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3章:総大将の帰還
エクソシストの昇格試験①
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11月の上旬。 エクソシストの昇格試験というのがある。
一応、講師してるから、悪魔学の学科の試験担当をしなくちゃならん。
しかも週末。
こっそり本家ぬけだして、理事長室で制服に着替える俺。
それから試験会場へ向かう。 試験問題? 過去問の寄せ集め。
面倒なのは、階級ごとに問題をかえなきゃいけない所だ。
今日は、下級1と2の試験。 俺は中一級エクソシストって事だから中級は教えてない。
試験問題もタブレットで該当のテストを生徒に送信するだけ。 配らなくていいから楽だよな。
その間、カンニングしてないかみつつ、表の仕事をしている俺だったりする。
生徒達は明日は実技試験らしい。 大変だね。
「陸君、お願いします。」ってベリアル
「無理だって、明日幹部会なんだって」って俺。
「何時から?」
「19時から?」って俺。
「なんでハテナなの」
「早いやつとか17時ごろくるわけよ。 俺いないといろいろいわれるの」
「大丈夫、16時には終わるから」ってベリアル。
「場所、どこだよ場所」
「奥多摩」ってベリアル。
「奥多摩なら走って20分で帰れるか。 じゃなくて、なんで試験官しなきゃなんないんだよ」って本題忘れる所だった。
「行く予定の人が、任務で戻ってこれなくて、京都支部にきいてもいないんだよ該当者」ってベリアル。
「わかった。 行けばいいんだろ。」って俺。 旅でいろいろ世話なってるし。 こいつの事だ、何かある。
一応、講師してるから、悪魔学の学科の試験担当をしなくちゃならん。
しかも週末。
こっそり本家ぬけだして、理事長室で制服に着替える俺。
それから試験会場へ向かう。 試験問題? 過去問の寄せ集め。
面倒なのは、階級ごとに問題をかえなきゃいけない所だ。
今日は、下級1と2の試験。 俺は中一級エクソシストって事だから中級は教えてない。
試験問題もタブレットで該当のテストを生徒に送信するだけ。 配らなくていいから楽だよな。
その間、カンニングしてないかみつつ、表の仕事をしている俺だったりする。
生徒達は明日は実技試験らしい。 大変だね。
「陸君、お願いします。」ってベリアル
「無理だって、明日幹部会なんだって」って俺。
「何時から?」
「19時から?」って俺。
「なんでハテナなの」
「早いやつとか17時ごろくるわけよ。 俺いないといろいろいわれるの」
「大丈夫、16時には終わるから」ってベリアル。
「場所、どこだよ場所」
「奥多摩」ってベリアル。
「奥多摩なら走って20分で帰れるか。 じゃなくて、なんで試験官しなきゃなんないんだよ」って本題忘れる所だった。
「行く予定の人が、任務で戻ってこれなくて、京都支部にきいてもいないんだよ該当者」ってベリアル。
「わかった。 行けばいいんだろ。」って俺。 旅でいろいろ世話なってるし。 こいつの事だ、何かある。
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