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2章:俺の双子たちの話
水無の友達作り①
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四葉学園にはいって、1カ月半経過。
GW中は、水無は、京都へ一回帰っていった。 俺とオヤジは、その間いつもの家族の日で一泊だけした。
オヤジの仕事の手伝いがあるからな。
水無が本格的に母さんの手伝いするのは、高校卒業してかららしい。
なんだ、この違いって思ったけど、オヤジって、13歳の時からもう裏稼業の仕事はしていたって考えると、うちの組じゃ当たり前なのかもしれん。
実際、海斗に剛だって、稼業の手伝いしてるみたいだしな。
GW開けて、数週間経過すると、クラス内のグループもできてくる。
俺は、結局、剛、海斗、水無と行動してる。
「はぁ~、なんか、GW中に翠ちゃんに会ったら、女友達が恋しくなる」って水無。
水無もなんだかんだで15歳から喫煙してる。 女性向けの細めのタバコ。
「俺といないで、クラスの中にいないのか?」って俺。
花札しながらの会話。 今は昼休みで、誰もこない屋上にいる。
「呪力持ちとは友達になりたくないもん」って水無。
「お嬢、たしかに、呪力もちは嫌っすね」って剛。
「お嬢の前後って、七条に二宮ですもんね」って海斗。
「そう、2人共呪力持ちの陰陽師の家系よ。 しかも、七条は、京都出身。 話かけられるけど、私、京都弁はなせないし。 実際、京都の町もあまり歩いた事ないのよね」って水無。
「確かに、俺もさんざん京都いってるけど、ホテル、旅館、天狗山と一条家しかいってないな」って俺。
「若、最後の一条家って」って突っ込んでくる海斗。
「オヤジが、辰巳さんと卓巳さんと知り合いでな、京都で宴会する時は、一条家の庭でするっていうのが定番なんだよ」って俺。
「一条家の料理とお酒美味しいのよ」って水無。
「オヤジがもってくるけど勝手に」って俺、タバコに火をつけて一服。
「さすが、若の家系ってしかいえないっすよ。 これでどうだ」って剛。
「残念、俺の勝ち」って俺、また勝った。
「また、烈の勝ちじゃない。 それよりも、翠ちゃんみたいな子っていないのかな。」って水無。
「翠ちゃんに会ったことないからわからねぇーって」って俺。
「うんとね、ほんわか、にこにこしてる子」って水無。
「俺の隣の根岸さんなんてどう?」って海斗。
「あの子、ほんわかしてるの?」って水無。
「呪力ないし、なんかいつもぼーっとしてる感じ?」って海斗。
「剛の隣の子は?」って水無。
「五島で、呪力もち。 量は少ないけどな」って剛。
「高校にはいると、呪力もち多いわよね」って水無。
「だな、クラスで6人はいる」って俺。 呪力の量は違うけどな。
「その根岸さんって子に話しかけてみようかな」って水無。
「じゃぁ、俺、仲介しますよ」って海斗。
水無もよく人間の友達をつくるよな。
GW中は、水無は、京都へ一回帰っていった。 俺とオヤジは、その間いつもの家族の日で一泊だけした。
オヤジの仕事の手伝いがあるからな。
水無が本格的に母さんの手伝いするのは、高校卒業してかららしい。
なんだ、この違いって思ったけど、オヤジって、13歳の時からもう裏稼業の仕事はしていたって考えると、うちの組じゃ当たり前なのかもしれん。
実際、海斗に剛だって、稼業の手伝いしてるみたいだしな。
GW開けて、数週間経過すると、クラス内のグループもできてくる。
俺は、結局、剛、海斗、水無と行動してる。
「はぁ~、なんか、GW中に翠ちゃんに会ったら、女友達が恋しくなる」って水無。
水無もなんだかんだで15歳から喫煙してる。 女性向けの細めのタバコ。
「俺といないで、クラスの中にいないのか?」って俺。
花札しながらの会話。 今は昼休みで、誰もこない屋上にいる。
「呪力持ちとは友達になりたくないもん」って水無。
「お嬢、たしかに、呪力もちは嫌っすね」って剛。
「お嬢の前後って、七条に二宮ですもんね」って海斗。
「そう、2人共呪力持ちの陰陽師の家系よ。 しかも、七条は、京都出身。 話かけられるけど、私、京都弁はなせないし。 実際、京都の町もあまり歩いた事ないのよね」って水無。
「確かに、俺もさんざん京都いってるけど、ホテル、旅館、天狗山と一条家しかいってないな」って俺。
「若、最後の一条家って」って突っ込んでくる海斗。
「オヤジが、辰巳さんと卓巳さんと知り合いでな、京都で宴会する時は、一条家の庭でするっていうのが定番なんだよ」って俺。
「一条家の料理とお酒美味しいのよ」って水無。
「オヤジがもってくるけど勝手に」って俺、タバコに火をつけて一服。
「さすが、若の家系ってしかいえないっすよ。 これでどうだ」って剛。
「残念、俺の勝ち」って俺、また勝った。
「また、烈の勝ちじゃない。 それよりも、翠ちゃんみたいな子っていないのかな。」って水無。
「翠ちゃんに会ったことないからわからねぇーって」って俺。
「うんとね、ほんわか、にこにこしてる子」って水無。
「俺の隣の根岸さんなんてどう?」って海斗。
「あの子、ほんわかしてるの?」って水無。
「呪力ないし、なんかいつもぼーっとしてる感じ?」って海斗。
「剛の隣の子は?」って水無。
「五島で、呪力もち。 量は少ないけどな」って剛。
「高校にはいると、呪力もち多いわよね」って水無。
「だな、クラスで6人はいる」って俺。 呪力の量は違うけどな。
「その根岸さんって子に話しかけてみようかな」って水無。
「じゃぁ、俺、仲介しますよ」って海斗。
水無もよく人間の友達をつくるよな。
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