高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

2章：俺の双子たちの話

不思議な空間

「ベリアルどこにいったんだ」って俺は、おちつくため、タバコに火をつけて一服する。
「それよりよ、なんでこのアーサーって人うごかなくなんたんだ？」って剛。
「まったく、よくわからないよね」って海斗。

そう、俺達は空間で動けるのに、アーサーって人は紫色に同化した状態で動かなくなった。
「まさか人外だけが動けるとかないよな」って俺。
「まさかね」って海斗だ。
「とりあえず、お嬢の所いこうぜ」って剛。

確かに、水無がどうなってるのか気になる。
そして、体育館にいくみちすがら、授業中の人間達はみな紫色に同化した状態でとまってる。
時計もとまってるし、もう何が何やらだ。

体育館に行くと、水無が体操着のまま独りオロオロしてる。
「水無！」って俺。
「烈、これいったいどういう事？　急に歪んだと思ったら皆うごかなくなったのよ」って水無だ。
「とりあえず、着替えられるのか？」って聞く俺。
「それが、私の荷物だけ大丈夫なんだよね。」っていって、バックを見せてくれる。
「確かに、俺のも平気だ」って剛。
「俺もだ」って海斗。
「同じく」って俺。　妖魔刀と小太刀も両方とも使える状態。
「「「「まじ、なんなのさ！」」」」って俺達。

「水無、着替えてこい」っていって、更衣室で着替えさせた。　
「脱出できるかどうか、屋上いくか」っていって、俺達は屋上へ向かった。

この時、俺達は屋上へいくべきではなかった。