに、一瞬で僕の式神たちはやられた。
「お前だれた!」って叫んだ。
◇◇◇
Side:陸
一条家で楽しく宴会してたら、式神がとんできた。
天狗たちで相殺したけどな。
「お前だれだ!」って叫ばれた。
「あらあら」って久美。
「どうする?」って俺。
「あはは、小僧が、18代目一条家当主の卓じゃな」って大天狗のジジイだ。
「なぜ、僕の事を知っている!」って一条家の卓。
「あはは、一条家の事くらい、儂ら妖怪も調べてるからしっとるぞ」って大天狗のジジイ。
「やはり貴様たち妖怪だな。 今、成敗してやる」って、また式神とばしてきた。
天狗たちで相殺してる。
「ちきしょう。 なぜ効かない!」って喚いてるよ。
「もう、僕は終わりなのか」って勝手に絶望してる。
ちょっと笑える。
「忠満いないのか?」って俺。
『いるよ。 ちょっと見学してたね』ってフワフワういてる忠満。
「忠満様。 なぜ勝手にでてくるのですか。 彼らは成敗すべき妖怪です。 お力を貸してください」って一条家の卓。
正義感強いのね。
『やだよ。 孫相手に、力かしたってかなうわけないでしょ。 それに彼ら宴会してるだけだしね。 ねぇ、孫』って忠満。
「そうそう、宴会してるだけだから、そのうちいなくなるって」って俺。
「孫って、まさか。 ぬらりひょんの孫なのか!」って一条卓。
「そう、俺がジジイの孫で、怪良組3代目の野呂瀬陸な。 はじめましてだな」って俺。
「そして、私が妻の久美ですわ」って久美。
「そして、我々が怪良組傘下京妖怪組じゃ」って大天狗のジジイ。
「まさか、卓巳様の日記にあった、また孫がのみにきたというのは本当の事?」って一条卓はなんか混乱してる。
『そうあれ全て事実だからね。 害は、今の所ないし、かなわないからね。 さっきも試してもだめだったのに、彼ら反撃してこないでしょ。 わかったかな?』って忠満。
「きっとまぼろしだ」って言ってトボトボ、屋敷の中にはいっていった。
『はぁ~、なかなか、堅物なんだよねぇ~。 孫、またね。』っていて忠満は消えた。
「あらあら、どこも若手の育成には手をやいてますわね」って久美。
「みたいだな」って言って宴会を再開する俺達。
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