高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

八木恵

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3章:総大将の帰還

ベリアルと共に旅へ

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祭りも終わって、平常運転とはいかず、ベリアルと旅に出る日。
久美にだけでかけるといって組をこっそりでた。

「んじゃ、防寒着きてるし、いくよ」ってベリアルのテンション高いな。
鍵を廻して、ついた所は、もう吹雪。

「まじ、寒いな」って俺。
「当たり前だよ、南極だしね」ってベリアル。

「まさか、陸君と南極旅行できるとはね」ってベリアルだ。
「俺が日本以外から出れるの知ってるのお前だけだからな」って言っておく。

そう、俺、魔界にいたおかげか、世界中いけるようになった。
でも誰にもいっていない。 いえるわけがない。
「言わないよ。 そのための取引してるしね。 ってここだね」ってベリアル。
「ああ、じゃぁいくぞ」って俺は妖魔刀を鞘から抜いてあることをする。
「よし、完璧。 あとは時がくるまで」ってここからがベリアルの力。

「んで、なんでくそ寒い時期に南極なんだよ」って俺。
「ペンギンみたくて」ってベリアル。
「確かに野生のみたことないからな」って合意しちゃったよ。
その後、ペンギン見物してちょっと楽しんだ。

さすがに寒すぎて、次の場所に移動。
「陸君、これがマチュピチュだよ」って遺跡観光中。
「おい、ベリアル、これはこれでいいけど、場所微妙にちがうじゃねぇーか。」
「南米きたんだからさ、観光しないと」ってベリアル。
「確かに。 ナスカの地上絵とかもみたいかも」って俺。
「いいね。 僕も何千年ぶりだし」っていいつつ観光たのしんで、南米料理、ベリアルチョイスを食べていた。

「陸君といくとさ、食事代から宿代まですべてタダだからいいよね」ってベリアル。
「そういう家系だからな。」って俺、キセルふかして、ベリアルが食べたいっていったナチョスを食べてる。 今は、ベリアルの家。
「気づけば、夏休みも終わりだよ。 宿題したの?」ってベリアル。
「とっくに終わって提出ずみ」って俺、酒ものんでる。
「さすが。 でさ、9月っていえば」
「はい、学園祭だな」って俺。
「そう、それで」
「外部で今年も依頼きてたなうちの組に。」って俺。
「うん、今年もお願いしたいけど、彼がくるらしいよ」ってベリアル。
「だれ?」
「一条家の当主になった18代目の一条卓」ってベリアルだ。
「来るのかよ。 まぁ、でも平気か」って俺。
「辰巳君や卓巳君ほど呪力ないしね。 そっちよりもさ」ってベリアル
「なってみなきゃわからなくねぇー」って俺。
「だよね。」ってベリアル。
って会話してた。
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