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3章:総大将の帰還
正月の三が日
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昨日も朝まで飲んで、その後寝て、昼におきて食べて、また夕方には今度は新参の幹部たちが挨拶にやってくる。
あんまり名前覚えてないから困ったものだ。
そして、夕方、昨日とおなじような口上のべて、宴会開始。
「総大将、羽毛田組で、本日は子供達もつれてまいりました」って新参の幹部の1人。 たしか、和歌山の一部が島。
「総大将、はじめまして、修人と申します」ってその子供の男。
「総大将、はじまして、リコと申します」ってその子供の女。
「どうも、はじめまして。」
「リコ、総大将に」って親がいうと、「はい、こちらを」って酒つがれる。
キセルふかしながら、酒のむけどね。
「総大将、その是非子供達を本家勤めに」っていってくる。
新参幹部の人ってそういうのが多いんだよね。
「羽毛田、本家勤めは厳選している。 希望から選んでいるうえ、通過したものには通達する」ってだるま。
「はい」って言って、子供つれて行く。
実際、本家勤めの奴らで新規のっていれてないんだよね。 ジジイから受け継いだ時に、少し入れ替えした程度だ。 あまり変えたくないというのもあるし、戻ってきたばかりだしな。
そんな要望の繰り返しだ。
それでも、本家の小間妖怪たちは宴会続きで楽しくのんでるのみてると、こっちも楽しくなる。
◇◇◇
そして、本家へ訪問してくる奴らの最終日。
昨日も朝までのんで、昼おきてって感じだ。
あえていいところは、本業一本のみで、表の仕事も学園関連も今日までは休みってところだ。 学園のほうは、冬休みまでないけどね。
そして、宴会開始。
「総大将、あけましておめでとうございます」って星。
「総大将、おめでとうございます」ってユキ。
「おめでとう。 あれ、星とユキって初日じゃないの?」って俺。 そういえばいなかったな。
「ユキは初日でもいいけど、俺は、親父や兄とちがってまだ新参なんで」って星。
「そういう事だったんだ。」って俺。
「去年は世話になったね。 今年もよろしくね」って俺。
「はい、よろしくお願いします」ってユキ。
「こちらこそ、よろしくお願いします」って星。
ユキがお酌してくれて飲む俺。
「子供達はつれてこなかったの?」って俺。
「ええ、星也は受験生ですし、小雪は小さいので」って星。
「受験って、星の子供なら余裕でしょ」って俺。
「それが、ちょっと頭脳のほうも弱くて。。 S大薬学部なんですよ」って星だ。
「うーん、それ俺にいわれてもわからないけど、がんばってしか言えないね」って俺だ。
俺、大学に行った事ないし、ランクとかわからない。
「ですよね。 まぁ、そこそこの大学にしかいけないバカ息子なんですよ」って星だ。
「そうなんだ、子育て大変だろうけど頑張って」って俺。
「はい」って会話で終わり。
次は、昨日と同じで、やっぱり本家勤めの要請とかだった。
中には、自分の地域にきてほしいという可愛い依頼もある。
そういう所は、今忙しいけど、時期みていくって事にしてる。
その後も本家勤め要請続いて、がっくしする俺。 小間妖怪たちが騒いでるのながめてる。
久美は、久美で女性陣と飲んでるしな。
「総大将?」ってだるま。
「ごめん、ごめん」って俺。
「牛鬼組です。 総大将、あけましておめでとうございます」って牛鬼。
俺が復帰する時に聞いてきた所ね。
「おめでとう」って俺。
「今回は息子を紹介したくつれてきました。 息子の正人です」って牛鬼。
「総大将、はじめまして正人です。」って正人って子。
実際、学園であってるからはじめましてじゃないけどね。
「はじめまして」って俺。 酒、からだって思たら、そばにいるユイが注いでくれた。 キセルふかしてのむ俺。 ちょっと気づこうよ。
「それで、総大将はいつ頃、若頭を指名する予定で?」っ牛鬼。
きみって、結構、ずばり聞いてくるよね。
「牛鬼、幹部会の議題にもなっておらぬぞ。」ってだるま。
「失礼しました、もし若頭の選出後は、この子を側近候補にと思っておりまして。」って牛鬼。
ほう、そうきたか。
「まだ決めるかどうかもわからぬ事を総大将に質問するな」ってだるま。
「総大将の基盤を盤石にするためには」ってなんかひかない牛鬼。
「まだ、復帰してまもないからね。 その話は、また時期をみてって感じかな」って俺。
「そうですか」って言っている牛鬼。
「次がまっておる」ってだるまが強制終了させてくれた。
「はぁ~」って溜息つく俺。
新参の幹部って、結構相手するの疲れる。
また本家勤めとかだ。 中には、妾候補とかもあらわれる。
