高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

八木恵

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2章:俺の双子たちの話

俺の双子たち

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Side:陸
水無の叫びが聞こえた。
「お前、邪魔なんだよ」って俺は妖魔刀で、ベルフェゴールの首をはねた。
「時間かせぎだ」て言い残して、灰になっていくベルフェゴール。

そのまま急いで、烈を捕まえてる、ベルゼブブに蹴りいれて離した。

「お前、何してくれてんだよ!」って俺だ。
「サタン様の邪魔をするな!」ってベルゼブブ。

烈と水無は平気か?
ベルゼブブの胸を貫いた。「ぐふぅ、サタンさまぁああーーー」って言って、灰になった。
それと同時に紫のドームが徐々にくずれおちていく。

問題はあそこの門だ。
サタン以外にもいる。

俺は、烈と水無をかかえて、屋上へおりた。
「オヤジ!」「父さん」って烈と水無。

「烈、水無、何があってもここから動くなよ!」って俺。
「オヤジなんでだよ!」って烈
「いいか、サタン以外にもいる。 俺がなんとかするから、お前達は動くな! ジジイによろしくいっておいてくれ。 あと、久美にもな」って言って俺は門のほうに向かった。

「ベリアル!」
「陸君、いいのかい?」ってベリアルだ。
「方法がないだろ」って俺。
「わかった、いこう」ってベリアルだ。

俺は妖魔刀を振り上げて門を切り裂いた。
「きゃはは、まってたぜ」ってサタンだ。
じゃあな。 いつの日か戻る。

◇◇◇
Side:烈
何がおきてるのかわからない。
目の前でオヤジが、妖魔刀で門を切り裂いたと同時に蒼い炎で包まれた。
眩しくて、目がくらむ。 それと同時に、俺達が戦ていた悪魔だけが灰になっていく。

「温かい」って水無。
妖魔刀で斬ったものは、悪魔・妖怪ともの祓はずなのに。
「オヤジのいってた切り分けか」って俺の口から紡いだ。

「父さんは?」って水無。
おかしい、オヤジの妖力が感じない。
「オヤジ!」って、オヤジの身体が空から落下してる。
俺は急いで、オヤジの身体を抱き、地面に着地した。

「「総大将!!」」って集まる皆だ。
「父さん」って水無もかけよってきた。
「オヤジ!」ってゆり動かしても、反応がない。 妖力が感じないし、眠ってるようにしかみえない。
「烈、水無、陸をつれていくぞ」って声でふりむくとひいジジイだ。
「「どこに!」」って俺と水無。
「ついてこい!」ってひいジジイの目は本気だ。
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