高校生の身体を乗っ取った事になった俺の話だけど、結局は俺の話

八木恵

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2章:俺の双子たちの話

久しぶりの母さん

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夕方には京都に到着した俺達。
いつも通りに、母さんの会社の系列ホテルのスイートルームに水無の荷物もっていく。
扉が開くと、すでに母さんがまっていた。
「陸様に烈、ひさしぶり。 水無、おかえりなさい」って微笑んでる。
「オヤジも母さんにあってなかったのか?」って突っ込む俺。
「GWの後は、そうだな、水無を京都に送迎の時にちょこっとあったくらいだ」ってオヤジ。

まじですか。
「そうよ。 ゆっくり会うのは、本当ひさしぶりね」って母さんだ。
「そうだな」ってオヤジ。 
いやいや、時間つくって会えばいいのに。 なんかこの2人の関係がわからなくなる。

「それよりも、烈、少し身長のびた?」って母さん。
「ああ、今、178CMになった」って俺。
オヤジ185Cmでまだまだだけど、とりあえずこの1年で3CM伸びたんだから、俺まだ成長期だよな。

「烈、この一年、水無のわがまま聞いてくれてありがうね」って母さん。
「まぁ、無理くりいろんな所案内させられたけどね」って俺だ。
「陸様?」って母さん。
「烈には言ってない」ってオヤジ。
「うふふ、そうでしたの」って母さん笑ってるし。
オヤジ、どういう事だ?
「オヤジ、何をいってないんだ?」って俺。
「水無が着た時の手紙に、なるべく水無が好きな事をさせるようにって書いてあってな。 あとその面倒は、烈がみるって事になってたんだよな。 まぁ、結局、烈がみただろ」ってオヤジだ。 結果論はそうだけどよ。
「なんで教えなかった?」って俺だ。
「うふふ、教えたら、水無の面倒みたのかしら?」って母さんに突っこまれた。 
確かに、ネズミランドとか、いろんなところいかずに、本家にいる本家勤めの奴に頼んでたかも。
「みてた」ってとりあえず言っておいた。
「どうだかな」ってオヤジだ。
「ふん」ってしか言えない俺だ。
そしたら、笑ってる母さん。

その後、家族で食事して、久しぶりにオヤジの案内で一条家で宴会になった。
いつも通り、途中から辰巳さんも合流して、そして怒鳴り込む卓巳さんだ。
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