高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

2章：俺の双子たちの話

修学旅行は京都

京都の駅に到着した俺達。
「烈！」ってその声。
「水無？」って俺。　なんか、一条学園の生徒達がいるし。　どういう事？

「京都組の案内は、一条学園の生徒が交流を含めてしてくれる事になってるんだぜ」って剛。
「なーあるほど。」って俺。
水無ともう1人の生徒が俺達の所にきた。
「それで、俺達の班の案内が水無ってこと？」って俺。
「「「「そう」」」」って重なる、海斗、剛、根岸さんに坂田さんだ。
「俺だけ知らなかったってわけね」って俺だ。
「陸、その発表の時にねてたからです」って海斗に突っこまれた。　そう言われると何も言えなくなる俺だな。

既に、水無ともう1人の女生徒は、女子同士なんだが仲睦まじい。
「烈、剛、海斗」って水無に呼ばれた。
「美樹ちゃんと恩ちゃんにも紹介したけど、彼女が翠ちゃん」ってもう1人の生徒を紹介してくれる水無。
「へぇ～、彼女が、翠ちゃんか」って俺。　初対面だけど、水無から翠ちゃんの事、散々きかされてるから、初対面な気がしない。
「もしかして、烈君ですか？」って翠ちゃん。
「そう」って俺。
「水無ちゃんから、よく話きいてるので、初対面な気がしないですけど、はじめまして、室井翠です。」って室井さんね。　って初めて、翠ちゃんの名字しったよ。
「俺も水無から聞いてるから、なんか初対面の気がしないけど、俺が野呂瀬烈で、こいつが鳳来海斗、であっちにいるのが轟雷剛な」ってとりあえず海斗と剛も紹介しておく。
「水無ちゃんから、お話はよくきいてます」って室井さんだ。
「「よろしくね」」って海斗と剛。

修学旅行は、水無というより室井さんの案内で、名所めぐりする事になった。
俺にとっては、まともに京都を巡るって事した事なかったし、なかなか楽しめた。

母さんは仕事で忙しいらしくて、会えなかったけど、2泊3日の京都旅行は何事もなく終わった。