そういのって昔から変わらないけど、相手するこっちの身にもなってほしいい。
結局朝まで続いたよ。
あんまり名前覚えてないから困ったものだ。
そして、夕方、昨日とおなじような口上のべて、宴会開始。
「総大将、羽毛田組で、本日は子供達もつれてまいりました」って新参の幹部の1人。 たしか、和歌山の一部が島。
「総大将、はじめまして、修人と申します」ってその子供の男。
「総大将、はじまして、リコと申します」ってその子供の女。
「どうも、はじめまして。」
「リコ、総大将に」って親がいうと、「はい、こちらを」って酒つがれる。
キセルふかしながら、酒のむけどね。
「総大将、その是非子供達を本家勤めに」っていってくる。
新参幹部の人ってそういうのが多いんだよね。
「羽毛田、本家勤めは厳選している。 希望から選んでいるうえ、通過したものには通達する」ってだるま。
「はい」って言って、子供つれて行く。
実際、本家勤めの奴らで新規のっていれてないんだよね。 ジジイから受け継いだ時に、少し入れ替えした程度だ。 あまり変えたくないというのもあるし、戻ってきたばかりだしな。
そんな要望の繰り返しだ。
それでも、本家の小間妖怪たちは宴会続きで楽しくのんでるのみてると、こっちも楽しくなる。
◇◇◇
そして、本家へ訪問してくる奴らの最終日。
昨日も朝までのんで、昼おきてって感じだ。
あえていいところは、本業一本のみで、表の仕事も学園関連も今日までは休みってところだ。 学園のほうは、冬休みまでないけどね。
そして、宴会開始。
「総大将、あけましておめでとうございます」って星。
「総大将、おめでとうございます」ってユキ。
「おめでとう。 あれ、星とユキって初日じゃないの?」って俺。 そういえばいなかったな。
「ユキは初日でもいいけど、俺は、親父や兄とちがってまだ新参なんで」って星。
「そういう事だったんだ。」って俺。
「去年は世話になったね。 今年もよろしくね」って俺。
「はい、よろしくお願いします」ってユキ。
「こちらこそ、よろしくお願いします」って星。
ユキがお酌してくれて飲む俺。
「子供達はつれてこなかったの?」って俺。
「ええ、星也は受験生ですし、小雪は小さいので」って星。
「受験って、星の子供なら余裕でしょ」って俺。
「それが、ちょっと頭脳のほうも弱くて。。 S大薬学部なんですよ」って星だ。
「うーん、それ俺にいわれてもわからないけど、がんばってしか言えないね」って俺だ。
俺、大学に行った事ないし、ランクとかわからない。
「ですよね。 まぁ、そこそこの大学にしかいけないバカ息子なんですよ」って星だ。
「そうなんだ、子育て大変だろうけど頑張って」って俺。
「はい」って会話で終わり。
次は、昨日と同じで、やっぱり本家勤めの要請とかだった。
中には、自分の地域にきてほしいという可愛い依頼もある。
そういう所は、今忙しいけど、時期みていくって事にしてる。
その後も本家勤め要請続いて、がっくしする俺。 小間妖怪たちが騒いでるのながめてる。
久美は、久美で女性陣と飲んでるしな。
「総大将?」ってだるま。
「ごめん、ごめん」って俺。
「牛鬼組です。 総大将、あけましておめでとうございます」って牛鬼。
俺が復帰する時に聞いてきた所ね。
「おめでとう」って俺。
「今回は息子を紹介したくつれてきました。 息子の正人です」って牛鬼。
「総大将、はじめまして正人です。」って正人って子。
実際、学園であってるからはじめましてじゃないけどね。
「はじめまして」って俺。 酒、からだって思たら、そばにいるユイが注いでくれた。 キセルふかしてのむ俺。 ちょっと気づこうよ。
「それで、総大将はいつ頃、若頭を指名する予定で?」っ牛鬼。
きみって、結構、ずばり聞いてくるよね。
「牛鬼、幹部会の議題にもなっておらぬぞ。」ってだるま。
「失礼しました、もし若頭の選出後は、この子を側近候補にと思っておりまして。」って牛鬼。
ほう、そうきたか。
「まだ決めるかどうかもわからぬ事を総大将に質問するな」ってだるま。
「総大将の基盤を盤石にするためには」ってなんかひかない牛鬼。
「まだ、復帰してまもないからね。 その話は、また時期をみてって感じかな」って俺。
「そうですか」って言っている牛鬼。
「次がまっておる」ってだるまが強制終了させてくれた。
「はぁ~」って溜息つく俺。
新参の幹部って、結構相手するの疲れる。
また本家勤めとかだ。 中には、妾候補とかもあらわれる。
そういのって昔から変わらないけど、相手するこっちの身にもなってほしいい。
結局朝まで続いたよ。
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