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3章:総大将の帰還
本家に戻りました
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「総大将、きいてますか! あんたね、ふらっとでかけて、ふらっと戻ってくるって、昔とかわないし、初代と同じ! こっちが、どれだけ心配したか。 あのね、普通は200年ぶりに帰ってきたら1か月ぐらいはいてほしいいですよ!」ってカラスが耳元で騒いでる。
今、俺の部屋に乱入してきたカラスだ。
「ほら、心配かけないようにだな、でかけるってメモのこしただろ」って俺。
実際、1年以上は帰ってくる予定はなかったが状況がかわった。
「その前に旅にでたいとかいってたじゃないですか!」ってカラス。
「旅はおいおいでる事にした」って俺。
さっき追加でくすねてきた酒でものむかね。
「酒のまないで、話しを!」ってカラス。
「まぁまぁ、落ち着けって」って俺、そういいながらキセルふかしつつ、酒を飲む。
「落ち着いてなどいられますか。 旅はおいおいという事は、総大将に復帰するっていう事ですか?」ってカラス。
「本稼業の方はな」って俺。 表やったら、また睡眠不足の日がまっているような気がする。
「そんなわけいかないのご存知でしょ!」ってカラス。 ですよね。
「200年も業務からはなれてたわけだし。 そういえば久美は?」って俺。
「それはそうですけど。 久美様は、西尾コーポレーションの定例会合のあと夕食会の予定でしたが、誰かさんがもどられたので、今こちらに向かってます」ってカラス。
「いやいや、戻ってこなくても。 明日とかでもよかったんだけど」って俺。
「また、ふらっと出かけられたら困るでしょ」ってカラス。
「明日は、たぶんいると思う」としか言えない。
その日の気分で、でかける先をきめてるし。
それからガミガミといわれ続けた。
もう、半分聞き流してるけど。
途中からカラスの講義になった。
「なぁ、カラス、それ知ってるから」って俺。
「どこで?」
「ちゃんと200年の歴史は、ふらつきながら、図書館とか本やの立ち読みとかでな」って俺。
「それなら、話しは早いです。 では、次の講義は、現状の怪良組の分布図です」っていってタブレットをみせてくる。
京妖怪が傘下にはいった関係で、関東、東海だったのが、関東・東海、近畿まではいってる。 いちぶ甲信越もか。
ベリアルの所でみて知っていたけど、俺的にはそこまで広げる予定もないし、今後も広げる予定はない。
本家の島は、東京・一部埼玉は変わらない。
今夜でもみてくるかな。 カラス話してるけど、聞き流し。
「総大将! 聞いておられますか?」ってカラス。
「悪い、何?」
そしたら、ドタドタって走る音が聞こえる。
襖があいて「陸様が戻られたって!」って久美、スーツ姿だ。 みた事ないから新鮮だね。
今、俺の部屋に乱入してきたカラスだ。
「ほら、心配かけないようにだな、でかけるってメモのこしただろ」って俺。
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「旅はおいおいでる事にした」って俺。
さっき追加でくすねてきた酒でものむかね。
「酒のまないで、話しを!」ってカラス。
「まぁまぁ、落ち着けって」って俺、そういいながらキセルふかしつつ、酒を飲む。
「落ち着いてなどいられますか。 旅はおいおいという事は、総大将に復帰するっていう事ですか?」ってカラス。
「本稼業の方はな」って俺。 表やったら、また睡眠不足の日がまっているような気がする。
「そんなわけいかないのご存知でしょ!」ってカラス。 ですよね。
「200年も業務からはなれてたわけだし。 そういえば久美は?」って俺。
「それはそうですけど。 久美様は、西尾コーポレーションの定例会合のあと夕食会の予定でしたが、誰かさんがもどられたので、今こちらに向かってます」ってカラス。
「いやいや、戻ってこなくても。 明日とかでもよかったんだけど」って俺。
「また、ふらっと出かけられたら困るでしょ」ってカラス。
「明日は、たぶんいると思う」としか言えない。
その日の気分で、でかける先をきめてるし。
それからガミガミといわれ続けた。
もう、半分聞き流してるけど。
途中からカラスの講義になった。
「なぁ、カラス、それ知ってるから」って俺。
「どこで?」
「ちゃんと200年の歴史は、ふらつきながら、図書館とか本やの立ち読みとかでな」って俺。
「それなら、話しは早いです。 では、次の講義は、現状の怪良組の分布図です」っていってタブレットをみせてくる。
京妖怪が傘下にはいった関係で、関東、東海だったのが、関東・東海、近畿まではいってる。 いちぶ甲信越もか。
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今夜でもみてくるかな。 カラス話してるけど、聞き流し。
「総大将! 聞いておられますか?」ってカラス。
「悪い、何?」
そしたら、ドタドタって走る音が聞こえる。
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