高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

3章：総大将の帰還

受験生だったんだよね

高校3年生やっているっとことは、受験生なわけで、10月になると模試がある。
模試のあと、ベリアルと旅に出る予定。　久美には連絡ずみ。

「只野って、T大経営学部めざしてんだろ」って七瀬
「一応ね。　でも経営学部ならどこでもいいかな」って俺。
「優等生はいいよな。　選べる範囲があって、俺なんて行けてF大だ。」って七瀬。
「とりあえず勉強しろとしか言えない」
「塾のほうと両立が大変でな。　まぁお前も似たようなもんか」って七瀬。
「確かにな」って俺。　両立どころじゃないが。

模試はというと、これもタブレットにくる。
試験問題といて送信しておくとその日のうちに試験結果がわかるらしい。
AIが採点するらしくて、これまた進化してるよ、そういう所。

そう言えば、前回は模試試験終了直後に、テロあったな。　まさか今回はロボットがきたら面倒だよなって思ってたけど、何もないまま無事終了。

◇◇◇
ベリアルとの旅行、いや、ある作業しに今回は北米。

「ラスベガスきてみたかったんだよね」ってベリアル。
「常に金をもたない俺としては魅力はないんだが」って俺。
「陸君、つれないな。　ちょっとだけ」ってベリアルにつれられてカジノへはいる。

それから1時間後、ほくほくなベリアル。
「陸君いると、カジノも簡単に勝てるね」
「いや、あれはいかさまだろ。」って俺がしたのはルーレットで、数字のはいった所へ、ベリアルのベットを移動するっていう作業。
「アイスかってあげるから」ってベリアル。
たしかに暑い。　アイスなんて、ほとんど食べたことのない俺。
「でか」って、日本よりサイズのおおきなアイスに驚く俺だった。

その後とある場所で作業して、今度はニューヨーク。
まったく作業と関係ない。
「自由の女神だ」って俺。
「タイムズスクエアもいこうよ」ってベリアル。
まじ普通に観光。

そして、また移動してある場所で作業。

「あと残り1つだね」ってベリアル。
「ああ、場所が最難関？だけど」って俺。
「最難関？っていうより面倒だよね」ってベリアル。

「行くのは来年だな」って俺
「だね」ってベリアル。

ってことで、たぶん2週間ぐらい旅したと思う。
模試の結果は、一応合格圏。　いかないけど。